市議会ニュース第七号  


 一般質問


1:ひばりが丘団地に伴う計画と
周辺商店街及び住民への対応について
Q1 ひばりが丘団地建替えに伴う道路の拡幅はどうか?
私としては歩道だけでなく車道も
広げてほしいと考えているがどうか?
A1 団地敷地内については市の要求に基づき
拡幅される事が内定しており、連続する市道整備は
近未来的課題として実現に努力していく。
予定としては、南沢通りは幅員10メートル、
笠松通りのピピ通り商店街付近は幅員15.5メートルを
想定している。(都市計画部長)

Q2 公団から周辺住民の方々への対応が今までなかったようだが、
市側としては公団との橋渡しを積極的にすべきではないか?
A2 建替え事業に伴う情報は
できる限りタイムリーに提供していきたい。
周辺住民への説明会を12月17日予定しており、
今後とも必要な橋渡しは積極的に行っていきたい。
また、12月18日から環境影響評価の調査計画書の
公示・縦覧を行うことになっている。(都市計画課長)

Q3 団地の建替えによる高層化で、
日照権や圧迫感を近隣に与える影響についてどう考えているか?
A3 隣接する部分についてはかなり低くした形で、
だんだん上げて中央部を12階建てにするというように
周辺に配慮した形での住棟の高さを計画していきたい。
(都市計画課長)



2:保育行政についてについて
Q1 当選以来継続して取り組んできた
が、現在の待機児数と今後の解消策について伺いたい?
A1 平成12年10月1日現在、
ゼロ歳児31人、1歳児35人、
2歳児19人、3歳児7人、4歳児2人の計94人。
13年度から毎年1ヶ所ずつ家庭福祉員を増やす。
家庭福祉員に保育補助者を1名確保する事で
3名→5名まで保育可能となる。
ひばり団地の建替えに伴いひばり保育園の移転整備で
0〜2歳児の枠を20名増やす予定。(保育課長)

Q2 延長保育の実施について、
現在はくさん保育園で延長保育が試行されている。
根強いニーズを考えると早急に全園で実施すべきと考えるが?
A2 人員増や財政負担を伴うので、
研究しているがまだ結論には至っていない。
平成13年度予算の策定作業に入っているが
財源の問題をクリアできなければ実現には向かわない。
引き続き努力したい。(健康福祉部参事)


Q3 市として総合的な子育て支援策をどう考えているか?
A3 総合的な子育て支援システムは
地域子育て支援センターがある。
これは国のエンゼルプランの中で各市16年度までに
1ヶ所整備することになっている。
将来的には保健福祉総合センターに設置される予定。
現段階では、下里しおん保育園内に設置している。
(健康福祉部参事)

Q4 現在、下里しおん保育園に
地域子育て支援センターはあるが、
市の中部・東部からは相当の距離がある。
そのためにも地域の核となる
公立保育園での育児相談事業はできないか?
A4 各保育園でもいろいろな催し・相談等を行っており、
広報でもいろいろ事業等を紹介している。
是非、近隣の方にはこれを利用して欲しい。(健康福祉部参事)


3:住民票交付サービスの充実について
Q1 住民票自動交付機は
朝9時から夜9時の稼動となっているが、
市民の利便性のためにせめて市役所の窓口の開く
8時30分に合わせることはできないか?
A1 自動交付機の開始時間については、
職員との関わりあいもあり紙の補給等メンテナンスの時間をとって
午前9時となっている。
しかし、ご提案の8時30分稼動は研究させていただきたい。
(市民部長)

Q2 住民基本台帳ネットワークシステムのICカードを利用して、
近隣市の自動交付機でも住民票などが交付できる
広域ネットワークを構築できないか?
A2 住民基本台帳ネットワークシステムとしては含まれていないが、
全国的なネットワークの中で今後の研究課題としたい。
(市民部長)

Q3 前回の議会で
市のホームページ等の情報を使ったサービス提供を提案したが、
インターネットの市のホームページで住民票などの発行予約を
今回提案したいがどうか?
A3 住民票、印鑑証明など、
その個人が確証できるかということが問題となる。
政府のほうでもITという形の中で認証制度を考えているので、
それを見ながら研究していきたい。
また馬場一彦議員提案のホームページ活用などは
平成14・15年に検討委員会をつくって対応したい。
(市民課長・企画部長)

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記事

フェーネンダール市長と稲葉市長との
意見交換をコーディネート

平成12年8月14日にオランダのフェ―ネンダ―ル市、
市長ヤ―プ・スポロス氏と東久留米市長稲葉三千男市長が
懇談を行いました。

この懇談会が開催された経緯は
ヤープ・スポロス市長の友人である学園町在住の方から
私、馬場一彦を通じて訪問の打診があり実現したものです。

この会談には稲葉市長の他、沢西都議、下田市議も同席し
両市の行政事情を中心に話し合いました。
特にフェーネンダール市は日本と違い、
市で警察を抱えていることから沢西都議が説明する
東京の治安のよさと交番、駐在署の制度に対し、
身を乗り出すほどの興味を持った様子を見せていました。
懇談の後、市庁舎屋上から市内を展望、
続いて議場や市民プラザ、スポーツセンターなどを見て回りました。

最後に、東久留米市の印象について質問したところ
「庁舎の造りが明るくて非常に開放的。
市民プラザで宿題を持ち込んで勉強する子供もいて、
これこそ市庁舎本来のあり方であってすばらしい!」

と語っておられました。

国際交流が進む中、今回の訪問を契機に
両市の発展に寄与するものと思います。
今回コーディネートした私もスポロス市長と夕食を共にし、
両市の市政状況や違いなど多くのことを話し合いました。
大変勉強になり有意義な一日でした。


沢西きよお都議会議員に東久留米の懸案事項を聞く!!

 中央町の(仮称)六仙公園計画[小金井公園級の公園]や
地域商工業活性化など市政を考えるとき、
時には都の動向を考え・知らなければならないと痛感していました。
そこで思いきって、市議会選挙の時に推薦をいただいた
沢西きよお都議会議員に都の動向などを聞きに行ってきました。
強面と思われがちな沢西都議ですが
実際は非常に丁寧に分りやすく
、ユーモアなども織り交ぜながら
市政と都政の架け橋の話をしていただきました。以下ご覧ください。

・パソコンを中心とした作業所に対して
補助対象枠の拡大を実現!!

Q1 (馬場一彦)
東久留米市の福祉作業所は、
どこも補助金の確保が一苦労とのことです。
これに対して沢西都議の提案で補助対象枠が拡大したそうですが?
A1 (沢西きよお都議)
今までは、パソコンを中心とした福祉作業所がありませんでした。
そこで時代のニーズに合ったパソコン福祉作業所へも
補助の対象となるよう都側に交渉し、実現することができました。

・(仮称)六仙公園の事業認可に全力、本年4月頃の予定!!
Q1 (馬場一彦)
六仙公園計画に沢西都議は非常に努力されていますが?
A1 (沢西きよお都議)
都議当選以来、都議会で質問してきました。
この3年半の間、課題として活動してきましたが、
ついに先の都議会代表質問で石原都知事から
「確かに欧米諸国と比較して公園面積が少ない。
したがって都市公園の増設をしていきたい」

という答弁を引き出しました。一歩前進です。
しかしこれからが正念場です。皆さんも応援してください。


Q2 (馬場一彦)
(仮称)六仙公園の今後の事業の見通しと、概要は?
A2 (沢西きよお都議)
努力の結果、最近都が発行した『東京構想2000』の中に
(仮称)六仙公園が図面上に載っています。
事業認可の見通しとしては本年4月頃だと思います。
また公園の概要は15万uで武蔵野の自然を主体とした
市民・都民の憩いの場ということです。
地元の皆さんの声を聞きながら都側に要望していきたいと思います。

・まちづくり・みちづくりパートナー事業
(中央公民館〜小金井街道間の整備を実現)!!

Q1 (馬場一彦)
中央公民館〜小金井街道までの開通が待たれますが?
A1
(沢西きよお都議)
東京都と市が協力して都市計画道路を整備していこう
という事業なので『パートナー事業』といいます。
都議会での活動の成果で、
開通が待たれていたこの区間の整備がやっと決定しました。
ちなみに北多摩地域の平均整備率は約23%ですが
東久留米市は約50%となっています。
これも今までの活動の成果だと思います。今後もがんばります。


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