【君のお願い】
…例えばこんなエピソード(空想日記2)…
『あのね、お願いがあるの。』
ドキッ。
少し媚びるような声で、君が僕に囁きかける。
そんな態度は、同姓から煙たがられるから、やめたほうが良いよ…。特に他の男には絶対…。
微妙に矛盾する二つの感情が交錯しながらも男の本性はそれを受け入れてしまう。
…でも気を許してはいけない。
前にこんなことがあった。
『あのね、手紙送ったから、読んでね♪明日にはつくと思うから』
「へぇ、手紙なんて珍しいね。なんだろう?楽しみだなぁ…」
『ううん、楽しい話じゃ無いかもしれない…きっと』
「う”…(楽しくない話なら、期待させるようなこと言わないでよ…。)」
こんなこともあったっけ。
『あのね、映画とか観たいなぁ』
「そだね、どんな映画が好きなの?」
『んっとね…よくわかんない』
「(おい?)こんなのは?」
『へぇ、良いね』
「一緒に行こうか?」
『でも明日、彼氏と観に行くから』
「お”…?(なんか、話の流れ…おかしくないか?)」
さて…、
『あのね、お願いがあるの。』
この台詞の続きを、聞くべきかどうか…
さて…。
2003.01.28. 09:21 (Tue)