点と線の交わり 2001.03.27


君に出会うことを期待して街を彷徨う。

きっと、君はこの場所に居る。
そんな気がする。

きっと、君はこの瞬間に居る。
そんな気がする。

君の居た場所、君の居た時間。

移り変わる。
それは君の欠片で結ばれた線を描く。

僕は小さな点。
ふらふらと彷徨う小さな点。

点と線が交わる。

それは、君の軌跡。
見えない君の足跡。

君はもう、そこには居ない。


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