ZiPPO No.00 (1997)

ZiPPOを眺めていて、ふと思った。

色んなデザインのZiPPOが在るけど、どれもきっと誰かが持っているものと同じなんだろうなぁ。かといって、希少価値の在るようなものを捜し求める気持ちも無いし。
コレクションとしてではなく、普段煙草の火を点けたり キャンプに持って行って使っても、惜しくないような、それでも自分だけのジッポって、無いかなぁ?って。

偶然、同じ職場にZiPPO好きの知人が居て(彼もお土産でもらったものが何個か集まっちゃった。って言う感じで、コレクションを楽しむ人では無く、メッキを紙やすりで削り落としては真鍮の手触りを楽しんでいました。)その彼と話をしていたとき、思い付いたのが ZiPPOへの堀込みでした。

そして、たまたま彼がその時に持っていた ZiPPO。その表はメッキが落とされていて、「失敗しても良いから、これに彫ってみる?」って。
その時の、ZiPPOの裏面に彫り込んだのが、これです。

道具も何も無く、彫刻刀で彫りました。

未だに完成していない作品ですが、多分、完成することはないのかな?とも思いますので、ここに写真を置いておきますね。
(持ち主には、時間が合ったら完成させて、と言われ続けていますが・・・(笑))

1998.02.16 Aoi AoYama.

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