疎外感と自己嫌悪と 2001.11.16


君と話がしたいのに。

でも君はいつも誰かと一緒で。
話しかけたくても、話しかけられない。

君を見ている僕。
そんな、僕に気付く君。
そいつもまた僕を見る。

僕を見ながら君が、そいつに何かを話している。
僕と話す時よりも楽しそうに見えるのは、思い過ごしだろうか。

やりきれない気持ちになるのは何故だろう。
おもちゃをとられた子供のように。

情けない気持ちになるのは何故だろう。
出来るはずの事が出来なかったときのように。

切ない気持ちになるのは何故だろう。
置き去りにされたあの頃のように。

君の目には、どんな僕が映っているのだろう。

惨めな姿か、哀れな姿か、それとも滑稽な・・・
本当は最初から、君の目に僕は映っていないのか。

毎日が、そんな想いの繰り返し。

そんな風にしか考えられない自分が一番嫌いで。
どうしようもなくて。

だから

僕は君の側から離れようと思う。
君の姿が、目に入らない場所へ。
僕が自分を取り戻せる場所まで。

それが無意味なことだと解ってはいても・・・。


戻る