今年の図式

春のグランドジャンプで、ゴーカイが連覇を果たし、王者の牙城を守った。昨年暮れに敗れたランドパワーは
春のアクシデントで現役を退き、前哨戦でもまずは無難に力を見せた王者は、斤量面の問題でなかなか使いた
いレースを使えない弱みはあるものの、きっちりとここに向けて態勢を整えてきている。ゴーカイvs挑戦者。
その図式が基本的なものだろう。

本来ならば、長期休養中のテイエムダイオーに加え、故障してしまったアイディンサマー(ホントに残念)、
ビコーグッドマン(前走落馬でやはり故障)などの役者が揃えばなお盛り上がるのだろうが、負担もリバウン
ドも大きいハードなレースゆえ、故障はつきものだろう。そんなハードなレースだからこそ、感動も与えられ
るわけで、すべての役者が顔をそろえることの難しさも受け入れねばなるまい。

今年、伸びてきた新星としては、カネトシガバナーの存在が挙げられよう。夏からグンと伸びたヒカルボシ。
春に破竹の快進撃を見せたユーセイシュタイン。堅実ギフテッドクラウン。これらが王者に挑戦する新しい顔
ぶれか。そして昨年来のライバルとなるマキハタコンコルド、コバノスコッチ、ミナミノゴージャス、マキシ
マムプレイズなど。出否未定ながら、ゴーカイの弟ユウフヨウホウの名前も見える。これらのメンバーが、王
位奪取をもくろんでの挑戦。どのようなレースになるか、今から胸が高鳴る。

残念ながら、コバノスコッチは蹄の故障が判明して、出走を断念することになった。前々からこのレースに期待を寄せ
ていた山本Jのガッカリした表情が、陣営の無念を物語っています。あの堅実さは楽しみだったんだけどなぁ…。

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