幸せの方向性


さぁ、哲学に弱い君のために、今日は特別に簡単な数学で説明してあげよう。

いいかい?目の前の空間に2次元の座標軸を描いてごらん。
そうだね、バックグランドには、青い空色を貼ると良いよ。ほら、座標軸が映えるだろ?
その座標の原点に君が居る。X0、Y0の位置だ。
その君はX+の方向にベクトルをもってる。
それが君の幸せの方向だ。いいかい?

それからX−の位置に彼が居る。
その想いも希望も殆ど全てのベクトルが原点に向かっている。
つまり、君に向かっている。多少のずれはこの際気にしちゃいけないよ。
二つのベクトルがほぼ一致しているのが解るかな。

今度は、X0、Y−の位置に僕を置いてみようか?
そのベクトルはY+の方向を向いているんだ。これもまたつまり…君のいる方向だね。
ベクトルは90度ほど違っているけれど…。

描いてみたかい?
ほら、今なにがどうなっているのか…
数学の得意な君になら…わかってもらえたかな?
それぞれのベクトルの演算の仕方は知っているね。

さぁ、今日の講義はここまで。質問があったら…僕の部屋までおいで。
鍵は、開けておくから…。

2003.04.27. 01:09 (Sun)