夢の続き

瞼に感じた
柔らかな日差しに
ふと目覚めた。
目を開けると
優しい光に
きみのシルエット。
『おはよう。』
「おはよ…」
『みて。天気いいよ。』
「ん」
『さ、起きよ。』
「寒いよ…」
『ほら。一緒に珈琲飲もう』
「起こして」
『しょうがないなぁ…』
「さぁ」
『ん…』
きみのキスをうけて
きみにキスをして
朝の光の中で
二人魚になって…
昨夜の夢の続き。
強い日差しの痛みに
また目が覚めた。
いけない…
またソファーで
寝てしまったようだ。
夢の続きに独り
ぼんやりする。

2004.01.18. 12:28 (Sun)