君の瞳 2002.01.23


君の瞳に元気が無い様に感じた。

「おなかが空いているから」
君の台詞。

僕は、唇を少し尖らせてみよう。
それとも視線を泳がせて溜息をつこうか。

誰かが君を、悲しませたのか。
それとも僕は君を、怒らせてしまったのか。

考えることは出来る。
どこかに正解はあるはずと。
さりとて、本当のところは僕には解らない。

心に触れられたら、良いのに。
体温を感じれば、きっと気持ちが伝わる。

だからもう一度、君の表情を思い出してみよう。

そして僕は眠りにつく。
夢の中で、君の瞳に宿る不安を見つめながら。

おやすみなさい。

愁いを帯びた瞳の君。


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