反省の弁（１２月２３日付け）

あえて恥ずかしい数字をさらし続けることで、自分への戒めとします。仮にも現場で働く記者が予想を
公開して、しかも自分の選んだレースのみで勝負して、この回収率。我ながらあきれ果てる数字です。
自分も今年は予想コーナー以外のレースで万馬券を当てたりすることもありましたが、敗北金額はこれ
よりも大きい負け（１１月下旬以降だけで、膨大にふくらみました）。言い訳のしようもありません。

敗因というか、原因は分かっていました。「当たる馬券」ではなく「当たってほしい馬券」ばかりを推
奨し、購入しているんです。確かにこういう馬券は、当たるとうれしい。しかし、それだけではイカン
のですな。大事なお金を賭けている以上。それでも、時にはいいことがあるのではないかと買い続けた
結果が、この惨憺たる数字です。というわけでここに宣言。

平成１４年は、年明けから無期限で馬券の購入をやめます。

これは、日ごろから言う「馬券の売り上げこそ、競馬の発展そのものにつながる」という持論に対して
著しく矛盾するものでありますが、この下半期に来ての馬券購入は、明らかに分不相応なものであり、
売り上げとして発展に貢献するだけのことは十分にしたという自負があります。平たく負け続けて到達
する額を負けた、というだけでなく、投資そのものの額も十分すぎるほどでした。できることならば、
今後もすべてのレースに手を出していきたいと思うのですが、さすがにリズムも悪すぎることだし、し
ばらく休養ですね。無期限といっても、自分の思い入れがある馬や、取材の結果確たる自信を得た馬が
出てくることはあるでしょう。しかるべき期間が過ぎた時には、きちんと宣言して復活します。それは
もちろん、しかるべき我慢を経て、しかるべき損失の補填ができた後になりますが。

これに伴い、当然ですが予想コーナーも休止いたします。別に面倒になったわけではなく、純粋にこの
ような回収率でご迷惑をかけ続けることが心苦しくなったためです。まずは自分のフォームを取り戻し
て、どのようなスタンスで臨むかを構えなおし、改めて皆さまにご提供できるような予想をしたい、と
考えております。そんなに長い期間にはならないと思いますが、数少ない、楽しみにしておられた方、
しばらくの間、このコーナーをお忘れくださいませ。ご迷惑をかけ続け、まことに申し訳ありません。
いつかきっと、取り返す馬券を当てたいと思います。折を見て、楽しめる話があれば掲示板などに書い
ていきますので、週末はそちらもご注目くださいませ。

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