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玄箱/HG(KURO-BOX/HG) - FTPDの導入(ProFTPD)

ProFTPDの導入

パッケージのインストール

apt-get を利用してProFTPをインストールします。
# apt-get install proftpd

環境設定

ServerName          "FTP server" ←適宜
ServerType          inetd ←MasquerradeAddressをルータに任せられるなら standaloneでも。
AllowOverwrite      on ←ディレクトリごとの.ftpaccessによる設定を許可する
DisplayLogin        welcome.msg
#DisplayFirstChdir  .message
LsDefaultOptions    "-l" ←オプションの形式が変わったという話も…一応
DenyFilter          \*.*/
DefaultRoot         ~/public_html !group ←!以降のグループは上位のディレクトリへ移動可能
# MasqueradeAddress  your.domain ←WAN側のホスト名or固定ならIP(DR202Cでは不要)
# PassivePorts        4000 4029 ←passive modeで使用するポートの範囲(例:400〜4029)
TimesGMT            off ←日本時間で処理
Port                21 ←デフォルトのポート
UseReverseDNS       off ←DNS逆引き使用しない
IdentLookups        off ←Ident使用しない

LogFormat allinfo "%t : %u (%a [%h]) : [%s], %T, %m (%f)" ←LOGのフォーマット
:
ExtendedLog /var/log/proftpd/all.log ALL allinfo ←LOG収集
:
ShowDotFiles        on ←dotfile(隠しファイル)を表示するか
<Directory /*> ←各ディレクトリごとに色々設定
  Umask             022  022
  AllowOverwrite    on
</Directory>

メモ(情報収集確認中)

  • proftpdは /etc/hosts.deny と /etc/hosts.allow を参照しているので、IPアドレスによるアクセス制限をかける場合には適宜設定する。hosts.deny に ALL:ALLがあると、全てを拒否し、hosts.allowで必要な分を許可。
  • DefaultRoot にディレクトリを指定した有る場合で!以下のグループに属さないユーザの場合 /home/userに対応ディレクトリが無ければ接続できない。
    DefaultRoot ~/public_html なら /home/user/public_htmlが無いユーザは接続できない。
  • クライアント側がルータ越えの場合基本的にpassiveモード。
  • passiveモード時に使用するポートは、ルータで外部から接続できるようにポートフォワードする。
  • MasqueradeAddressでサーバのIPを返す(DNSで引けるドメインでも可)
  • ルータによって(AtermDR202C等)は、MasqueradeAddressを設定しなくても自動的にWAN側のアドレスを返してくれるものもある。
  • また、DR202Cに限ってかもしれないが・・・データコネクションに使用するポートをポートマッピング(ポートフォワード)する必要が無い。

参考リンク

ProFTPD

玄箱全般

Debian GNU/Linux 公式サイト

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