□ 日常の片隅に □

色々なことを考えてみました。
仕事帰りの疲れた頭では、
なんの答えも見つけられないのだけれど。

 やっと・・・一つだけ確認できたこと。
 あなたを失いたくは無い想い。
 あなたが好きで愛しいという気持ち。

下弦を過ぎた月と星の明かりを頼りに、
足元を確かめながら一歩一歩。

 だけど・・・感じたこと。
 望む形と届ける言葉の
 ほんの少しの食い違い。

夜の遊歩道は人影もなく静かに佇んでいました。
遠くには存在を主張する自販機の明りが眩しくて。

 なのに・・・思ったこと。
 僕に、あなたが出そうとしている答えを
 受け止める勇気があるのかということ。

静かな朝の空に白い月は新月に向かっています。
繰り返される穏やかな日々がそこにはあります。

 そして・・・解ったこと。
 少し形を変えながらも、また続いていくのです。
 それでも、あなたを想いつづける僕の日々が。

日常の片隅に、そんな想いが隠されています。
きっと・・・昨日までも、明日からも。

2002.10.30. 09:18 (Wed)