2月の予想

 

ここは本当に文字だけでやります。たぶん短くはできないので、馬券
好きな人だけがじっくりと読んで下さい。一応、
勝負レースを赤で、
勝負馬を青で示しています。太字は特に自信がある場合。それから
くどいようですが、外れてもイジメないで下さい。おそらく本人がすごく
痛い思いをしていますから。傷口に塩を塗るのはやめましょう。

 

2回中山2日目(2月28日)

土曜は今年3度目のプラス計上。しかし、購入金額に対する比率では、
わずか3%少々の増加にすぎない。まったく何と言っていいのやら…。
実は、今週の勝負レースは土曜に多く、日曜は正直、気乗りがしない。
それでも、何頭か今後のためにもレースぶりへの注目を含めて、買って
おこうと思う。2Rのマイネルトリックはデビュー以来、買い続けている馬
だが、前回に続いて今回もビッシリ調教をやってきた。絞れない馬体が
出世を妨げている感があるだけに、多少なりとも暖かくなってきたのは
好材料だ。午前の勝負レースは5R。田村宏Jが「古馬みたいです」と
絶賛するユーワレジェンドだ。今開催の秋山厩舎は新馬攻勢だが、
この馬は血統からも新馬向き。サクラバクシンオー産駒のダート適性
を疑問視する声もあるが、バクシンオー自身がこの中山1200mの
新馬戦で5馬身ちぎったことは鮮烈に記憶している。相手は、グラン
パルファムとアマラバーチが本線。6Rのスギノブレイバーも前開催で
デビュー予定(除外)だったほど、乗り込みは豊富。相手はアイジニヤ
ーナ、ルーク、シルクアドミラル。ゲートさえまともならマイネルマーベル
も走れる馬だ。7Rはスティアーズマン。大久保洋厩舎もこの開催には
評判新馬を送り込んでいるが、この馬に寄せられる期待は高い。鈴木
助手は「今までにないヘクター産駒という感じ。兄も初戦から走ったし、
初戦から期待できると思う」と強気だった。マチカネイッチョウとの1点で
ほぼ大丈夫だろう。先々まで注目したい馬が揃った8Rは、見るレース。
小銭でハタノイチバンボシ、メジロビクトリア、シャコーグロリアのボックス
でも買っておこうか。シャコーは大江原師がデビュー前から高く期待して
いた馬。ここで距離をこなせるようなら、かなりの出世が見込めそうだ。
10Rのトウキュウアビーは、人気になりそうだが、展開、相手、調子と、
どれをとっても軸に足りる。ダートに戻って見直したいトルメンタが本線。
もちろん、ジョウテンタイムも素質を考えれば見限れない。阪神の特別は
メーン以外、妙味がなく見送り。しかし、その分、東西のメーンに備える。
中山牝馬Sは、悩んだ末にメジロドーベルの軸不動とみて本命にした。
ハナノメガミの好調ぶりが最後まで気になったが、このハンデで出走に
踏み切ったこと、春の目標を安田記念に定めたことで、逃げる覚悟まで
できていることを思えば、ちょっと他の馬では相手にならないだろう。と
なると、相手は絞らねばならない。差しタイプのスギノ、マルカ、ナリタは
オミット。ハナノメガミに加えて、軽ハンデに恵まれたサクラ、馬場が合い
そうなオーバー、ダート勝ちで評価が低いケープの4点まででまとめたい。
アーリントンCは、宗像師、田中勝Jがともに強気なバイオマスターから。
よく考えれば、朝日杯は揉まれ込む不利がありながら3馬身差に踏みとど
まっている。3kもらえればキャメロンとの差は逆転できると考えることは
全く普通のことだ。単勝で十分、勝負になる。キャメロンは元取りの抑え
に回して、歴戦のケイアイジョン、スピードケタ違いのアサクサキーマン、
ペリエの置き土産マチカネテルテルあたりを厚めに。12Rは中山ダート
1200m外枠狙いの鉄則にしたがってカゲショウシンザン。昨秋には、
脚抜きのいいこの中山ダ1200mで2着して、我が競馬史最大の爆発
の礎となったことが記憶にある。昨日不発に終わったPAT馬券は封印
したいが、ちょっと気になるのは阪神8Rのスキャニングパワーと、同
12Rのトウカイパンチ。いずれも単複を買ってひっそりと見守りたい。

2回中山初日(2月27日)

つくづく思うのだが、人気薄を狙い過ぎると、今ひとつ的中率が良くない。
素直に自信のある軸馬を推すのがいいように思う。あまりスタンスを変え
るのは良くないのだが、自信のあるレースと、狙って面白いレースと区別
するのがどうも難しい。少なくとも、毎度言っているように、本人はそのまま
買っているので、ハズレが多くてもイジメないで下さいませ。ところで、少し
気に留めておきたいのは、ダート戦。東京では時計がかかるのは当然の
ことで中山とは馬場がまるで違う。適性をよく把握しないと、痛い目に遭う
のは必至だ。まして雨が降る予報もあるだけに、要注意。さてさて1Rから。
前走で鋭い脚を見せたミホギャランと、ジーワンハンターの連で。人気を
集めそうなガルソンビクトリは、中山での2走が楽に逃げてのもの。東京
で成績を残した馬を狙え、では冒頭の言葉に反するようだが、初戦であの
内容なら、2頭とも上積みが見込めるというものだ。3Rはストロングプリ
ンス
の単。マチカネドンドンはまだ信頼性に欠ける。2回使って安定性と
いう点でみればストロングに軍配が上がろう。4Rのマイネルトレジャー
地味だが、厩舎の評価が高い。我がG誌で評判新馬に挙げられているが
「あれじゃ人気になっちゃうね」と言われた。マイネルの馬は時計が多少
地味でも、新馬でこそうまみがある。4歳戦の勝負は7R。珍しいイタリア
ンカラー産駒のカラフルワールドだ。正月開催にも使えたほどで、十分に
乗り込まれている。前の開催はダートの父内国産限定戦を予定していた
が、エルコンドルパサーも手がける根来厩務員は「芝の方がええタイプ
かもしれんぞ」と言っていた。相手が強いからこそ、狙って妙味がある。
勝負は単勝と、枠連の1−6。この6枠2頭も、将来性があり、記憶して
おきたい。連で勝負できるのは10Rタヤスメロディとフサイチミキオー
でかなり堅いように思える。芝の経験がある分だけタヤスを軸に推すが、
フサイチも「アーリントンCでもやれた自信はあった」(賞金不足で除外が
確定していた)くらい。この2頭の線は濃厚だ。京都の特別は9Rが狙い。
ダートで勝ち上がったテイエムオペラオーだが、デビュー戦で芝向きは
明らか。その時の勝ち馬クラシックステージは休み明けの分、こちらに
分がある。中山のメーンはあるゆる点での信頼度からマルゴウィナーと
したが、あまり自信はない。それならば、京都のメーンのデピュティーア
イス
。昨年から松田博師が「一度ダートを走らせてみたいんや」と力説して
いたのを思い出す。フェブラリーSで本命にしたエムアイブランに5キロの
ハンデをもらえば、勢いで通用してもおかしくないだろう。今週はPATに
きっちり振り込んできた。中京10Rタヤスハマーを狙う。高木厩舎に
依頼を受けた青木Jが「これはモノが違うよ」と興奮気味に話してくれた。
前走は初めて砂を被って嫌気を出したそうだが、そこは心得ているはず
だ。「うまくいけば楽にオープンだよ」。藤沢和厩舎で数々のオープン馬の
けいこをつけるジョッキーの言うことだ。ぶっちぎりまであるかもしれない。
あと、PATでは、京都の12Rに出走しているミッドナイトボイス、リワード
レギオン
、関東馬2頭をマークしておきたい。除外が少ない関西圏に遠征
する関東馬は、平場でこそ確たる勝算があってのものだと確信している。

1回東京最終日(2月21日)〜長いです。すみません〜

これまでの予想を振り返ってみたが、あまりに情けない数値が出ている。
このままのペースでは、このコーナーを閉鎖しなくてはならないかなあ…。
前日があまりも情けない結果に終わったこともあり、正直、出馬表を見ても
全く当たる気がしなくなっている。情けないことなのだが、さすがに裏パーを
食らうと、打たれ強い自分でも1日くらいは自信を喪失してしまうものなのだ。
だが、前日よりは自信のあるレースが多い。何とか巻き返したいものだ。
しかし、イシノスイングだけは何とかならなかったか?次走で返してくれよ。
午前は4Rから。デビュー前から松田博調教師が派手に吹いていたタガノ
ブライアン
が軸。もちろんモンテカルロは怖いのだが、時計の比較上、タガノ
上位は揺るがせない。連の相手にはモンテの他に、リージェントブラフと、
ジェイドクンが妙味。続く5Rは本日の勝負レース。島田調教厩務員が自信
をみせるマイディアマンテだ。2週前に14/16という確率にもかかわらず
除外を食らった。先週は三浦Jにお手馬がいたためここまで待機したが、
デキは変わりない。関西馬、平地準オープン馬と相手は手ごわいが、前走
の内容なら、未勝利勝ちは目前だ。単連でガッチリいただこう。素質馬揃い
の6Rは、前走に続いてマイネルフリートを狙う。どこか余裕の感じられる面
があっただけに、人気落ちの今回は複勝に保険をかけて、連を手広く買って
も元は取れるだろう。9Rのシャドウハンターは、ずいぶん狙ってきた馬だが
1度として報われたことがない。◎にしたプリンシパルSの時は、ゲートの出
が悪く、その時点でアウト。だが、もともと左回りがいいと言われてきた馬で
ある。うまく最内枠をひいた今回は借りを返してもらうつもりだ。ここも相手が
強いのは承知の上。手広く流しても高配当になるだろう。前日とは正反対に
京都の3特別はすべて妙味にあふれている。9Rは良血スリリングサンデー
にペリエが騎乗で人気だが、前走で自信の推奨にこたえたオーディーウィン
も、先を見据えていればこそ、武豊が騎乗するのではないだろうか。アドマ
イヤベガがいるだけに、今さら乗り替わることもなかろうが、前走で見せた脚
は、ちょっとケタが違う。3頭立てのようなレースだし、単こそ妙味だろう。
もちろんスリリングが本線だが、ニシノセイリュウにも底知れぬ不気味さが
ある。連も2点買っておきたい。続く10Rはアルファーリバー、リワードタイ
タン
の関東馬2騎。ニホンピロジュピタやタガノサイレンスに人気が集まる分
人気の盲点になる。淀短距離Sは、展開がポイント。快速サウンドワールド
にトキオパーフェクトがどう絡むか。どうあってもスローはない。しかし人気の
サウンドの調教が気になる。前回よりしまいを1秒も要しているだけに、粘り
を欠く危険性はあるのではなかろうか。前走でぶっちぎったハートマンには、
本格化の一言がふさわしい。逃げなくても競馬ができるのは前走で明らかに
なっている。強気に単勝を買うが、相手の本線はアグネスワールド。フェブラ
リーSでも、2着エムアイブランの手綱を離すことまで武豊に考えさせた器だ。
結果、熱発でかなわなかったが…。いずれにしろ、こちらの逆転もあり得る。
順序が逆になったが、クイーンC。レッドチリペッパーは、確かに強い。だが、
前走はオープンといっても2勝馬はこの馬とカシノリファールしかいない低調
なメンバー構成だった。時計、内容の優秀さは認めるが、アッサリ飛んでも
おかしくないというのがクイーンCの歴史。戦ってきた相手の強さを考えれば
ウメノファイバーという結論に落ち着く。前走で先着されたスタートマーチも、
もちろん怖い。だが、これはもう少し距離がほしいタイプとみている。あと、
もっと人気が落ちた時が狙い時だろう。それなら桜花賞よりも今回の方が
適性をうかがわせるウメノファイバーだ。15番人気で4着の函館3歳Sから
ひたすら◎にし続けているから、という理由だけではない。唯一、望みたい
のは、外に出さず、内を突いてほしいということだ。久々に使用される内ラチ
沿いを進める枠順を引いたのだから、それを生かしてほしいものである。
きょうはいつにも増して長くなったが、気持ち良く中山に向かいたいものだ。

1回東京7日目(2月20日)

東京もあっという間に最終週。どうも相性が悪かった気がする。芝がやけに
荒れていたり、ダートの内側が深かったり。ちょっと予定外のこともあったが
基本的にこちらの力不足ということだろう。何とか最後の2日間で巻き返そう。
1Rは悩むところ。中心は前回に続き
オープンマーチにしてみる。前回は大敗
したが、久々で気分よく行き過ぎた感があり、見限るのは早計だろう。いま、
横山典Jの不振が取りざたされているが、確かに失敗はあっても、あれだけ
の騎手にそんな不振が長続きするわけがない。恐らく、取りこぼした分という
のは、力がある馬たちなわけで、これから一気に巻き返してくる方が自然だ。
相手にはシャトーウイスラーとニシノモリタカが本線。2Rのシンガポールナイト
はまだ太いとのことだが、「ここで走れば相当なもの」(柳沼厩務員)。取捨に
悩む。馬場が軽くなればダイワジュリエットも当然、浮上してくる。次回に向けて
見ておくレースだ。
午前の勝負は5Rウインラルスとショウナンザサマー
一騎討ちで、連の本線は堅いところだが、伏兵が2頭。
コウエイシャープと、
サイクロンホイップ
。前者は育成時代に素質ありと耳にしている。後者は前走
で砂を被ったのが敗因。力があるのは間違いない。ウイン−ショウナンをドン
と買っておき、抑えに2頭の複勝と4頭BOXを。6Rも、
テリフィックとジェンツ
スマイル
で堅そうだ。ここは1本勝負。7Rはもう一度だけキッポーカントリー
追いかけたい。ここ2回、こっぴどい目に遭っているが、どうもズブさが出てきた
ような感じがある。前走は内を突いたのも伸びを欠いた原因だろう。単勝で。
春麗ジャンプS(はるうららと読むといいのになあ)は人気を落とした
ホッカイ
ラモー
の単勝が妙味。9Rのゴールドコインは、美浦で見たがなかなかの馬。
血統は芝でいいと思えるだけに、単複と連を手広く買って楽しみたい。10Rは
ショウナンナンバーで堅そうなのだが、どうしても
イシノスイングに目が行って
しまう。札幌で500万を勝った時は、軽く準オープンくらいまで勝ち上がれると
思えた馬だ。久々だが、今週の調教もまずまず走っているだけに、流れに乗れ
れば一発があっても不思議ではない。前記ショウナン、叩かれたステージBが
本線。ダイヤモンドSは
トキオエクセレントを狙う。前走のレース前から「次の
ダイヤモンドSが狙いごろかもよ」と陣営が口にしていただけに、勝負したかった
ところだが、馬場がちょっと心配。金額の多寡は馬場次第ということになる。
京都は特に買いたいレースはない。中京のメーン、
オンザトップが気になる。
2走前の福島戦は圧巻だった。900万で止まる馬では断じてないはず。単騎
で先行できれば、小回りで一気にぶっちぎってもおかしくない。連を手広く。
仮にここで凡走しても、必ずどこかで走る馬。覚えておいて損はありませんよ。

1回東京6日目(2月14日)

馬券が買えないのに予想なんてやってられっかよ、と言いたいところだが、
こういう時はえてして予想が当たる。皆さんご参考にするならこういう日かも
しれませんよ。さてまずは1R。何度か狙っている
コンバットテイオーをもう
1度だけ追う。今回はサンダースJ。どこか生ズルい印象がある馬だけに、
変わり身を見込むなら今回しかない。しかしダイワジアンも互角の評価が
できるだけに、ここが本線。4Rの
ロイヤルキャニオンは鉄板以上のダイヤ
板。素質そのものが段違いだ。問題は相手。ひとひねりしてオールアバウト
イヴならどうだろう。距離延長とコース替わりで面白い。
6Rタイキトレジャー
はそのロイヤルキャニオン以上の堅さ。表現できないくらいだ。前走は行き
たがるのを必死になだめられていて、普通はあれくらい抑えると失速する。
それが楽に抜け出したのだから、この距離なら楽勝だろう。ここも相手が
問題で、マチカネカチカチが普通なのだが、アマート、ミラクルM、Kデイン
ヒル、クラオーあたりまで狙ってみたい。7Rの
リワードオルデンは初ブリ
ンカーで変わり身が見込める。単勝だ。8Rはテンに速いメンバーが見受け
られる。大外をひいた
ウイッシュバンダムが再度直線一気を見せそうだ。
9Rの
ミホクラウンは何度となく狙って痛い目に遭わされた馬だが、今回は
その返済をしてくれるとみた。前走もさほど負けていないし、ハンデも55k
どまりなら複勝圏内にはとどまれるだろう。もちろん連も手広く。西の特別
ではエルフィンSの
タイキポーラだ。ゴッドインチーフやタヤスブルームが
いては…と思うところで人気の妙味となる。距離延長でアッサリ変わった
前走はなかなか力強かった。時計も優秀だ。センスの良さが感じられる馬
だけに、先物買いといく。ゴッドが本線で、単複も。メーンは少し人気どころ
だが、
エイシンウインダムで自信あり。元気に取材していた先週、鈴木伸
厩舎で調教パートナーを務める岩戸Jにたっぷりと話を聞いた。相手関係も
しっかり吟味したうえで、ここ1本に絞っていたようで、デキも文句なし。
「とにかくセンスがいい」とは岩戸さんの談。戦ってきた相手の顔ぶれを
見れば1勝馬でも見劣りしない、というのは先週のナリタトップロードでも
分かっていることだ。グラスグラードは前走の強さが際立っていたが、あれ
は見方によっては、幼さを見せた分だけ際立ったとも言える。素質の高さ
は明らかでも、初の重賞で多頭数。鵜呑みにするのは危険かもしれない。
それなら1800mだけを使ってきたヤマニンアクロが相手に面白いだろう。
京都記念は
タイキブライドル。休み明けだが、先週、東京新聞杯を除外に
なった時に、多くの美浦の厩舎人が「あの馬よくなっていたのになあ」と口に
していた。わざわざ岡部Jが乗りに行くこと一つ取っても、自信が伝わって
くるというものだ。複勝に保険をかけて、連は人気4頭へ。

1回東京5日目(2月13日)

元気がないこともあるが、精度を上げるためにも、これまでよりレース数を
絞っていこうと思う。3Rはいつでも未勝利を勝てそうな馬がゴロゴロ揃った
注目の1戦だが、あえて人気先行型と思われる
マイネコスモスを狙ってみる。
前走はダートが敗因のように思われているが、ビュッと伸びかけたところで
前が詰まっていた。広々とした東京コースでエンジンの違いを見せ付ける。
4Rの
リワードアイゼンは堅軸。相手はグラスシオンとリズムコーダで中波乱
狙いといく。面白いのは
9R。未勝利の身分で特別に挑むマチカネラッパ
先物買いしたい。デビュー前から尾形師が「オープンまでいける馬です」と
高く評価していた馬。前走は2000mにもかかわらず、エンジンがかかった
のがゴール寸前というありさまだけに、この距離と東京コースは願ったり。
単に芝を走らせたいなら中京に行けばいいところを、わざわざ特別に使う
真意を思えば、十分に買いだ。単複を買い込み、連は総流しのつもりだが
加藤Jが「反応の素晴らしい馬」とクラシックまでの手応えを語ってくれていた
ペインテドブラックが本線となる。10Rは
サンライトガッツを狙い撃つ。前走
ようやく復調の気配をうかがわせた。昨春にはこのクラスでも上位という力
を見せているだけに、このあたりが狙い頃だろう。他場特別では京都9R
ウルトラスキー。福寿草特別4着なのに、人気がなさすぎる。先着した馬
といえばスリリングサンデー、トゥザヴィクトリーにナリタトップロードとなれば
この人気はおいしい。妙味は単。複にも保険をかけるが、サリーレ、ヒシ
ピナクルを本線に、ドラゴンスペシャル、マヤノトライミーまで。東京メーンは
思い切って
ローランバハムートを狙ってみた。勝ち上がったばかりだが、
まだ素質が先行している感があり、それだけ上昇の余地があるように思う。
前に行くのがターフエリザベスだけなら、すんなり2番手追走も可能。あれよ
あれよの流れ込み、はないだろうか。複勝と連は手広く。京都メーンは、この
2戦、着順ほど負けていない
ヒットパークの復活劇。飯田Jはイソノウイナー
に乗っている感覚でピッタリだろう。強敵はやはりヘイアンウインザーになる。
中京のメーンは待っていた
ブルートレジャー。久々、馬体増の前走だったが、
直線も最後まで伸びていた。内々で脚をためて、直一気。単複に連も手広く。
PATでは、
京都8Rキョウエイワンダーを買いたい。前走は田面木Jも首を
ひねる惨敗を喫したが、適鞍を求めての西下。単勝をドン!

1回東京4日目(2月7日)

昨日のやられっぷりがあまりにヒドイ。何とかしたいが、自分のスタンスを
崩さないようにせねば…。慎重にいきたいが、まずは1R。いちみやさんに
恨みはないが、タイキコンコルドより
マルタカラッシャーに魅力を感じる。
ブリンカー装着、セブ君起用と、変わる余地は十分。連で手広くいきたい。
2Rの予想の前に、ちょっと触れておきたいのが、東京のダートの特徴。
どうも追い込み馬にとっては、距離をロスしても外から来た方が伸びる。
土曜最終のノースサファイアなど、明らかに手応えがあるのに、内からで
伸び切れなかった。その意味では、最内枠をひいた2Rヴィヴィッドアゲン
は危険かもしれない。
ベストカホーに期待する。これも連で手広く流す。
4Rは
ダイワジュリエットとナリタジュエリー。軸はダイワで、レッドランサム
産駒ならダート1200mは歓迎だろう。新馬で注目したいのは6R
トーホウ
ヤシャジン
。的場Jの評価も高い1頭。SS産駒だけに芝で良さが出そう
だが、素質からいってここでも負けられまい。7Rは距離さえもつようなら
マイネアルカディアの一発が見込める。だが、ハッキリ言って、ここまでは
脚をためたい。十分に余力を持って
9Rザカリヤ大金をつぎ込もう
初戦の競馬は、ここに出ているロードウエストと同じく、かなりインパクトの
ある内容だった。東京で良さが出るのは間違いなく、状態についても文句
なし。自信を持って買いたい。ただし、ここは前述ロードウエストに加えて
わざわざ河内Jがこの馬のために東上するエターナルビートがいる。連で
2点に分厚く買う。10Rはちょっと無理な狙いかもしれないがトルメンタ。
ジェイドロバリーだからダート、というのはあるが、決して芝でダメな種牡馬
でもない。母は芝で活躍したリアルシャダイ産駒。複勝を厚く、連は手広く。
京都の特別はあまり妙味がない。東京新聞杯の
マイネルマックスこそが
狙いだろう。もちろん、ここ数戦のかかる気性は、急には解消されない
だろうし、前回は1キロ軽かったにもかかわらずケイワンバイキングを
捕らえられなかった。しかし、東京に替わり、前回の太めが絞れてくれば
結果が変わっても不思議はあるまい。富士Sの時も着差ほど負けては
いないし、左回りの良馬場で一変を期待。相手の妙味はアマロとロード
アックス。京都のきさらぎ賞は無謀を承知で
ナリタトップロードを狙う。
鞍上の渡辺Jは若いが師匠の沖師と同じく気のいい好青年。しかし、
以前、彼のインタビューの時に自分が失敗をしでかし、以来、それが
戒めとなっている。彼は「全く気にしていませんよ」と言ってくれているが。
話がそれたが、兄姉はグリーンプレゼンス、ホウシュウサルーン、ジェイド
マジックと、堅実に走る血統。前走は相手が強かったが、ただ1頭後方から
伸びてきた。トゥザヴィクトリーに迫ったのだから、力量は確かなものが
ある。キャメロンとの連はもちろん、単勝も応援込みで買いたい。12R
ヤングワンガンボは、根来厩務員いわく「カラフルワールド(除外に
なった新馬)の方が期待している。それにメンバーも強いらしいなあ」と
弱気だったが、それほど強力なメンバーでもない。叩いて良化している
だけに、高配当が見込める。複勝を保険にして連で勝負。あと、ナリタ
ハンターでしぶとく増やしたPATのお金は、地道に使う。きょうの京都で
10、11、12Rを3連勝したように、狙って西下する関東馬は絶対に買い
なのだ。妙味は7Rの
フレンドパーク。交流での成績が目立つ小桧山厩舎
だが、もしここを勝つようならリーディングに立つ可能性がある。念のため
に言うと、年間リーディングは地方交流の成績が含まれるのだ。通算勝利
はJRAのものだから加算されないが、騎手も厩舎も、交流の数字は年間
単位では加算される。フレンドパークはややジリっぽさを見せてきている
だけに、京都1400mあたりがベストに思える。複勝と連を手広く買おう。

1回東京3日目(2月6日)

きょうは3特別すべてに仲のいい厩務員さんの馬が出走している。多分に
心情も入ってくるが、いずれも買い目は十分。3連勝で大笑いといきたいもの
である。1Rはヒカルリアルが人気になるのだろうが、前走で一変した
フラミン
ガム
の方が狙い目だ。前走から調教で動くようになったが、今回も優秀な
時計が出ている。3Rの
ダッシュヒーローは、ダート1200mにピッタリの血。
初戦からも走れるタイプで、単勝がおいしそうだ。
午前の勝負となる4Rは
狙い続けている
マイネルトリック。弱さを残して、あまり速い追い切りは
できないでいる馬だったが、今週は今までにない猛烈な調教をこなした。
これなら一変できる。今までの分も返してもらうつもりで単勝につぎ込もう。
6Rの
マイネルフリートは将来性がありそう。芝1600mが適しているのか
どうかだが、追いかけてみたい1頭だ。オンワードリーダー、マイネヒマワリ
などが連の妙味。
特別の資金作りは7R。小野Jと斎藤助手が揃って「今週
のおススメ」としてくれた
アデライーデだ。前走で一変したが、まだまだ底を
見せていない。時計と着差で人気のイカルスドリームが強敵になるが、
アデライーデの方が東京に変わって良さが出るタイプ。単勝と、イカルス
への連で大きく勝負したい。9Rは俊坊さん担当の
バンダムウィンベル
このヒヤシンスSは、ウィンベルの他にもサウスヴィグラス、タイキヘラクレ
ス、ゲイリーアリエス、シルバーサーベルと、素晴らしいメンバーが揃った。
サクラアカツキやタイキブライドルだけでなく、シンコウスプレンダまでもが
除外された東京新聞杯などよりも数段見ごたえあるレースになるはずだ。
その中で、人気のタイキヘラクレスや、時計で上回るサウスヴィグラスより
上に評価したのは、勝ちっぷりを評価したもの。血統的に距離は微妙な
ところだろうが、道中で抑えに抑えて直線入り口で一気にまくっての連勝は
かなりの内容といえる。前記4頭のうち、サウスとタイキが本線。もちろん、
単勝も妙味だ。10Rは
ステージバンダム。詰めの甘い馬の代名詞のように
思われるが、東京では安定度が違う。休み明けの分、多少不安もあるが、
コース適性で補えるとみる。京都の特別は、9Rで
アイリッシュリネン、10R
ではブリンカー装着の
オータムリーフ。特にオータムはここ数戦、注目して
見ているが、能力を発揮し切れていないように思える。ブリンカーで一変が
あっても驚けない素質馬だ。そして東京の11Rは
フジラッキーボーイ。担当
のじぇにさんによれば、プールを取り入れてからガラリとレースに行って良さ
が出てきたとのこと。大きい馬が良績を残す東京にもピッタリだ。森厩舎の
2頭が強敵だが、他にも伏兵がズラリ。手広く連で流してみたい。京都の
メーンは衰えの感じられない
ファンドリリョウマ。京都巧者で、人気の盲点に
なっているように思う。ハンデも56k止まりならいい方だろう。PATに先週の
オーディーウィンで稼いだ金が残っている。これは京都12Rの
ナリタハンター
にぶち込んでいい。これまた底を見せていない素質馬。武豊騎乗なら不安も
あるまい。ガツーンと儲けて、PAT口座に余力を残しておきたいものである。

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