市議会ニュース第五号  



 一般質問


1:保育行政について
Q1 以前にも質問してきた
『延長保育(12時間開所)』の実施について、
研究するとの事だったが、その後どうか?
A1 最大の問題は財政の問題である。
努力はしているが、財政が厳しいため
なかなかはかどらないのが現状。
4月現在の待機児数については、近隣6市の中では最も少ない。
保育行政の中で何を優先事項とするかで、
他市との違いが出てくるが、何とか実現したい。


Q2 延長保育と同様に質問してきた
『一時預かり保育』についてもその後の対応をお伺いしたい。
A2 延長保育同様、財政難が最大の問題。
一時保育についての国の指導は、保育園10ヶ所あたりに
当面一ヶ所という基準がある。
当市では、15保育園のうち2園で実施している。
また、一時保育には専用の部屋や専門の保育士が必要なので、
基盤整備に時間をいただきたい。もう少し待ってもらいたい。


Q3 一年を通して低年齢児の保育園待機児解消を要望し、
定員枠拡大や保育ママ制度・無認可保育所のPRなどが
私の発言で実現している。
しかし、それでも待機児数はなかなかゼロにならない。
今後の待機児解消の取り組みについてお伺いしたい。
A3 今後も保育園の需要は増えるとは予想している。
東久留米市にいる0〜2歳の低年齢児約3100人のうち、
保育園、無認可保育所、保育ママなどに
預けていない子が82%いる。
この子達がどの程度のスピードで保育需要につながっていくか
想像できないが、待機児解消の努力は続けていく。


Q4 待機児解消策として以前に提案した
幼保一元化についてはどうか。
A4 幼稚園の対象年齢は3〜5歳、保育課に
相談にいらっしゃる方の大部分は0〜2歳児に関するものなので、
保育課窓口での幼稚園誘導策として
何ができるか検討を重ねている。



2:ひばりが丘団地建て替えについて
Q1 団地内へのひばり保育園移転・建替えや
異年齢の子供たちの集える児童館の建設を
検討していると聞いている。(特に児童館については、
スケボー場やバスケットリングなど子供たちの要望にかなう
設備を検討することを望む)
その進捗状況やその他公共施設の併設についての考えは?
A1 建替えについては、都市基盤整備公団や
複数の関係組織で話し合いを行なっている。
現在は保育園、児童館、シルバーピア、障害者住宅、
グループホーム、道路、公園、緑地などの話を詰めている段階。
公団は基本的に市の意向を聞き入れる姿勢でいるので、
経費面等を考慮しながら話を詰めていきたい。(市長)


Q2 家賃減免の対象とならない高齢者が、
住みなれた土地で元気に暮らし続けられるよう、
団地内に都営住宅や公営住宅の誘致、
市の借り上げ制度などが実現できないだろうか。
A2 何十年と馴染んできた環境、人とのつながりの中で
これからも住み続けたいという強いご要望があることや、
高齢化・核家族化が進行すると共に
年金生活者向け福祉住宅が必要であることは
十分に理解している。
居住権の保障されるよう市としては、
これからも粘り強く関係諸方面に働きかけていく。(都市計画部長)

 

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記事

乳幼児医療費助成の年齢枠が拡大されます!!!

 6月議会・補正予算委員会・厚生委員会で、
乳幼児医療費助成制度の一部改正する条例を
賛成多数で可決しました。
 これは子育て支援策の充実を図るため、
今まで乳幼児医療費の助成が3歳児だったものを、
4歳児までに引き上げたものです。
この助成制度はまだ不十分ですが
第一歩と受け止めて賛成しました。 (下のワンポイント参照)

 しかし一方、乳幼児が入院した場合の食費は
自己負担になりました。(760円/1日)
東久留米市では独自に0歳児に対しては、
自己負担ではなく従来どおり全額助成をします。


[ワンポイント]

皆さんご存知でしょうか?
乳幼児医療費助成制度は6月議会で
年齢枠3歳児→4歳児に拡大されました。
しかし都下では依然として所得制限枠があるため、
東久留米市ではまだ約42%方が有料になっているのが現実です。
23区は所得制限枠はなく無料です。
今後は23区内と都下の格差(いわゆる三多摩格差)を
どうにか是正し、所得制限枠撤廃を実現できるよう頑張ります。


両親学級へ行ってみませんか

(馬場からのレポート)
妊娠中の方で、友達が近くにいなくて、
ご主人が毎日仕事で帰りが遅くて、
と心細く思っている方はいませんか。
そんな方は、ぜひ市が設けている両親学級に
お申し込みすることをお勧めします。
(母子手帳の中に案内が入っています)
 
参加者は地域ごとにグループに分けられるので、
あまりに近所で驚いてしまうことも。
教室では、お互いに話をする時間が設けられているので、
世間話から妊娠についての情報交換など気楽にできます。
助産婦さんや保健婦さん、助産婦さんなどのお話も
とても役に立ちます。(親身になって相談にのってくれます)

教室を通してできたお友達は、教室後も
連絡を取り合ったりできて心強いですよ。
全4回のうち最終回は父親(もちろん
毎回出席しても良いらしいですが)の参加する擬似妊娠体験や
沐浴練習があります。
情報交換などで かなり勉強をつんだ私たち妊婦にとって、
13キロもある器具をつけて歩く姿や赤ちゃんそっくりの人形を
緊張した面持ちで入浴させる新米パパの姿を見るのは
なんとも微笑ましいものです。
ご主人もかなり刺激を受けて帰って来ると思いますよ。

お知らせ
南沢にある第五小学校前を走る五小通りは、
歩道が狭いため、歩行者にとって歩きにくく、
すれ違う際に車道にでなくてはならなかったりと危険の多い道でした。
当事務所も五小通りに面しているため、傘を射して通る方、
荷物を抱えて通る方、自転車に乗って通る方など、
皆さんが歩道上にでんとそびえる電柱を避けながら
歩いている姿を見ていつもひやひやしていました。
その危険個所の電柱が10月頃の工事で
細い電柱に埋め換えられます。
これは市の要請にしたがって東京電力が工事することになりました。
馬場一彦は、今後も危険個所を減らせるよう
市に要望していく予定です。

 

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