”住宅”や”別荘”を新築なされようとする方のために、木造またはRC造・天然素材・合理的な工法による、健康的で快適な生活の拠点となる”住空間”のあり方を提案したいと考えています。 | |
建築を創ることは少なからず自然を破壊する行為でありますが、また新しい環境を創る行為でもあります。 自然との共生の上にはじめて人間(生物)としての生活空間があり、そのために建築設計がある....と考えております。 | |
「健康」とか「快適」という事については、人それぞれの考えとか感じ方の違があります。 私達は、建築・環境を構成する素材についての、充分な情報をもっております。 そして、その人独自の好み・感性・理念にあわせて「テイスト・ブレンド」すること、健康・快適をモットーに住む方の個性を表現したいと思っています。 | |
保守・維持費やエネルギーコストを抑えようとすると、初期の工事費は高くなりますが、長期的に考えればお得です。ご予算との兼ね合いがありますので、イニシアル・コスト(当初の建設費)とランニング・コスト(エネルギー/保守/維持費)のバランスについて、具体的にご説明し協議させていただきます。 |
実際例 ”週末住宅A(別荘)”の場合 |
項目 | 生活のイメージ | 空間のイメージ | 住まいのパターン | 優先 |
屋外 | ・ガーデニング (園芸) ・アグリカルチャー(農作業) ・デッキでバーベキュー |
・屋外で自然に親しむ ・屋外と屋内の連続性 |
・庭の取り込み 重視 ・大地との触れ合い重視 |
◎ |
専用室 | ・趣味、絵画、工作 ・樹上の眺望 ・リラクゼーション、休息 |
・屋内で作業する、休息する ・アトリエ、オーディオルーム ・望遠室 |
・専用室での充足 重視 ・書斎、オーディオルーム独立 |
○ |
スポーツ | ・冬はスキー ・夏はテニス/登山 ・四季折々、釣り、ヨット |
・屋外スポーツの拠点として ・スキー乾燥室 ・道具保管スペース ←→ 居間 |
・スポーツ基地 重視 ・ベッドルーム 重視 |
× |
交友 | ・パーティーをひらく ・にぎやかに遊ぶ |
・社交の場 ・ギャラリー + ゲストルーム |
・パーティー、会合 重視 ・キッチン 重視 |
△ |
(※) 清里八ケ岳の家 (モデル別荘) |
1985年 モデル別荘設計コンペ (主催者: 山梨県産材住宅建築事業共同組合) 優秀作品入選 清里の森(山梨県高根町)にて、コンペ主催者により モデル住宅として実際に建設された。 |
イメージ コンセプト |
● 生活・空間イメージのキーワード 健康、生活を楽しむ 天然素材の建材を使う 広々とした ........ 空間の連続性 メンテナンスフリー(管理の容易さ) ● ”健康” を指向し、かつ快適さを求める。 ”近くて遠い別荘” から、”近くて近い週末別荘”へ ”つい”の”すみか”=( ”終”の”住処” )へ |
空間 条件 |
● 自然と一体化する居住空間 ・夫婦+子供+(ゲスト) という家族の最小限単位にとって 最適なキャパシティーと機能を備える ・小じんまりしていて、暖か味が強い................が、 ................余裕と遊びのある空間を実現させる。 ・居住空間が室内から屋外へと連続し、一体化する ・分譲住宅地の中でプライバシーを確保させる ・滞在中はもちろん、長期の不在期間でも防犯性を高める |
仕様 |
● こだわりの仕様 ・暖炉(下部は耐火レンガ) ・ペアガラス付・木製サッシ ・断熱材(グラスウール)厚100 ・床高=地盤+1.200(湿気対策) ・基礎の割栗の下端=地盤―1.000 (寒冷地につき、凍結深度以下) ・ならフローリングの床 ・杉材の天井 ・唐松材の屋外サンデッキ 天然木材 |
寒冷地 設備 仕様 |
● 給排水設備の凍結防止対策 ・埋設管や止水栓は、凍結深度以下に埋設 ・凍結深度より上の給水管には、電気ヒーターを設置 ・配管には保温を充分に行い、水抜き勾配を充分にとる ・風呂の追焚き循環チューブでも水抜き勾配を充分に ・水抜き操作を一箇所にて可能とする、また操作を楽に するため、水抜栓・止水線のバルブ位置を高くする |
注(※) | ・3尺モジュールでは、3尺(=909mm)が寸法の基本単位ですが、 mモジュールでは、1m(=1000mm)を基本単位とします。 ・当事務所では一般的には「mモジュール」を推奨しています。 (廊下や便所の横幅が 909mmだと、やや狭いのが理由です) ・しかし建設地によっては、採用した建材が入手しづらく、かえって 単価が高くなる場合もあります。 このケースがそうでした。 |
1階プラン |
2階プラン |
ロフト・プラン |
アキツ設計 AKITU SEKKEI CO.,LTD. |