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旧山本有三邸訪問。/2005.01.23 sat. | |
こんな所にも近代建築がーーというわけで、玉川上水沿いを散策がてら訪れてみました。 |
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■データ 竣工年 大正15年(1926) 設計 不詳 施工 不詳 現在は「山本有三記念館」として一般公開されている。 行き方 JR吉祥寺駅から歩きました。井の頭公園を経て、玉川上水沿いに行くとあります。 開館情報 9時30分〜16時30分(月曜休み) 無料 |
正面から見た所。不思議な形の建物です。左に黒くぽっかり空いているところが玄関なのですが、わかりにくいです。真ん中の灰色のブロックは暖炉なのですが、これが建物の中心を形作っているのもまた面白いです。山小屋風?といったらよいのか。 |
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出入り口。 休日だったが人気がなかった・・・。無料なのにね。 中に入ろうとすると、ややや・・・ |
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「路傍の石」発見! 入り口脇にデデンと置かれている「路傍の石」。この石の形状に惚れ込んだ山本がここに運んだらしい・・・すごい。だって結構大きいよコレ・・・。 山本有三の代表作「路傍の石」はここで執筆されたそうです。 |
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玄関。奥まったところに扉がある凝った作りになっている。秘密の扉みたい。 | 窓。手吹きガラスが入っている。近づくと歪んで見えます。 | 踊り場。ステンドグラスが日を通して、とても綺麗でした。 |
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庭から建物を見たところ。 正面の面白さとは打って変わって、庭からの眺めは正統派です。左右対称の作りになっていて、スクラッチ・タイルや装飾的なタイルが魅力的です。庭へ出る扉の造りもとても素敵でした。 |
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←別の角度から。 暖炉部分の拡大。→ |
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(おまけ) |
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井の頭公園の鬼子母神。 カップルが訪れると鬼子母神が嫉妬して別れるというジンクスがある所(いいのか!)。 |
噴水。寒かった! |
参考文献 「お屋敷拝見」内田青蔵/河出書房新社 |