４月の予想
ここは本当に文字だけでやります。たぶん短くはできないので、馬券
好きな人だけがじっくりと読んで下さい。一応、勝負レースを赤で、
勝負馬を青で示しています。太字は特に自信がある場合。それから、
くどいようですが、外れてもイジメないで下さい。おそらく本人がす
ごく痛い思いをしていますから。傷口に塩を塗るのはやめましょう。
４月２５日（２回東京２日目）
不思議だ。前日の予想、太字の５頭は４勝２着１回。まあ、全部が１番
人気なのだから全く威張れないのだが、自信のある馬で馬券を取っても
勝って帰れないのだから競馬は難しい。というか、自分がダメなだけな
のだが。傾向としては、ダートはある程度前につけられないとダメで、
芝は力のある馬が伸びてくるという感じ。日曜も極端に馬場が回復する
ことはないだろうから、同じスタンスで臨みたいと思う。
しかし、あまり午前には購買意欲をそそられるレースがない。しいてあ
げれば、５Ｒのショウナンマインドあたり。東京で変わり身が見込める
だろう。本格的始動は６Ｒ。好タイムが出るダートならローランネプチ
ュンの出番だ。距離も１４００ｍなら問題ない。相手選びの１戦で、ナ
イキ、タカノ、リージェント、ビッグへの馬連。好素質馬が揃った７Ｒ
は、芝に戻ってタイキコンコルドを狙いたい。デビューの時は競馬の何
たるかが分かっていないような走りっぷり。この中間はじっくりと乗ら
れて精神面の落ち着きが見込める。馬連はノボトゥルー、クロスヘッド
にソウシュンあたりを。特別で面白そうなのは９Ｒ。前々からトルメン
タの桜井調教厩務員には「条件さえ合えば必ず走れると思うんですよ」
と聞かされていた。今回の調教の動きといい、東京へのコース替わりと
いい、的場Ｊへの手替わりといい、好材料に満ち溢れている。カンジン
チョウ陣営もかなりの自信を持っているだけに、２頭の馬連が大本線。
あまり買う気のないレースには手を出さず、じっくりと脚をためてメー
ンのＮＺＴ４歳Ｓに向かう。ここはザカリヤだ。「ジャンジャン雨が降
ればいいのになぁ」と桑田厩務員。前走時は、ＮＺＴ４歳Ｓ１本の予定
が変更になって使ったこともあり、やや本調子に欠く面もあった。ここ
は全力投球の場。単勝を抑えておき、馬連で勝負だが、その相手が問題
となる。普通ならばエイシンキャメロンとなるのだろうが、本気でＮＨ
ＫマイルＣを狙う馬の使い方とは思えない。稼げる内に稼ごうというハ
ラなのだろうか。そうでないにとしたら、本番まで中２週で再度の長距
離輸送が待っている。全くの叩き台かのどちらかだ。抑えで十分。藤沢
和勢ならタイキトレジャーの方だ。休み明けのキンノホシは、能力その
ものならトレジャーより上かもしれないが、距離が足りないと思う。使
われた強みを考えればトレジャーだ。ちなみに、新人北村宏Ｊについて
は、トレセンでも評判になるほどの有望株。ここで初重賞制覇まで考え
られる。あとは馬場の悪化に適性がありそうなイカルスドリームか本線
で、インター、アサクサ、ゴールド、グラス、マチカネまで。１２Ｒの
マイネルエンパイアも北村宏Ｊだ。昨春の安田記念当日、タイキシャト
ルが勝った極悪馬場の日に未勝利を脱出した馬。この馬場なら休み明け
でも適性の高さで補えるとみた。昨日、オーディーウィンで大幅に残高
を増やしたＰＡＴ馬券は、新潟で。８Ｒのウイニングワールド、９Ｒの
サンフレアの単複を。
４月２４日（２回東京初日）
トップページにも書いたが、せっかくの東京開幕週が雨とは…。それで
も、馬場がいいことは間違いないので、特に芝では先行馬が有利になる
はず。ダートも非力な馬に出番がでてきそうだ。しかし、若草Ｓの大勝
負をそっくり皐月賞につぎ込んだことによる本人の下がりっぷりがどこ
まで馬券に影響するかが問題のような気もする…。
そんなわけで、今ひとつ自信が持てないスタートだが、まずは４Ｒで。
前走で大惨敗のマチカネムラムスメだが、デキがよくなっていることは
栗田師も認めるところ。芝を使ってきた今回こそが狙い目だ。前走の分
も取り返す。単勝がおいしそうだ。相手の本線はマイネルラプターを。
５Ｒのエーピーランドは堅い軸馬。山本Ｊも「勝てると思います」と強
気だ。相手には初障害となる８枠２頭が面白そう。午後は７Ｒ。ピープ
ルヒーローの素質は上のクラスでも通用する。いくら何でも今回は勝つ
順番だ。単勝はオッズ次第。相手はシンボリ、メジロ、カシマ、クリー
ルあたり。きょうの勝負は９Ｒ。今までも追い続けてきたカラフルワー
ルドに託す。この中間、根来厩務員の渡仏に伴い、俊坊さんの担当にな
った。応援の意味も込めて、まずは単勝。前回の敗因は外を回って１頭
になったことでソラを使ったものと見ているので、乗り慣れた蛯名Ｊな
ら心配無用だ。人気は割れそうだし、馬連もシンボリモンソー、パスカ
を中心に流したい。１０Ｒは大穴狙いのお楽しみレース。単騎逃げが見
込めそうなターフエリザベスでいかがだろう。昇級後の３戦は惨敗続き
だが、展開ひとつで台頭の余地はあると思う。資金に余裕のある方は遊
び心で総流しを。阪神１０Ｒのユメノセテコウユーはアタマ鉄板。この
クラスなら楽に突破するだろう。相手の妙味は距離短縮で面白いフィー
ルドプロスパ。メーンは京都の方が楽しめそうだ。ここ数戦、着順ほど
負けていないマチカネナナヒカリ。前走から短距離路線に活路を見出す
方針のようだが、これは正解とみる。スタートで出遅れながらコンマ４
秒差に詰め寄った力は上位。単複の他に、連も手広く。本線は初芝でも
魅力的なヘクターシールドあたり。ＰＡＴでは阪神８Ｒのオーディーウ
ィンを追いかける。前走で明らかなように、やはり後ろからのレースが
合う。馬場が不安だが、このあたりで負けてほしくない器だ。相手はフ
ロンタルアタックでいい。そして今週からは新潟も開幕。５Ｒのニフテ
ィディード、６Ｒのトップデリシャス、９Ｒのサウンドオブアースなど
の単複を買っておきたい。
４月１８日（３回中山最終日）
若草Ｓの大勝負がヒットしたことで、皐月賞の資金は獲得できた。あの
ままだったら、他のレースには一切手を出せないというハメになるとこ
ろだっただけに、２頭の走りには心から感謝している。その資金を食い
つぶすことなく、皐月賞を迎えなければならない。まずは３Ｒ。前走は
関西に遠征して厳しい競馬となったワンダーキーラー。あの内容なら、
ここは勝てる。先行馬が多くないのも好材料だ。相手は８枠２頭。午前
の勝負は５Ｒのロバリーズサン。前走は「泳いでたよ。芝でも良馬場
じゃなきゃダメだ。それならダート」と蛯名Ｊが言っていた。初戦の勝
ちっぷりからみても、５００万で足踏みする器ではない。調教の走りも
オープン級だ。まず単勝。相手はスギノメビウスとトロットスターで。
午後はじっくりためて９Ｒのシンボリスウォードからいく。前走も乗り
込みは豊富だったが、いかんせんマイルは長い。あまり中山で使いたが
らない藤沢和厩舎が最終週に使ってきたことでも、勝負の度合いが分か
ろう。まずは単勝。相手の妙味はタマルファイターだ。なんでここまで
人気がないのか不思議に思う。この馬の複勝も買っておきたい。阪神で
は９Ｒ。前走のサクラフリーダムは、見ていて驚くほどの余裕ある勝ち
っぷりだった。タイムはともかく、手応えの違いが印象に残る。昇級と
鞍上のネームバリューで人気はないが、狙う価値は十分とみた。連で手
広く狙いたい。きょうはレース数が少ないが、その分はメーンに回す。
そのメーン、皐月賞は別枠で長々と。
４月１７日（３回中山７日目）
桜花賞的中とはいえ、財政は悪化している。来週の土日は給料をもらっ
た後だから、今週は苦しいのが当たり前。しかし、だからといって少額
の勝負はできない。この皐月賞も勝負をしたいからだ。そのためには、
土曜日の勝敗が大きく明暗を分ける。心してかかろうと思う。まずは、
３Ｒ。全馬がダートからの折り返し馬というメンバーだ。芝適性もある
が、良化の度合いもポイント。魅力的な馬が多い中で、前走惨敗を喫し
たワシントンゴールドを狙いたい。デビュー前から評判に上がっていた
馬で、松山調教師も「ゲートさえまともなら、相当な走りがてきる」と
言っていた。その不安が的中して泥を被るハメになったが、芝なら巻き
返す余地がある。距離が距離だけに出遅れは避けたいところだが、幸い
外枠を引いた。一変があるとみて単勝。連は人気どころに。５Ｒの障害
は、カイジンオペラ。前走は除外明けで、しかもテン乗りだった。平地
以上に、騎乗経験が生きる障害レースだけに、道中の躓きも仕方ない。
巻き返しの材料には事欠かないと言え、ここは狙い目。午後は８Ｒ。休
み明けのエビスブレットを買ってみたい。休む前は大敗続きだが、ダー
トで走れる下地はあり、調教の動きもいい。複勝を買い、連は手広く。
１０Ｒのイシノスイングは何度も追い続けている。荒れた馬場がどうか
だが、前走のように外を回されるよりも、馬込みで我慢させる方が合う
タイプ。枠順もいい。フラワーアーチが強敵で、穴にはヒロドリーム。
阪神１０Ｒの若草Ｓはきょうの勝負レース。ペインテドブラックとホ
ットシークレットの１点勝負だ。「とにかく反応がいい。スタートもだ
いぶまともになってきたし、まだ出来上がっていないのに本当に楽しみ
だよ」と加藤Ｊが言うペインテドに対して、前走のホットシークレット
も面白い。オーディーウィンの思わぬ先行策に惑わされた格好で、小林
淳Ｊは「マークする馬を間違えちゃって…。今回は巻き返します」と気
合十分。どちらが先に来るかは分からない。ポテンシャルならペインテ
ド、完成度ならホット。ヤマニンアクロに勝ったフューチャアイドルや
西の伏兵と目されるメイショウネルソンも怖いが、ここは度胸の１点勝
負でいく。さて、メーン。中山以外は重賞だ。中山はいくら６０ｋで久
々とはいえ、ローゼンカバリーの人気がなさ過ぎる。昨秋とはデキが違
うミラクルタイムが本線。プロキオンＳは、阪神ダートの連対パーフェ
クトのホーマンスピリット。元々短い距離で走っていた馬だし、前走は
落鉄だったとのことならば、ここでも好走できる。別定重量は苦しいと
ころだが、複勝での勝負は可能だろう。小倉大賞典はブリリアントロー
ド。この馬を強いと感じたのは京都新聞杯の時だ。１コーナーで内ラチ
に激突しながら、最後まで伸びていたのが印象的だった。以後、狙うと
来ないという繰り返しだが、ここは人気の盲点になっている。前走では
早めに先頭に立った分、しまいに伸びを欠いたが、今回は十分にためて
脚を伸ばす作戦だろう。上昇トゥナンテ、堅実サンプレイスが本線だ。
４月１１日（３回中山６日目）
カラフルワールドの失速には目を疑った。大事に乗り過ぎたということな
のか、あれが昇級の壁なのか…。どちらにしても、受けた傷は大きい。タ
イキブライドルが届いていなかったら、えらいことになっていた。徳俵で
踏ん張ったささやかなツキを元手に、何とか桜花賞を当てたいものだが。
問題は雨。各場とも、その影響がレースを左右する。さしあたって、２Ｒ
のエアシビュラは、馬場は問わない。前走であれだけ走れれば、脚抜きが
良くなるのも歓迎の血統だけに、軸に信頼できる。脚抜きが良くなれば、
非力なダイワジュリエットにも出番が来るだけに、馬場を見て馬券を。午
後は６Ｒから。前走のマイネルフリートには驚かされた。スタートで遅れ
て、大外をブン回して上昇していき、そのまままくりきって、なお突き放
す力強さ。気を抜かなければ、あれくらい走れると証明したものだ。人気
どころも昇級組が多いだけに、さしたる壁もあるまい。ハネダ、ブラザー
を本線に、馬連を手広く。９Ｒのダイワグロワールは、前走でまるでレー
スをしていない。「悪い予感が当たった。道中から周りばっかり気にして
いたよ」と柴田善Ｊはボヤくことしきり。芝でのダッシュがついていない
レースが多かったが、若駒に速いスタートを強いないのが二ノ宮厩舎の方
針。極端に悪い馬場になるとどうかだが、気を抜かずに走れる短距離なら
巻き返せる。中山グランドＪは、チアズロッキーにした。定量戦となれば
実績馬に有利なのは自明の理。しかし、このチアズとて、大きなレースで
はソコソコに戦ってきた実績はある。今週の追い切りも破格の好時計をマ
ークしているように、不振は脱却しつつあるとみていい。人気薄だけに、
複勝を抑え、馬連も幅広く流す。阪神の特別は、いずれも見るレースが多
く、馬券的には手を出しづらい。中山メーンの千葉Ｓは、もう１度クリス
タルレコード。引き続き元気だし、馬体が絞れていれば勝てる。ハナノメ
ガミ、マコトタイタンが相手だ。俊坊さん頑張れ！土曜激減したＰＡＴ馬
券は、中京で取り返す。５Ｒで、土曜に３勝と絶好調の青木Ｊが乗るレデ
ィフリージア。ここなら大威張りの実績がある。単勝。基本的には、桜花
賞に投じる１日なので、じっくりと脚をためて道中を乗り切りたい。
４月１０日（３回中山５日目）
桜花賞を前に、あまり大金を使いたくないのだが、今週はなかなか面白い
レースが多い。うまく転がって、皐月賞の資金まで作れればいいのだが。
５Ｒのエーピーランドは、平地の力が違う。未勝利にしてはレベルの高い
１戦だが、素質は山本Ｊが他のお手馬を断って乗る点に象徴されている。
９Ｒのホクトスプライトは、芝でこその馬。恐らく、ここを勝ってオーク
スのトライアル路線をもくろんでいるはずだし、大外枠からでも負けられ
ない。問題は相手選び。小柄で距離不向きのシャンハイ産駒テンシノウタ
や、末脚一辺倒のメジロビクトリアは抑えにして、穴を狙う。母がシスタ
ートウショウの妹でＭｒシービーニゾンという配合のハッピーブライド
が筆頭。続いて、休み明けの前走でいい脚を使っていたゴールドセプター
あたり。１０Ｒのミッドナイトボイスは、デビュー時に乗っていた青木Ｊ
が、「時間はかかっても、かなり上まで行ける馬」と評していた。そろそ
ろこのクラスも卒業できる。単勝が妙味だろう。阪神の特別も面白い。９
Ｒのマイネルヒーローは、今週の動きが良かった。関東馬に武豊Ｊのコン
ビを狙え、というのは繰り返し言っている通り。ダートでこそ買いたいフ
ラワータテヤマは軽視して、サイコーデボネアを本線に。１０Ｒのマイネ
ルパスポートも、この相手でこのハンデなら買い目十分。アポテオーズが
強敵だ。中山メーンはダービー卿ＣＴ。タイキブライドルの快進撃は、
まだ続くと見ている。ここはシンコウスプレンダとの１点でいい、と言い
たいが、念のため、ケイワン、ブラボー、サクラを抑えに。もちろん単勝
も買う。阪急杯は、追い続けているハートマン。開催中止による２回の長
距離輸送は楽ではないが、「その影響はない」と南田調教師は言う。揉ま
れるとよくないタイプで、この枠順は絶好だ。内の馬を見ながら先行して
そのまま粘り込む。キョウエイマーチ、ブロードアピールの牝馬２頭が強
敵。で、今週は面白い、と言っていたのは、ＰＡＴで狙いたい馬がいたか
らこそ。まず阪神１Ｒのニシノボナリー。良血馬で「ニシノセイリュウ級
の出世が見込める」と陣営は言っている。堅いが単勝で。７Ｒはキクノグ
リッター。昨春のレースぶりを思えば、ここなら大威張りだ。単複に、連
はマイネルアパッシュ、マッドマックス、マチカネスサノオあたりへ。そ
して８Ｒのアザレア賞。まだまだ見捨てられないオーディーウィンが出て
きた。前走の敗因が定かではないが、ここらで負けてもらっては困る。と
言っても、相手もなかなか強力だ。フサイチビーム、スティアーズマン、
マチカネキモッタマの３頭へ。ところ変わって中京。３Ｒのハンティング
ジョーは、平坦小回り短距離でこその馬。内ラチ沿いを回ってきてスンナ
リだ。４Ｒのトリプルタイムは芝向きの馬。人気次第だが、単複勝負。７
Ｒのブランドキャリー、トップデリシャスはここでは上位。１点でいい。
そして１０Ｒ。エルコンドルパサーを検疫厩舎においていく根来厩務員が
渡仏前最後の競馬を飾りたいのは、カラフルワールドだ。辛口の二ノ宮師
をして「この馬はちょっと走りますよ」と言う素質馬。前走の勝ちっぷり
は、ケタが違う。父イタリアンカラーという血統だけで甘く見る関西ファ
ンがいれば、もっけの幸いというものだ。まず単勝。連はマルブツオペラ
にコパムンディアル、セレブラチオーネ、タヤスタモツ、マヤノトライミ
ーあたりまで。かなり長くなったが、存分にＰＡＴ資金を増強しよう。
４月４日（３回中山４日目）
ようやく競馬だ。たった１日の中止とはいえ、何か、待ち焦がれたものが
やってきたという感じ。静岡ダービーの勢いに乗って、グイグイ儲けてい
きたいものである。午前は２Ｒのスタート。「いつでも勝てる」というマ
チカネドンドンだが、これだけ取りこぼしてきたのだから、順番通りに勝
てるというものかどうか。ならばダイワレジェンドの方が面白い。あと、
複の穴としてメジロバンジョーも挙げておく。デビュー前から「絞れる時
期になってくれば走る」と尾形師は言っていた。距離も延びて、そろそろ
一発があっても不思議はない。正直、その他のレースに購買意欲がそそら
れないのは、ストの影響だろうか。一気に１０Ｒまで飛ぶ。ここは矢野照
師がこだわって武豊Ｊを乗せてきたマーベラスタイマーで堅い。相手選び
が問題で、堅実なケイズドリーム、本格化したタヤスメドウ、上昇著しい
カワキタマスラオの３点。阪神の特別では１０Ｒ。芝で昇級戦と条件は悪
いが、メイショウヤークトの一発を期待したい。元々秘めた素質があった
馬で、休養明けを叩かれつつ調子を上げてきた。今週の調教も素晴らしく
この程度のお決まりのメンバーなら何とかなってもいいだろう。メーンは
クリスタルＣ。今月、桜花賞と並んで面白いレースと見ていた。タイキト
レジャー、サウスヴィグラスという我がペーパーコンビ、エターナルビー
ト、ゴールドティアラという関西の強豪牝馬に、連闘タイキダイヤまでも
加わって、混戦は間違いないが、ここはバンダムウィンベルを狙う。前走
は距離が敗因だろう。ソルトレイク産駒といえば、ダートの短距離と相場
が決まっている感がある。では、芝でどうかというと、今の馬場だからこ
そ狙えるのだ。初戦のように、テンについていけない可能性もあるが、ス
ピードのある馬が揃ったここなら、うまく巻き返していける。五分に出て
も、この枠なら内側を見ながら機をうかがえるわけで、人気の盲点となる
今回こそ狙いごろだ。産經大阪杯はアラバンサ。今週の追い切りで騎乗し
た四位Ｊが「すごくいい」と言っていた。グラスワンダー、ダイワテキサ
スに続いてエリモエクセルまで出走取消となり、人気の妙味はなくなった
が、それでも十分に好配当が狙える。相手の本線はヒカリサーメットと、
ミッドナイトベット。中京の竹秋Ｓは、先行激化の流れを見込んでショウ
ナンナンバーを狙ってみる。穴人気になるだろうが、こういう場合、連な
ら意外に配当がつくものだ。ホーマン、ナリタ、コンメンダトーレ、マチ
カネ、サンキュー、ロバパン、大穴カシマまで手広く流す。