転勤してしまいました
書いたのは 30.Aug.2000


私的な事(と言っても、ここでは私的な事しか書いていませんが)ですが、この度転勤してしまいました。完了形です。
転勤先は、花の都東京です。
住まいと駐車場は、会社が用意してくれました。
寮扱いなので、家賃も非常に安く済んでいます。
渋谷からも割と近いので、なかなか便利な環境ではある様です。

まぁ、東京に出る事自体には特に抵抗は在りませんでしたから、何も問題なし!
と言う訳ではなくて
問題も会社に言いたい事も色々在りました。未だに解決していない事も在ります。
金も時間も随分使いました。
転勤前に掛けたお金が半ば無駄になり掛かってもいます。
会社なんて勝手なもんですね。

さてそれは置いといて本題に入りたいと思います。
住むところが変わると豆事情が変わってきます。
まず、近所に豆を売っていそうな店が見当たらないんです。
気付かないだけかもしれませんが。
でもってコーヒーの入れ方のところで、
「珈琲館の豆なら何処でも入手できるだろう。」
などと書いてしまいましたが、実はそうもいかないようです。
珈琲館が無い訳ではないのですが、在処が分からないんです。
インターネットで探してみますと、池袋のなんちゃらビルに在るらしいと言うところまでは分かりました。
詳細な地名が分からない ビルの名称を書かれても分からない そこまでの道順が分からない 要は、はっきり言って田舎者ですね。
取り敢えず最初は、ストックの豆が在るからゆっくり探そう。
と言う事にしておきました。

そうこうするうちに日が経って、ストックの豆も底を突き始めました。
世の中巧くできたもんで、そうなると仕事の方が無茶苦茶忙しくなる事になっている様です。
とうとうストックの豆が無くなり、仕方なくコンビニで売っている
U社の挽き売り豆を買って入れてみました。
はっきり言って私の好みの味ではありませんでした。
また、この豆を活かして美味しくいれる方法もなかなか見つからず、
実は最後まで使い切らないで、デッドストックと化してしまいました。

さて、そんな時にやっと休みが取れて、友人のところへ遊びに行きました。
酒瓶と氷とビールを下げて訪問し、深夜まで呑んだくれてしまいました。
夜も明けて、ゴソゴソと起き出して、友人に挨拶して駅へ向かう途中の事です。
ふと、何の気なしに道端のお店を見やると、そこは珈琲館でした。
すると突然、記憶の奥底の情報が引き出されてきて
「そう言えば、随分前からここに珈琲館が在ったなぁ。」
等と納得している自分が情けなくなりました。
全くもって人の記憶なんて当てにならないもんです。

でも、見つかったのは良いけど、あそこまで結構時間掛かるなぁ。



これを書いてから2週間ほどして、徒歩で通える珈琲館を見つけました。
あははははは




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