8月の日記(前半)

15日(日)

9日発売の我が雑誌に、とあるコラムを書いた。内容としては、JR
Aの払い戻し金テレホンサービスに対する提言である。ダイワオーシ
ュウが除外になった時にたまたまテレホンサービスを聞いたのだが、
単複に続いて枠連、馬連の配当をすべて告げてから、最後の最後に除
外による払い戻しがあることを告げるのは、非常に不親切であるとい
う内容だ。何も知らない普通の人なら、単勝に続く複勝の配当で1〜
3着がすべて分かった段階で、電話を切ってもおかしくない(とボク
は思うのだが)。そうした人をせっかちとは呼べないだろう、と指摘
した。で、きょう。お休みなので朝のうちにPATで馬券を買い、ノ
コノコと出かけていた。メーンが終わる時間になって、払い戻しの電
話をかけ、特に気になった新潟、小倉のハズレを確認。残る札幌の配
当も、2着マチカネエデンまで聞いたところで電話を切ってしまった
のである。きょうは本当にPATにしといてよかった。帰宅してPA
Tを確認したら、やけに金が減ってない(増えている、とは言えない
ところが悲しい)ので、よくよく確認してみたら、札幌のメーンは2
着同着だったのだ。ホッと一息ついたが、ボクのような人間は、JR
Aでも救いようのないせっかちということになるんだろうな…。

14日(土)

朝から出勤…もとい出撃。後楽園ウインズである。行くなりいきなり
大学の後輩にバッタリと会った。やられまくりライフを満喫している
オレに対して「まあまあ当たっています」だと。早々にブルーになっ
てしまった。インチキくさく新馬戦の馬券をタテ目で取ったはいいも
のの、その後はハズレハズレのオンパレード。結局、札幌12Rのゾ
ロ目を取って、ようやく回収率50%という体たらくだった。何とも
情けない限りである。しかし、久しぶりに朝から延々と後楽園にいた
が、ここのおじさんたちはパワーがあると思う。おのおのが好き勝手
なことばかり口走っていて、これが鉄火場というものだと改めて感じ
入った。「バッカヤロー、あのヘタクソめ」「あそこで仕掛けてりゃ
2着に届いているんだよ」「よーし! そうだ! はーい、ゴチソー
サン!」(←注・配当はガチガチ。オッサンの馬券を見たら500円
しか買ってねえ)などなど。ギャンブルの真髄というか、日本人のパ
ワーというか、うまく言えないが、ああいう楽しみ方もまたいいもの
だと思う。しかし、どーみても競馬の知識では負けっこないはずのオ
ッサンに「な? ここはこれしかないんだって」などと講釈をたれら
れることにまさる苦痛はない。ギャンブルは、金を持っている人間こ
そ、勝者なのである。ちっきしょー!!!

13日(金)

会社に立ち寄ってのんびりと伝票整理や細々とした作業をした。最近
あまり会社に寄る機会がなかったので、こういう休みの日に行く方が
作業がはかどる。夜は旧知の友人とカラオケへ。久々に爆裂して楽し
く過ごせた。でも、疲れた…。何より驚いたのは、六本木プライス。
実は六本木で遊んだのは(健全な遊びです。念のため)初めてで、ま
さかカラオケであんな金額になろうとは…。ただでも金がないこの時
期に六本木は失敗だった。とにかく、今週の馬券は控えめにしたいと
もともと思っていたが、予想以上の緊縮財政を強いられることになっ
てしまった。まいったなぁ…。

12日(木)

今朝はエリモエクセルの追い切りがメーンで、これは朝一番に終わっ
てしまった。後は原稿を仕上げて東京に帰るだけ…なら良かったのだ
が、昨日、会社から指令があったのである。「ナリタトップロードが
函館入りするので、写真を撮れ」。社命に否やはない。原稿もすべて
打ち終えた午前中から待つこと5時間近く。スタッフの待つ沖厩舎に
トップロードは帰ってきた。下は馬房に入るやカイババリバリのトッ
プロード。渡辺Jも「相変わらずよく食べますね」と苦笑いだった。

で、この仕事を終えてすぐに帰ればいいのだが、残念ながら撮影は午
後3時。飛行機は午後7時15分までないのである。となれば、自分
にとって選択肢はただひとつ。道営競馬で連勝狙い、である。まあ、
世の中がそんなに甘くないことは誰もが承知のことで、案の定、北海
道競馬に返礼をしたに過ぎなかった。ちなみに北海道のテレビでは、
ノーギャラで出演したという北島サブちゃんの道営競馬CMが放映さ
れている。「北海道競馬、応援して下さいよ!」。ハイ、しました。

11日(水)

朝一番の追い切りは、怒涛のごとく終わり、担当者が騎乗したまま厩
舎へ引き上げていったツクバシンフォニーを追いかけて取材するなど
もろもろの仕事をこなした(ちなみに、ツクバシンフォニーの担当者
の弟さんは、近々デビューする競輪選手だそうである)。で、これが
終わってから、DスポーツのK記者、スポーツHのI記者とともに、
函館名物の朝市へ出陣。鮭親子丼というのを食べてきた。きくよ食堂
という、朝市の中でも有名な店で、水野真紀だとかジュディマリだと
かのサインがたくさん飾ってあった。味は、まあ、普通かな。なにせ
学生時代に食した襟裳岬のいくら丼の感動が強烈すぎただけに、今も
並みのおいしさでは感動しなくなっているのだ。で、競馬場に戻って
原稿を打つ。さすがに1人でこなすにはなかなかの原稿量だったが、
何とか夕方までにクリアして、普通ならばそこでご飯に行くところ。
しかし、ようやく待ちに待った解禁である。そう、
道営競馬、旭川ナ
イトレース
だ。しかし、いかんせん資金難。狙うレースはただ1つ、
JRA交流のポルックス特別である。交流といえども、JRA馬は1
頭だけ。その1頭が中村均厩舎のファンガレイという馬で、長期休養
明けである。話はさかのぼって、昨日の朝のことだ。自分の取材をひ
ととおり終えた後、スポーツNのK記者(Kというか、ボクと同姓で
ある)が急に依頼された、そのファンガレイの談話取りにお付き合い
したのである。その際のセリフは「動きは休む前よりもいい」という
簡素なもの。しかし、いざ出馬表を見てみれば、鞍上は蛯名Jだ。シ
ロウトのような予想だが、たった1頭の騎乗馬で、期待が持てない馬
ならば、はるばる今をときめくリーディングジョッキーが旭川まで出
向くまい、というあさはかな読みである。こんな単純極まりない読み
で馬券が当たれば、なにも苦労はしないのだが、驚いたことに、これ
が苦もなく当たるのだから、バカバカしいことこの上ない。8000
円が5万円。帰りの飛行機代をカード払いしなくてはならないところ
だったが、運良く(ホントに運だけ)てめえの金で帰れることになっ
た。レースが終わって、ちょうど夕飯時だったので、K記者を誘い、
ジンギスカンへ。あの方の誘いがなかったら、相も変わらぬ貧乏暮ら
しが続いていたことは確実なだけに、気持ち良くごちそうさせてもら
った。それにしても、熱心に研究してもハズレ続けるJRA馬券、な
んとかならんものかと、改めて感じる次第である。

自慢話だけみたいだとイヤなので…。記者席から臨む競馬場。海がキレイ!

10日(火)

暑い。ニュースを見ていたら、東京の最高気温より、こっちの方が暑
かった。厩舎関係者の中からも「涼しいから函館にきているのに」と
いうグチが多数。こういう情報こそ、馬券に役立てなくちゃね。でも
その話が、馬のことではなくて、人のことだったりするから始末が悪
いんだな〜(笑)。あんたが涼しくても馬は関係ないって。とはいえ
実際にマイッている馬が多いのも事実。しかしながら、そんな影響を
まるで感じないのはセイウンスカイ。やっぱり夏は芦毛なのかな。い
かんせんカネがないので、夜は他社の方々と夕飯を食べて、サッサと
ホテルに戻ってきた。明日はセイウンスカイとサイレントハンターの
併せ馬、それにミッドナイトベット、さらにツクバシンフォニーが、
すべて朝一番(5:30)の追い切り。気合入れていかにゃあ!

9日(月)

早めに会社に立ち寄って仕込みを済ませ、函館に来た。どうやら関東
地方は熱帯低気圧の影響で大雨になるとか。その大雨からは逃れるこ
とができたが、こんなことでツイても仕方ない。よくよく思うと、フ
ランスにいる時(イスパーン賞時)は日本が全国的に豪雨だったし、
前回の函館の時も首都圏は大雨だった。こんなことでツキを使ってい
るから馬券が当たらないのではないか、と思うのは間違いだろうか?
あ、近日中に船橋オート体験記をアップしますので、心ある奇特な方
はお楽しみに。いい加減、時間も経ってるから、どうなることやら。

8日(日)

きょうはお休み。予想のところにも書いたが、夏競馬開催中は、毎週
競馬場に行くというわけにはいかない。ウインズ勝負となる。しかし
きょうは行動の都合上、新宿へ。1000円単位はキツいよなぁ…。
スピードワールドからものの見事な1−3着、2−3着。相変わらず
のワイド先取りぶりだった。おまけに仕事でヘマをしでかしていたこ
とが発覚。つくづくトホホな1日だった。明日からは3泊4日の函館
出張。少しでもツキを取り戻すよう、心を入れ替えて仕事しよう!

7日(土)

ついに、パソコンが帰ってきたのが一昨日の木曜日。しかしながら、
しょせんパソコンについては素人に毛が生えた程度の知識しかなく、
人の力を借りねば更新はおろか、基本設定すらままならぬ状態。2日
間かけて、紺三郎さん、くずNo.2さんの尽力によって(ただ見て
いるだけで)ほぼ旧に復した。ついでに麻雀と花札のゲームをインス
トールしたので、これから仕事の合間に遊べるので、復旧というより
強化されたということか。しかし、このページも多くの人が読んでる
から、うかつなことは言えねえな。仕事の合間になんかしないように
しようっと。ま、いずれにしても、これからまた更新していくので、
皆様、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

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