７月の予想

７月３０日（２回福島６日目）

詳しくは日記に書くが、慣れない大金を持つと、いいことがない。ホントに自
分の我慢弱さ（こんな言葉あるのかね）に腹が立つ。収支だけはさらに良化し
ているが、自分自身では到底、納得できないよ…。いちおう、３日間連続プラ
スなんだけどな…。

前日とは打って変わって、レース数が減っている。「これは」と思えるレース
がない限り、基本的には手を出せない。ただでも取材不足になりがちな夏場だ
けに、少ないレースに多くの資金を投入して、ハイリターンを目指したい。福
島では、６Ｒのトーホウスペシャル。デビュー戦でも狙ったが、やはりトニー
ビン産駒だけに、芝でこそのタイプだろう。強気に狙ってみる。特別以降に面
白味のあるレースが少ない福島にあって、勝負したいのは８Ｒ。エイシンメル
ボルンは腰の弱さがあって休養が長引いていた馬だが、中間に乗っていたサン
チェスＪが「前走とは雲泥の差」と（いう意味のことを）言っていた。家族の
急病で帰国したサンチェスＪも、騎乗できないことはさぞかし残念だろうが、
ここは北村宏Ｊの手綱に期待したい。しかし、そこにいる強敵がヤマニンプラ
シード。担当厩務員さん（名前は分かりません…）が「５歳未勝利だけど、出
られたら自信があるんです」と強気だった。前走で手綱を取った坂井Ｊも「イ
レ込みさえなければ、いい勝負になる馬だよ」と証言しており、決して人気の
組み合わせではないが、１点勝負に大金を投じてみたい。
函館のカフェブランは、能力上位に賭けた。相手は少し薄めを狙ってみる。そ
して３歳Ｓ。ラベンダー賞の勝ち馬が抜けた組み合わせ、ということもあるが
そのラベンダー賞の内容がよかったマイネルジャパンが本命だ。「まだあんな
に歩様も固い馬なのに、これだけ走れた。ステークスがホンマに楽しみやで」
と佐々木晶師もトレードマークのえびす顔で手応えを強調していた。相手も３
歳戦向きの快速馬ゲイリームーチョ、能力の高さが感じられるマイネルコンシ
ャスを筆頭に、計５点で勝負する。

本日の買い目

７月２９日（２回福島５日目）

回収率が１００％に満たない限り、負けは負けである。とはいえ、テラ銭を２５％
取られていることを思えば、先週の土日のプラスによる回収率の上昇でそれなりに
胸を張れる収支にはなったのではないだろうか。もっとも、もともとは長い間８０
％未満でうろうろしていただけに、気を抜けばすぐに元の木阿弥になってしまうは
ず。これにおごることなく、さらに上を目指していきたいものだ。それにしても、
ふと思い返してこのコーナーの開始当初を見てみたが、１日の予算は２〜３万円で
始めていた。取り返そうという気持ちなのか、ただ単に歯止めが利かない性格なの
か分からないが、まあ、買いたいレースを自分が買うだけ予想する、という基本的
スタンスなので、バカげた金額だと思われても、このスタイルでいこうと思う。し
かし、ちょっと多すぎるよな。どう考えても。回収率だけ見ていれば立派だけど、
３０万近く負けているわけだし…。とにかく、引き続き頑張るだけです。はい。

レース数は多いが、投資金額はそれぞれ少し控えたつもりである。ちょっと人気薄
のところを狙っているので、そういうレースは額を増やす必要はないだろう。５Ｒ
のパソリブレは、母が南関東のダート戦線で活躍した血統を考え、初ダートでこそ
の狙い。６Ｒの新馬戦は軸鉄板で、前走より距離が延びていいライフフォンテンと
１点勝負でいく。８ＲのジャンプＳは、本来ならばチアズニューパワーやトキオエ
クセレントが実力上位のところだが、チアズはやや本調子を欠いており、トキオも
前走を見る限り、もう少し経験が必要かという気になる。火曜日の朝イチで「週刊
誌見せてもらえますか？」と近づいてきたのはセリサイトダンディの宗像Ｊ。オー
プンといえども１勝馬だけに、登録頭数が気になったようだ。無事に出られそうだ
と分かった時のホッとした表情からみても、期待度が伝わってきた。自在に前につ
けられる脚質からも、福島の障害コース（コーナリングの器用さが要求される）に
適しているとみる。本日最大の勝負レースは１０Ｒ。ベビーグランドとサンデーピ
クニックが注目を集めるところだが、あえてメジロマリーから入りたい。２走前を
勝った時に大久保洋師が「これでうっすらと秋（秋華賞）が見えてきたかな」と口
にしたことを思い出す。前走も勝ち馬にこそ屈したものの、しまいの脚は際立って
いた。強敵相手のオッズ的妙味を思えば、今回こそ狙い目だろう。
函館では、５Ｒのオカトラノオが堅い。前走は太目で苦しがったのか、直線で激し
く外にヨレてしまった。単が勝負して、連の相手は人気薄を狙う。９Ｒのレーシン
グスパイスは、前走でも狙ったのだが、スタートで軽く５〜６馬身の出遅れ。諦め
ていたのに、ご丁寧に４着に追い込んできた（複勝勝負だったのだ）。中間の調教
が軽いのは気になるところだが、名手・岡部Ｊを配してきたあたりに、厩舎の勝負
気配も感じられる。強気に狙ってみたい。
小倉の２鞍はあくまでも注目の馬、というところまで。

本日の買い目

７月２３日（２回福島４日目）

夏場には珍しく、買ってみたいと思えるレースが多い日曜日となった。給料
前で資金繰りは苦しいところだったが、福島１２Ｒの好配当的中で資金も大
幅に増やせたので、いい意味の調子に乗っていきたいと思う。

福島は、堅いところをガッチリ取りに行く作戦。唯一、８Ｒだけは人気薄を狙っ
てみたが、基本的には堅い軸馬ばかりとみている。あくまで、裏バー防止策のよ
うなもの。
函館では５Ｒに注目。昨年、幻のダービー馬と惚れ込んだマイネルプラチナムの
存在は今なお記憶に焼き付いているが、そのマイネルプラチナムと同じ父シルヴ
ァーエンディング、同じ矢野進厩舎、同じ木幡Ｊ、同じ小松厩務員である。さら
に言えば、初戦のダート戦で敗れて、折り返しの芝で変身した（２着）のがプラ
チナム。ここも芝替わりで変わり身があってもおかしくない。木幡Ｊによれば、
「芝の方が良さそう」ということでもあり、ここは思い入れも込めて。メーンは
雨が気になるところだが、再びダイワカーリアンから。正直、週の真ん中あたり
までは本命にするかどうか悩んでいたが、ケイエムチェーサーの回避で展開利が
見込めるだけに、再度、狙うことにした。前走ではエアギャングスターに詰め寄
られたが、最後は逆に抑える余裕。昨年の札幌記念を見ても、スムーズに行けれ
ば距離はもつ馬だ。ハンデも思ったより軽く、逃げ切りを期待。荒れるレースだ
けに、馬連は人気薄まで手広く流す。なお、エアギャングスターは、前走の最後
のタレ方と、今週の調教（軽めのうえ、直線で手前を変に替えていた）が気にな
って無印とした。さて、どう出るだろうか。
小倉のヒサコーボンバーの単は、観戦料。できることなら、このハンデでも圧勝
して、秋にゴーカイとの対決を楽しみにさせてくれる存在となってほしいもの。
メーンのトシザミカは、大きく狙いたい。函館記念のレガシーハンターというお
手馬にも依頼があった河内Ｊが、こちらを選択した事実。しかも、小倉では何と
たって２鞍の騎乗なのだ。これが何よりの勝負の証しとみる。単勝で。

本日の買い目

７月２２日（２回福島３日目）

カゼで寝込んでいる時だけに、あまり多数のレースを書くのも大変だから、と
いうわけではないが、事実、楽ではない。少ないレースで効率よく当たれば何
よりなのだが、レース数が少ないだけに裏パーの可能性もあるだろうなぁ…。

小倉のメンバーはなじみがないこともあって、ここは福島と函館に絞っていき
たい。福島では降級の利がある９Ｒのロバリーダッシュから入るが、前走で見
せ場のあったサクラスマッシュ、福島で鮮やかな勝ち方をしたことがあるミュ
ージックロードとのタテ目も抑えたい。メーンはストラテジーから。春先には
リワードフォコンやモリスガタと比較しても上位の評価を陣営が下していたほ
どの素質馬で、クラシック戦線には乗り切れなかったものの、共同通信杯や、
弥生賞といったトライアル路線の王道を歩ませたことに期待度がうかがえる。
休み明けでこそ狙ってみたいタイプだ。１２Ｒのエレガントレガーロは５００
万なら能力上位。ここもトウカイステラ、ルビーフォンテンとのタテ目を抑え
て馬連流し。
函館では９Ｒのケイアイバリアが狙い目。大外枠は有利な材料ではないが、前
走も大外からよく追い込んでいた。先週、函館で話した奥沢調教厩務員も「次
あたり、いいんじゃないかな」と言っており、前走に続いて狙ってみたい。

本日の買い目

７月１６日（２回福島２日目）

単複中心に予想するパターンが増えている。「複勝を買うのならワイドじゃない
の？」という声も良く聞くのだが、ワイドを買って抜けたりしたら、それこそ守
りにもならない。確かに、ワイドで好配当になる組み合わせを馬連で買い、１着
３着を食らうケースは多いが、あくまで複勝は保険のため。何度か、そのおかげ
でいい思いもしているし、ワイド不買のスタンスを崩すつもりはない。

帰りの飛行機まで時間もないので、予想は手短に。福島では１０Ｒのダイワオア
フ。馬の好不調をハッキリ伝える秋山師は、前走時に「中間に深管を気にしたか
ら、状態は万全とは言えない。叩けば変わると思うけど」と話していた。果たせ
るかな、人気を裏切る失速となってしまったが、それだけに中間が順調ならぱ、
巻き返せるだけの実力の持ち主であることも確か。ここは一変するとみる。
函館では、ルーキー田嶋Ｊのおススメを平場で２鞍。オカトラノオもシルクマキ
シマムも楽に争覇圏内で、配当的な妙味を考えると後者だろうが、どちらもガッ
チリ抑えたい。１０Ｒは波乱の気配が漂うが、中心はアドマイヤライト。相手を
ひねって、馬連で流してみる。
小倉はメーン。掲示板でオススメを受けたからではないが、トウショウノアの勢
いに賭けてみたい。「もともと素質はあったけど、肉体、精神の両面が成長して
きた」と渡辺助手も認める充実ぶり。夏場は格より勢いを重視するのがセオリー
でもあり、ここは良血開花に託す。

本日の買い目

７月１５日（２回福島初日）

先週は土日とも可もなし不可もなしという収支。福島はあまり得意ではないだけ
に、勢いをつけたかったが、惨敗を喫して乗り込むよりはマシと受け止めたい。
自分自身が函館にいるだけに、重視するのは函館で。それにしても、予想開始か
らの投資金額は２００万円を突破している。この収支、健闘と言っていいものか
どうか…。回収率より金額の問題のような気がする。

福島ではメーン。グラスベンチャーの前走は、勝ったと思ったものの、ゴール前
のクビの上げ下げというより、ハナの上げ下げ（んなものねえか）で負けた。尾
形師も「有馬記念のグラスワンダーの逆だったねえ」と苦笑いしていたが、力量
の確かさを改めてアピールしたのは間違いない。古馬相手といっても、準オープ
ンからの降級馬に目立った実力馬がいないここは、フレッシュさで勝負になる。

函館ではまず３Ｒ。今週、一緒に焼肉を食べに行った梶Ｊ（彼の名誉のために付
記すると、彼とは悪い夜遊びは断じてしていません！）が、「勝てるとしたら、
この馬です」と教えてくれたサンエムウイングスの単複で応援したい。９Ｒのア
トミックコールは、まずその本命の根拠の前に中央馬についてふれる。「芝適性
がどうか」（Ｍジャパン）、「少し太いかもしれない」（Ｔデザート）、「中間
に１日休んだ影響がどうか」（Ｍヘネシー）というように、いずれもどこかに不
安を抱えているのが現状。新潟、盛岡の２頭も、キャリア１戦では、強くは推せ
ない。となると、例年の傾向どおり、キャリアに勝る道営馬を買うのがセオリー
ということになる。栄冠賞では４着だったアトミックコールだが、スピード任せ
に押し切るタイプより、こういった差し馬タイプが芝適性を感じさせるだけに、
父トロットサンダーの血統からも、ここが狙い目ではないだろうか。道営の若手
では随一の腕利き五十嵐Ｊの手綱に期待したい。メーンのステップビートは、初
めてのダート戦になる。血統的には芝向きで、正直、どうかという思いもあるが
とにかく今週の調教の動きが抜群によく、思い切って狙ってみたい。
小倉では１０Ｒのピープルヒーロー。ここはかなりの好メンバーと言えるレース
になったが、実力でいえば楽にワンランク上で戦えるものを持っている。強気に
単と馬連で勝負したい。

本日の買い目

７月９日（４回東京最終日）

競輪場でバタバタしながら競馬の結果を気にするというのは、どうにも精神衛生
上よろしくないものだ。ギャンブルの掛け持ちというのは、アブハチ取らずにな
るものと心得たい。

前日に比べると、あまりこれ、というレースはない。東京ではメーン。手堅くい
くならスエヒロコマンダーだろうとは思うが、ひとひねりしてグランドシンザン
から入る。頻繁に「泣き」を入れることで知られる慎重派の坂田師も「３度目な
ら少しは変わってくれるでしょう」と前向きなセリフを口にしていた。けいこ役
の松井助手は「荒れた馬場は得意だし、他が苦にする分いいでしょう」とこちら
も前向き。人気の盲点になりやすい地味なタイプで、配当的な妙味十分とみる。
最終のダスティーウィンは、前走で勝ったと思ったところを外から一気に行かれ
てしまった。だが、サンチェスＪも手の内に入れたことだろうし、今度こそ勝ち
星をつかむだろう。
きょうの勝負レースは、阪神のメーン。Ｇ１での実績がある牝馬が集結し、何頭
かは七夕賞でも本命になりそうな実力馬だが、あえてトウカイティアラから入っ
てみる。松元省師は「敗因が明らかな２走前はともかく、前走には納得がいかな
い」と不満げだが、「ここでいいレースをできないようでは、秋がどうこう言っ
ていられない」と本音をもらした。それだけ素質の高さを嘱望している存在であ
ることは疑いない。阪神との相性の良さも特筆できるものがあるだけに、単、馬
連で攻める。

本日の買い目

７月８日（４回東京７日目）

先週の日曜日はコツコツ当てて、マイナスはマイナスだが収支としてはまずまず。
あまり「このペースで」などとは言えないが、惜しいハズレも多かっただけに、リ
ズムだけは大事にしたいものだ。もっとも、本人が夏休みなので、取材不足になっ
ていることは事実。その方が当たるかもしれないけれど…。それよりも問題は開催
されるかどうかだろう。開催されたとしても、馬場が難しい。何とも厄介だ。

阪神に面白いレースがないので、２場で。東京の１Ｒで勢いをつけたいところ。
ここは「調子いいですよ」と釘本調教厩務員が言っていたジョウノキャンドルと
初戦のレースに騎乗した蛯名Ｊが「次は良くなる」と言っていたエイユーキンノ
ホシで１点勝負。どちらもデビュー戦でいいスピードを見せていただけに、２戦
目での変わり身が見込めるだろう。６Ｒのミレニアムクイーンは、初戦のレース
ぶりに素質の高さがうかがえた。順当に勝ち上がるチャンスとみる。午後の勝負
は９Ｒ。ロジータの仔カネツフルーヴの単勝にぶち込みたい。クラシック路線を
歩んでいた春先から「行く行くはダートでブイブイ言わしたるから、覚えとけ」
と厩舎の助手さんたちが言っていたことを思い出す。本格化は秋になるかもしれ
ないが、ダート２戦の内容（７馬身差圧勝と、大出遅ればん回の２着）から見て
まず勝ち負けになる。単が何よりの妙味だろう。１１Ｒのハタノアドニスは、同
厩舎マイネルエアメールに人気が集まるゆえの盲点。もともと畠山吉師は「互角
です」と前走時に話しており、斤量も前回の５７ｖｓ５６が今回は５５ｖｓ５７
になったとあれば、コンマ４秒差は逆転するのが普通だ。連軸はこちらで堅いと
みる。
続いて函館。勝って同条件の７Ｒは堅いとして、妙味は９Ｒだろう。もともとこ
の条件では能力上位で、前走あたりでは、まだ少しモタつくシーンが見られたが
そろそろ走りごろ。単と馬連で買ってみたい。

本日の買い目

７月２日（４回東京６日目）

予想コーナー開設以来、２度目の万馬券的中である。過去の１回は、予想した目を
買わないという暴挙（愚挙）に出てしまい、取れなかったという苦い思い出がある
だけに、今回は馬券も当ててうれしさもひとしおだ。次週の夏休みへの、いい資金
づくりができたと思うが、なにせ土曜日。守り通せない可能性も残されている。決
して弱気になっているわけではないが、単複中心にいきたい。

暑さのあまり頭がボーッとしているので、すべて簡潔に。東京では１０Ｒのキク
カグロリアスがいいだろう。前走の勝ちっぷりは、人気のなさからは考えられな
い優秀な内容で、昇級でも問題ないと思わせるもの。多少、馬場が荒れているこ
とを菊沢徳Ｊも心配していたが、良馬場でさえあれば、何とかこなしてくれると
みた。なお、東京競馬場では、土曜の全レース終了後、芝コースでローラーかけ
が行われている。多少、馬場の荒れが修復されていると思うので、ご注意を。
阪神では、１１Ｒのオナーズリターン。実はこの馬、次週の七夕賞をもにらんで
いたほど、陣営では素質を買っている。その七夕賞は、東京の馬場が悪いことを
考慮して自重し、今週の出走に踏み切ったわけだが、坂本助手によれば「まだ体
質の弱いところは残っているが、前走を使った後は順調」とのこと。前走の勝ち
っぷりはケタ違いで、単勝は配当が低そうなだけに、ここは馬連で相手探し。
函館もメーンで、狙いはフェイマスケイ。ここにきて落ち着きが出てきたという
談話は、嶋田騎手、馬渕厩務員とも同じで、特に普段の日の調教がスムーズにで
きるようになったことが大きいという。騎手候補生の大庭くんが日々の調教を担
当しているが、馬渕厩務員によれば「とにかく引っかかる馬で、助手も乗るのを
嫌がるような気性なんだけど、最近はアイツもコツをつかんできたみたいだな」
と厩舎の「あんちゃん」（候補生と見習い騎手の総称）に目を細めていた。輸送
の後だけに、多少の不安は残るものの、函館競馬では２戦２勝という相性の良さ
を誇る嶋田Ｊの手綱にも期待したい。

本日の買い目

７月１日（４回東京５日目）

６月後半に入って、だいぶ回収率を落としている。Ｇ１シリーズが終わって気が
抜けたのか、取材不足を露呈しているのか分からないが、金額が増えていけばい
くほど、回収率の大幅アップは難しくなる。まずはせっかく到達していた８０％
回復を目標に、頑張っていきたい。

東京は１０Ｒのサンタイアフェアー。ヤワタセブンとどちらを本命にするか悩ん
だが、追い込み脚質のヤワタセブンにとって最内枠はマイナス材料と考えられる
だけに、対抗に落とした。サンタイアフェアーは、休養前の戦績から考えると、
ここ３戦の成績は信じられない不振。しかし、ズブさが目立つものの、だからと
いって２１００ｍが合っていたわけではないようで、しまいの伸びを欠いてしま
っていた。前走では少し行きたがる面も見せていたし、１６００ｍならば、伸び
も変わってくるだろう。
阪神では９Ｒのワールドホーラー。今週、有力馬がズラリと揃った長浜厩舎の中
でも、この馬に対する師の期待は大きく「準オープンくらいまでは出世してくれ
ると思う」と言う。そんなに強気なことを言う人ではないだけに、オープン級の
素質、と受け取っていいだろう。「次開催からは古馬との対戦になるし、デキの
いい今回のうちに何とかしたい」と具体的な勝利への意欲も口にした。血統的に
距離もこのあたりがいいようで、連勝のチャンスとみる。８Ｒのマイネルクレイ
ンも、ここ２戦は着順ほど負けていない。乗り鞍が揃った西原Ｊの手綱さばきに
も注目したいところだ。
函館のパンドラロードは、外せない鞍。テレビのドキュメントでも放映されてい
た大久保調教厩務員の担当馬だが、何せ５歳未勝利の身でいきなり９００万下を
勝ったのだから恐れ入る。前走の勝ちっぷりも完勝と言っていいものだったし、
直前輸送とはいえ、５００万ならモノが違うだろう。

本日の買い目

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