6月の日記(後半)

27日(日)

予定より多く資金を持って横浜WINSに行ったのはいいが、ど
うにも歯車がかみ合わなかった。流し馬券にしたらタテ目の1点
が万馬券とか、均等に流したら安目がきたとか。それでも、コツ
コツと抑えていたので平たくメーンを迎えたが、何と言っても函
館のメーンが痛かった。クラフトマンシップ、できたと思ったの
になぁ。もちろん5枠2頭はどっちももってました。とほほ…。
福島のメーンの的中はプロモーションの負けでチャラ。結局、○
万円使って、収支はマイナス200円という、やたらケチくさい
収支に終わってしまった。しかし、このままでは納得がいかない
とばかりに、WINS周辺のパチンコ屋にチン入(この表現、や
めた方がいいか。ヘ○スに入ったみたいだな…)。やったことも
ないスロット機をハシゴして1万円やられてしまった。朝からさ
んざん勝って守りに入ったはずの金が、こうもアッサリなくなる
ものか。うなだれて電車に乗って帰宅を図ったが、まだまだ納得
できない。横浜で乗り換えずに下車して、またしてもパチンコ屋
へ。今度は分相応にハネモノで勝負。これが2000円の投資で
6000円になった。実質、負けは負けなのだが、ギャンブルで
負けて「下がり」の状態でフランスに行ってはエルコンドルパサ
ーの単勝を買いにくくなるので、あえて勝つまでやったというわ
けである。しかし、どこから考えてもアホだな…。

26日(土)

午前は手術が終了したカルトキング先輩の見舞いへ。さすがにま
だ痛々しい姿だったが、無事に終わったので何よりだ。さっそく
今年度のクラブ馬主のパンフレットを物色。あれがいい、これが
いいと言いつつ、実は先輩の馬も先週の調教で故障→引退という
ことだった。競馬は、馬券だけでなく、うまくいかないものであ
る。さて、問題は午後だ。実は、先日、落とし物を拾った。手帳
なのだが、落とし主は年下の女の子。急いでいるところだったの
で、警察に届けず(届けたことがある人はお分かりかもしれない
が、異常に手続きが面倒くさい)、連絡先に直接電話していたの
である。で、お昼過ぎに待ち合わせて手渡し、せっかくだからと
お食事をしていたのだが、そこで彼女の携帯電話が鳴った。「親
からでした」。なんでも、前夜から言われていたそうなのだが、
警察に届けもしないで直接連絡してくるような男は、絶対に下心
があるから…と、もしものために連絡してきたのだそうである。
難しいところだ。何も警察に届けなくても、郵送するという手が
あるではないか、と言われると、反論のしようがない。しかし、
決して下心に満ちあふれていたわけではないのだ。こちらとして
は、自分の事情もあって警察には届けなかったが、親切心のつも
りだったのである。彼女は親のおせっかい電話に恐縮しきりだっ
たが、それが普通の親心というものなのだろう。いやいや、親切
も仕方によるものだと感じた次第である。念のために言いますけ
ど、皆さん、信用して下さいよ。ホントに…。

25日(金)

会社に出勤し、フランス行きの最終準備を整えてきた。具体的に
言うと、写真報道局でデジカメを借り、会社に届けられたフラン
スでの携帯電話をセッティングし、この両者の通信設定を確認す
ることである。その他、伝票整理もしてきた。まあ、前回に比べ
ればすべてがスムーズに済んでいる。間隔が短いのだから当たり
前だが。社内の人々から「また、フランスか。いいなぁ」と羨望
の声を多数受けた。無理もない。誰だって仕事で海外に行けるな
んてなかなかある機会ではないのだ。できれば仕事抜きで行きた
い、という希望ももちろんあるのだが、それはゼイタクというこ
とになるのだ。若輩者の分際で社を代表して行く出張。きちんと
仕事をこなしてこなくてはなるまい。頑張ろう。

24日(木)

きょうは帝王賞があるのだが、会議があるので抜け出せない。翌
週は日本にいないから、会議も出なくていいんじゃないか、と言
いたくなってしまったが、さすがにそうはいかない。サクサクと
会議を進めるように話を持っていき、何とかレースに間に合った
が、こんな私利私欲のために会議に集中しなかった罰が当たり、
馬券は当たらず。当たり前か…。しかしメイセイオペラは本当に
素晴らしい馬だと思う。来年はドバイに行ってほしいものだ。

23日(水)

本日のメニュー。ラジオたんぱ賞原稿=マチカネキンノホシ、ク
ロックワーク、シルクガーディアン、函館記念原稿=サクラナミ
キオー、人物モノ原稿=大西J、サンクルー大賞典エルコンドル
パサー原稿、デインヒル産駒特集原稿…。これだけ見てもなかな
か通じないでしょうが、けっこうキツイ分量であります。パソコ
ンの画面を見ていると頭痛が…。渡仏前のご奉公と思い、頑張り
ました。前夜、エルコンドルパサーに同行している佐々木調教助
手(二ノ宮厩舎公式HP管理人!)と電話で会話。非常にいい状
態だということなので、この苦労も報われるとみましょう。あと
昨日行われたカルトキングさんの手術も無事に成功したとのこと
で、これまたひと安心。ホント、人生、いろいろありますなぁ。

22日(火)

朝早くから目の前が真っ暗になるできごとがあった。我が愛馬マ
イネルフレイズがお世話になっている浅野厩舎の福田助手に会い
「また4着でしたねぇ」と話しかけたところ、バツが悪そうにひ
と言。「フレイズ…能失なんだよ…。聞いてないかい?」。能失
すなわち能力喪失。それ以上、詳しくは聞かなかった。すぐに池
田Jも現れて「殺処分寸前だったらしくて…」。まあ、オープン
まで行くだのという期待はしていなかったが、ようやく未勝利脱
出の見込みも出てきた矢先のできごと。公私混同といわれても仕
方ないが、さすがに元気に仕事する気にはなれなかった。もちろ
ん、全治させるとしても1年以上はかかる故障だ。地方競馬に行
けるはずもない。今はただ、これまでの頑張りにありがとうと言
うばかりだ。さようなら、フレイズ。

5/29東京競馬場にて。佐々木厩務員と池田J。

21日(月)

11日以来10日ぶりにカルトキング先輩をお見舞いに行った。
いよいよ明日が手術ということで、元気づけに行ったつもりなの
だが、意外なほどに元気で安心。もともと話が弾むのだが、2時
間もいたとは思えないほど時間の経過が早かった。ぜひとも無事
に手術を終えて掲示板に戻って来てほしいと思う。その後は美浦
へ。今週から真夏シフトの調教開始5時。寝不足は仕事の敵なの
で、早めに寝るとしよう。おやすみなさい…

20日(日)

福島から戻ってきたが、馬券が今イチだったこともあり、疲れが
ドッときた。金額的に大した負けではないのだが、万馬券1点勝
負が1−3着になるなど、何とも言えない負けが多い。福島は難
しいなぁ。これでしばらく競馬場とはおさらば。来週の土日は、
フランス行きの準備に追われることになる。ところで、きょう、
帰宅してみたらラフィアンのパンフレットが届いていた。今年も
何か1頭くらいは出資しようと思っているが、さて。今のところ
候補はカーネギー、メジロマックイーン、スターオブコジーンの
産駒3頭。あれこれ研究して、2次募集まで待つか検討しようと
思う。それにしても、馬の質が向上したものだ。3000万クラ
スがゴロゴロ(59頭中7頭だけだが、以前とは隔世の感)いて
驚いた。ビッグレッドファーム全体も、かなりの規模になってき
ている。これまで7頭の出資で3頭が勝ち上がっているが、いず
れも1勝馬。まだデビューしていない3歳馬もいるが、何とか、
大きな夢を見られるような馬を持ちたいものである。

19日・夜の部

普通ではない夜だったので、改めて日記にした。きょうの日記を
早めにアップロードしたのは、夜が長くなりそうだったからであ
る。福島入りしている関係者の方と飲みに出る約束があったから
なのだ。ところが、最初に腹ごしらえのギョーザを食べてるうち
はよかったのだが、2軒目にしぶしぶ行ったキャバクラで(こう
いうバレるウソはウソとはいわない)下らない会話をしているう
ちに、お腹急降下(byビ○フェルミン)。トイレから出られな
いハメになってしまった。これは何度か経験している持病で、急
性腸炎なのである。突如として襲って来て、立っていられない貧
血状態に陥るのだ。かれこれ15分ばかりトイレでダウン。何と
か一段落したところで、ホテルに帰厩し、お風呂に入って落ち着
きを取り戻したという次第である。それにしても難儀な体質だ。
しかし、出掛ける前に驚いたことがもう1つ。TUFという福島
のテレビ局の夕方のニュースを見ていたのだが、トップニュース
がいきなり「待望の福島競馬開幕」。しばし絶句してしまった。
素晴らしい土地柄である。ビバ、福島!

19日(土)

まあ、勝負ごとなどというのは、要は金が増えていればいいわけ
である。それがたとえどんな金でも。いや、人聞きの悪い犯罪が
らみなどではない。本日の馬券収支はややマイナス。予想コーナ
ーで触れた馬はクリムゾンクローバしか来なかったが、小銭で遊
びながら見ていたレースがいくつかヒットしたので、わずかなマ
イナスで済んだのだ。しかし、財布の中身は増えている。そのわ
けとは、ご祝儀。穴党で知られるサンスポのM記者が函館の万馬
券を的中し(大声がすごい)、おこぼれに預かったのに続いて、
若手O記者も最終レースの万馬券を的中した。何事ももつべきは
同じ会社のバクチの上手な人である。しかし情けねえなぁ…

18日(金)

久々の福島である。確か昨秋の開幕週以来だと思う。しかし、迎
えていたのは雨…。涼しい気候でのんびり馬券を、などという野
望は瞬時に潰えてしまった。しかも半袖で来ている。かなり寒い
んだよな、これが。でも、とりあえずきょうのところはあまり雨
も降った形跡はない。これならば、さほど悪化せずに済むかもし
れないと思う。夕方に福島入りして、福島の主(?)shi〜さん
とお食事へ。いいお店に連れていっていただき、恐縮の極み。本
日は本当にありがとうございました! これで、いつもは寂しい
秋も、とても楽しみになりました。

17日(木)

人間が楽観的にできているので、落ち込んでも立ち直りは早い部
類に入ると思う。まあ、いろいろ尾を引くだろうが、明日からは
福島だ。頑張るべ。それにしても、shi〜さんの情報によると雨
に降られるらしい。イヤじゃ〜。開幕週の馬場で雨なんて、馬券
も難しくなるだけだろうし。ま、でもこの夏1度しか行けない福
島の地をたっぷり楽しんでくるとしよう!

16日(水)

プライベートでのヤボ用に費やした1日だった。詳細はここでは
触れないが、人生は何事も楽ではないと思う次第。身勝手なもの
である。深く考えないでいただきたい。どうせ一晩寝たら、また
元気になってギャンブル三昧の日々が始まるのだ。それでいい。
読む方にはよく分からないでしょうが、いちおう日記なので、そ
の日の心境を綴ってみたりしました。あー疲れた…

日記メインページhome