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旧東京医学校本館/2005.03.21 sun. | |
何処に行こうか?と悩んでいて突然閃いた小石川植物園に行ってみました。 |
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■データ 竣工年 明治9年(1876) 設計 工部省営繕局・西郷元善 施工 −− もとは本郷にある東大校内にあった建物を、昭和44年に小石川植物園に移築したモノだそうです。 行き方 都営地下鉄三田線・白山駅から歩いて15分くらい。だらだら坂を下っていくとあります。 開館情報 小石川植物園:9時〜16時30時(毎週月曜日休み) 330円 東京大学総合研究博物館小石川分館 :10時〜16時30分(月火水休み) 入場料・・・不明。 |
実はこの建物、小石川植物園から眺めることはできますが、中に入ることは出来ません。入り口は植物園の外にあるらしいです。一般見学やってるっぽい。やられた!見なかった!ーーというわけで、内部見学は次回の課題として残るのだった・・・orz |
赤い外壁が非常に印象的な建物。 |
典型的な擬洋風建築。なのだが、窓枠のかんじ、玄関の飾り・柱(→の写真)など見ると、擬洋風建築・・・というよりは、どこか中国的な雰囲気をかんじる。不思議な感じ。 |
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植物園はとてつもなく広い。道を歩いていても人とすれ違わない。死体が埋まっていてもおかしくない雰囲気(←あぶないです) 植物園と言うことで、梅、桃、蜜柑等を見ることが出来ました。広大な桜林は花が咲いたらさぞ見事なことでしょう。 煉瓦の煙突は「柴田記念館」。残念ながら工事中でした。 |
赤煉瓦の煙突と瓦屋根。工事中で見学はできなかったけど、もしかしたら素敵な西洋館だったのかもしれない。 |
梅林も広かったです。時代劇で殿様が歩いているお庭のようでした。 |
植物園本館 |
塔の中は螺旋階段があるようです。ガラスを透かして見える螺旋階段は、まるで骨みたい。面白いデザイン。 |
(おまけ) |
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すぐ脇には「春陽堂」の建物が!昭和初期っぽい、無骨ながら味のある建物だなぁ。ロゴも洒落ている。 |
植物園へ至るだらだら坂には面白いデザインのコンクリ壁がありました。曲線が面白い。 |
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一番の不思議。なぜか植物園の入園券は受付では売っていない。道路の向かいにある、この「FOOD SHOP YONEDA」で買わなければならないのだ。なにゆえ!? |
参考文献 東京大学大学院理学系研究科附属植物園のパンフレット 西洋館を訪ねて/中村哲夫 |