天気予報

テレビでは雪になるって天気予報士が言っていた
朝になったら雪だるまを作れるくらい積もっているのかな
きみの大切な人も何時もと変わらずに帰ってくると良いね
知らず知らずに雪の予報に期待と不安
こころが雪でいっぱいになっていた。
それなのに目覚めると眩しい日差し
雪の痕なんてどこにもなかった
夜には確かに雪が降っていた
ふわふわと風に舞う雪に心躍らせたもの
だけど朝には雪は全部溶けてしまったみたい
気象予報士だって間違ってはいなかった
雪もちゃんと降っていたから悪くなんて無い
それでも積もった雪を見たかったから
すべてを覆い尽くす一面の雪を見たかったから
僕が期待しすぎただけ…。
きみにとっての僕の言葉も
天気予報の様なものなのか…。

2004.01.18. 22:56 (Sun)