市議会ニュース第十二号 | ||||
平成14年度予算
●一般会計予算
326億487万円(前年度比2.1%減) ●総額予算(一般会計+5特別会計) 562億5606万円(前年度比1.6%の減) ![]() 今予算の目玉と課題 平成14年度(平成14年4月〜同15年3月)の予算は、新市長の初めての予算作成ということで、「新市長のカラー」がどんな形で出てくるかが焦点だったと思います。しかし実際には、財政難ということはあるにしても、「野崎カラー」があまり見えてこない内容でした。 多くは前稲葉市政の政策を引き継いだもので、ただその中でも、目玉は何か?と強いて挙げるとしたら、一つは行財政改革のための民間コンサルタントの活用。もう一つは地域商工業活性化のための地域産業振興会議だと思います。 特に「地域産業振興会議」は、これからの東久留米市に活力を取り戻すため、多様な人材で話し合いをし最終的には報告書を取りまとめるということですが、実は平成10年度に「東久留米市広域商業診断報告書」という同様のものを既に取りまとめて地域の振興策を様々に提言しています。 278ページにわたる非常にすばらしいこの報告書はほとんど実践されていません。 このようなことを繰り返さないよう、実のあるものにするために、そして税金の無駄遣いにならないよう市側に言及しました。 これはほんの一例です。これからもしっかりとチェックしていきます。 今年の主な事業 ・子育て支援策 ファミリーサポートセンターの設置 (社会福祉協議会に委託) 公立保育園の延長保育の実施 (市内3園で実施) ・福祉の充実 高齢者向け優良賃貸住宅の整備と家賃補助 ・教育 耐震補強工事 (久留米中) トイレの改造 (五小) 学校適正配置 (滝山小学校からは早くとの声が) ・情報化社会 IT講習の実施 (昨年に続いて実施) ・行財政改革 行財政改革のための民間コンサルタントの活用 ・商工業振興策 地域産業振興会議 (企画倒れにならないよう要チェック) ・協働のまちづくり 協働のまちづくり推進市民懇談会 インターンシップ体験記
一橋大学法学部3年 山田俊輔さん 今年の2月から3月にかけて馬場さんのもとでインターン生として様々なことを経験させていただきました。なかでも最も力と時間を注いだのは、3月の市議会での一般質問の作成です。 いくつかあった質問内容のなかで僕がかかわったのは「人間ドッグ助成制度」に関する質問です。 そもそもは清瀬や西東京、東大和など周辺の都市では実施されている「人間ドッグ助成制度」が東久留米市では実施されていないという有権者の方の指摘を受けて馬場さんがこれまでの市議会でもとりあげてきた課題でした。そこで今回は前回よりも詳しく、根拠となる医療費などのデータを挙げて質問することになりました。 僕はデータの整理をしたり、電話で周辺都市の実施状況を調べたりしました。そのうえで馬場さんのアドバイスをうけつつ論理的に、聞く人を納得させるような文章となるよう心がけつつ質問の原稿を書きました。議会本番でも僕が関わった部分はその原稿をほとんどそのまま使ってくださりいい思い出にもなりました。 一般質問作成の手伝いのほかにも市議会ニュースの作成や配布など様々なことを経験することができました。どれも普段の学校生活では経験できない貴重なものばかりで、僕の将来にとっても大きな糧になると思います。 |