１２月の予想

１２月２６日（５回中山最終日）

回収率アップどころか、ジリ貧ぶりにますます磨きがかかってしまった。
給料日後とはいえ、年末年始を控える身。２９日からのギャンブル３連闘
ツアーを豪勢に過ごすためにも、有馬記念も含めて何とかしたいものだ。

１Ｒのニシノアラウンドは、夏の小倉で確実に出世するといわれていた
逸材。早くから武豊Ｊをキープし、ここでの復帰を予定していた。能力
からいっても、まず勝ち負けは確実だろう。２Ｒはエーピーライジン、
インタープロテクト、トラックピッサアレの３頭で堅い。そして資金稼
ぎは３Ｒ。ダイワバーミンガムは前走で、勝負どころでやや手応えが悪
くなりながらも、ゴール前ではすごい末脚を見せていた。頭は堅いとし
て、相手も２点でいく。本線はバイラリーナ。前走はレースを教える、
という内容だった。間違いなく良化が見込める。シャドウリングの先週
は、マイネルチャージの２着で馬券を紙くずにしてくれたが、確かに内
容はよかった。この２頭への馬連で資金増を狙う。有馬記念は別項で。
その後の最終レース、クニノユメオーは、このクラスではケタ違いの力
量馬だ。気持ちよく１年をしめくくるために、馬連４点、何とかしとめ
たいものである。

本日の買い目

１２月２５日（５回中山７日目）

マイネルチャージからの痛恨の抜けの影響を払拭するために、そして
有馬記念の資金を捻出するために、気合を入れて勝負。回収率もジリ
貧になりつつあるので、何とかしたいものである。

特にこれが勝負、というのはないが、いずれもそれなりの自信はある
ラインアップだ。６Ｒのエンタイヤティは連闘になる。前走はデビュ
ー戦と一変して中団からのレース。直線ではよく追い込んで健闘の２
着と思い、佐藤全調教師に話を聞いたが「頑張った？　違うよ。勝て
たレースだよ」と憤然と言われた。聞けば、３コーナーで行き場を失
い、かなりの不利があったのだという。ビデオで確認したところ、な
るほど言葉どおり。しかし、あのレースができたことが収穫であるこ
とは確かで、芝のレースがあるうちに、という意欲の連闘なのだ。見
逃す手はない。１０Ｒのミヤギロドリゴは、まくり追い込みの脚質。
一見、中山は不向きのように思われるが、小回りコースの方がまくり
には適している。今の中山の芝は内側が非常に荒れており、どのみち
後方で追走するロドリゴにとっては、内枠も問題ない。他馬が外に持
ち出す前からまくって出れば、直線でも馬場のいいところを通れると
みた。阪神では１０Ｒのタイキダイヤが堅い軸馬。富士Ｓでは、先行
馬の中で最もいい粘りを見せていた。ハンデも想像以上に軽く、まず
負けまい。ここを狙って出走している関東馬への流し馬券が妙味だ。

本日の買い目

１２月１９日（５回中山６日目）

大障害のレース内容には熱くさせられたが、収支はお寒いばかり。少しでも
払戻金があったことをよしとすべきなのだろうか。特に巻き返しに意欲を燃
やすわけではないが、いろいろ気になる馬がいるので３万円の予算を組む。

午前中に１日を占うレースがある。中山の３Ｒ。マイネルチャージの前走
は、直線でほとんど行き場がなくなるシーンがあった。今週の調教時計は
なかなかのもので、１勝馬をアオるあたり、かなりの素質を感じさせる。
相手２頭もかなり強力だが、あえて２点で勝負したい。ただし、オッズ次
第では、タテ目の馬連１−１１を抑えることをお勧めしておく。スプリン
ターズＳのブラックホークは想像以上の人気になった。というよりアグネ
スワールドがやたら人気がないのだろう。それでも、有り余るスピードを
思えば、ブラックホークのスプリント適性に賭けてみる気になるのだ。単
連で儲けたい。阪神の１１Ｒエイダイクインは、桜花賞で自信満々に勝負
した馬でもある。レース中の故障で涙をのみ、さらに今春のダービー卿Ｃ
Ｔも惨敗を喫したが、きちんと調整を積んできた前走は、大外から豪快な
伸びを見せた。「無理しないで外から行った」と菊沢徳Ｊが言うように、
勝ちに行ってのレースではない点が見逃せない。今回は相手が揃っている
印象だが、幻の桜花賞馬であることを信じぬけば、決してヒケを取ること
もあるまい。そして小倉では、我が愛馬マイネルクロノス。初戦は１２０
０ｍで４着に終わったが、道中では５１０ｋｇの馬体を感じさせないスム
ーズな進出ぶりだった。福田調教助手によると「かなり太かったのに、あ
れだけ走ったから、次は楽しみだよ」とのこと。距離延長も問題なさそう
なレースぶりだっただけに、親バカといわれても、馬券を買ってみたい。

本日の買い目

１２月１８日（５回中山５日目）

ようやく人並みの収支（７５％）にこぎつけた。あまり大望をかけるのも
自分としてはプレッシャーになりそうでイヤだが、数字的にこの程度で喜
ぶわけにもいかない。少しでもプラスに持っていきたいものだ。

中山ではさほど食指をそそられる馬がいない。馬券勝負という観点から離
れて、ダブルサンキューに期待する。正直、多頭数での大障害は、壮観で
はあるが、危険も伴う。今週、栗東でイチバンリュウの植野Ｊが「馬に教
えてもらわなきゃ」と言っていたが、経験の浅い若手よりも、ベテランの
腕がものを言うレースだ。実力馬には然るべき騎手が騎乗しているように
思うが、馬ではなく、騎手として飛越の巧みな人といえば、三浦Ｊが最右
翼だろう。自分の記憶が確かならば、少なくとも今年は一度も落馬してい
ないはずだ。それ以前でも、最近では記憶にない。テン乗りの同馬にも、
調教で跨った手応えは「飛越は上手そう」とのこと。意外とペースが緩み
そうにないだけに、人気薄だが少額の流し馬券を買ってみようと思う。阪
神では、９Ｒのケイズヒーロー。今週、新たにリンクに加えたぐろーりさ
んのご主人が担当されている馬だが、だからというわけではない。新馬戦
を阪神で見た時、安田康Ｊが「とにかくセンスがエエ。競馬はセンスやか
らな」と絶賛していたのを思い出す。今週の坂路では５０秒９という猛時
計。強敵スリーフォーナイナの挫セキによる回避もツキを感じさせる。あ
とは小倉。武豊Ｊが１２鞍のフル参戦。これは勝算のある馬が揃っていれ
ばこそだろう。特に堅いと思われるのは２Ｒのウインマーベラス。栗東で
も「まず負けない」と大変な評判だった。１Ｒ、１２Ｒは、素質の高さに
期待して１票。

本日の買い目

１２月１２日（５回中山４日目）

とりあえず、２日連続の裏パーはなかったということに何よりホッとして
いる。さほど威張れるプラスでもなく、何とか今後につながれば幸いだ。

中山４Ｒの新馬はダイワバーミンガム。昨年は、デビューした新馬が次か
ら次へと新馬勝ちした二ノ宮厩舎のトップを切ってデビューしてくる。入
厩からここまで十分に乗り込まれており、まずは厩舎３歳馬の先陣を切る
好スタートを期待しよう。９Ｒは一応、軸にロードクロノス、対抗にディ
ヴァインライトとしたが、まず動かない１点だ。ここは太くいきたい。朝
日杯３歳Ｓのレジェンドハンターは、予想以上に人気になった。先週の取
材の時にも、高田師は何よりスピードの絶対値を強調していたが、恐らく
自在の競馬も可能なはずだ。どちらかというと、それよりも問題なのは、
馬体重だろう。「元気過ぎるくらいで、まだ余裕がある」としていた日か
ら１０日あまり。デビューから順調に増えている馬体だが、ここでまたも
大きく増えるようだと、少し疑ってかかった方がいいかもしれない。時間
に余裕のある方は、体重発表まで待つことをお勧めする。それでも、能力
の高さは明らかで、遠征そのものに免疫があることは強み。坂で急に止ま
ることさえなければ、好勝負は間違いないだろう。相手はマイネルコンド
ルが本線だが、１勝馬でも能力の高いエイシンプレストンが妙味。前走を
この目で見たが、センスが感じられるレースだった。上位争いには加わっ
てくると思う。小倉９Ｒは、ローカルの特別戦というには豪華なメンバー
が揃った。タヤスメドウ、ミツルリュウホウ、メジロダーウィンあたりは
伸び悩んでいるものの、今後の出世は確実と思われる逸材ばかり。ボック
ス買いでＰＡＴの残高を増やしたいものだ。

本日の買い目

１２月１１日（５回中山３日目）

裏パーだけは避けたいと言いつつ、ものの見事に裏パーを食った先週の
日曜日。失地回復を狙い過ぎるとスタイルを崩すことになりかねないの
で、改めて腰を据えてかかりたいと思う。

守りの姿勢と非難されても仕方ないところだが、狙いが堅くなるのは、
決して弱気の証しではない。中山８Ｒのヤングワンガンボは、堅実と言
えば堅実だが、甘いといえば甘い。島田調教厩務員も「買うならワイド
だよ」と言っていたが、ここ２戦は距離が長かったし、もともと東京向
きの馬でもない。ベストの条件で狙うは単と馬連あるのみだ。ワイドで
買うなら、少し人気薄のグレースポーラとユーワレジェンドがお勧め。
阪神７Ｒのエアシャカールは、前走で見たところなかなかの器。血統も
エアデジャヴーの下と筋が通っており、ここは弱冠２０歳のイタリアリ
ーディングジョッキー・デムーロＪに期待する。シリウスＳのタガノサ
イレンスは、前走が明らかな叩き台。ダートは５戦４連対で、大敗した
１度も、まだ準オープンの身で挑んだアンタレスＳだった。叩いてここ
を狙ってきたのは間違いなく、７歳暮れという時期を考えても、ここは
勝負気配が感じられる。また、１２Ｒのゼネラルパートナーは、不思議
なほどに阪神でしか走らない。間隔を空けて、平場のここを減量騎手で
使いに来たあたり、狙いごろだろう。

本日の買い目

１２月５日（５回中山２日目）

回収率きっかり７割。コバノキャンティ、何とかならなかったかぁ？　
話を聞いていたんだから、シティースケイプ本命にできなかったかぁ？
とグチりながらも、勝負レースが当たったことと、ヒダカサイレンスの
すごいレースぶりを見られたことで、半分は満足している。ちょっと弱
気だが、裏パーだけはないよう、最低限の義務として自分に課していき
たい。

ボクとしては特別買いたいと思うレースがない。しいて挙げれば後述す
る阪神３歳牝馬Ｓとなるが、中山では１１Ｒのハナノメガミ。前走では
仕掛けがやや遅れ「江田照がコーヒーを持って謝りに来たよ」と石毛師
が教えてくれた。汚名返上を期待して、という意味もあるが、何よりも
「いい番組があったよね。登録しておいてよかったよ」というくらいに
オープンにしては楽なメンバー構成。コース適性は東京にあるが「ヨシ
トミが乗った時のように、うまく４コーナーで進出できれば」と石毛師
は悲観していない。３着続きでワイドが売れそうなので、逆手を取って
馬連での勝負といく。
正直、決してデキがいいとは言えない中で、前残りの流れを差してきた
エンゼルカロの人気がなぜこんなにないのか理解できない。１番人気は
この馬だろうと予測していただけに、思わず笑みがもれるくらいだ。今
回は、ファンタジーＳの時とは違い、ヤマカツスズラン、テネシーガー
ルのハナ争いが見えている。函館、札幌、京都と、環境が変わっても、
きっちりと力を出してきたエンゼルカロの精神力は、この阪神３歳牝馬
Ｓというレースの特性を思うと、実に心強い。当初の設定以上に資金を
投入して回収率アップに努めよう。

本日の買い目

１２月４日（５回中山初日）

バカヤロウ、いきなり２万も買えるか、といわないで下さいませ。正直
申告、自分が買う金額の公表です。狙う馬と理由については、これまで
のスタイルで行きますが、最後に資金配分を付け足しました。

きょう買うレースは以上の７レース。穴として買い散らかしたいレー
スもあるのだが、まずはリニューアルしたこともあり、手堅いスター
トを、などと守りの姿勢に入ってみた（？）。９Ｒゲンパチブライア
ンは、ダービー馬アイネスフウジンを手がけた佐川厩務員が期待して
いる逸材。初戦の時計が悪いことであまり人気になっていないようだ
が、道中のラップがそういう結果を招いただけ。まず素質という点で
はここでも上位だろう。同じ意味では、シティースケイプも怖い。ダ
イナアクトレス、ステージチャンプ母子などを手がけた馬渕厩務員が
担当しているが、初戦で手綱を取った木幡Ｊも「この馬は走る」と太
鼓判を押していた。再びコンビを組めたことで気合も入っているだろ
う。１２Ｒが勝負レース。前走のバンダムウィンベルはちょっと距離
が長いかと思っていたが、休み明けにもかかわらずゴール寸前まで粘
る好走をみせた。最内枠は決して有利ではないが、スピードの違いで
何とでもなるだろう。蛭川調教厩務員も強敵とにらんでいたハタノア
ドニスが除外されたこともツキを感じさせる。阪神では１０Ｒのヒダ
カサイレンスの走りに注目。前走はまるっきり絶望的な位置から伸び
てきたが、その伸び脚が実にすばらしかった。真一文字という表現が
ふさわしい。３歳馬のデビュー戦でなかなかああいうレースはできな
いものだ。相手は２頭に絞って勝負しよう。

本日の買い目

作り終わって思うんだが、どうにも手間がかかる…。ご意見、ご感想
も含めて、何かいい案があったらお教え下さい＞皆さま。
明日から通算の回収率を計算し始めます。やっぱりこれ怖いよな…。