□ ただそこにあるだけの □

その理由はきっと有る

 少しだけ歳の離れた姉妹なのかもしれない
 遠くから訪ねてきた友人なのかもしれない
 引き離された自分の一部なのかもしれない

その役割も色々と有る

 季節や時を告げ
 穏やかに夜を照らし
 進む道を教え

その想いも沢山有る

 寂しさを募らせたり
 悲しみの涙に滲んだり
 希望に胸を膨らませたり

だけど
そんなコトは どうでも良くて

 月は・・・

ただ そこにあるということが
僕にとって 大切なことなんだ

2002.05.25. 23:49 (Sat)