JAMBOREE TOUR ”隼2001”
SPITZ

場所 神奈川県民ホール  開催日2001年5月10日(木)

■ ■ ■ ■ ■
行ってきました、スピッツライブ。
チケットを入手してから、随分長いこと待たされた気がします。だって、あとから買ったB'zのライブに先に行ったもんね。結構、待ちに待った、ってかんじでした。(おかげで、ライブに行かれないというこわ〜い夢も見ました)

さて、今回のライブは『隼』という最新アルバムからの楽曲がメインのライブだったわけですが......申し訳ございません!このアルバム、持っていないし聴いてないのです!ってぇことはだよ、ほとんど知らない曲で構成されていたわけです、はい。でも最近は、知らないでも平気だし、知らないままに曲を聴くのも好きだし、どちらかというとスピッツに関しては、全体を見るのが好きなので、「知らない」ということは気にならないし、苦にもならないのでした。

そう、全体を見るのが好きなのです。勿論、正宗の声や歌い方も好きなのですが、田村のベースやテツヤのギター、崎ちゃんのドラムのスティックさばきなんて惚れ惚れとしてしまいます。席が3階席だったので、上からステージを見下ろす格好だったから、ドラムのスティックさばきは本当によ〜〜っく見えた。神技だな。そして相変わらずの派手なベーシストと地味なギタリストも堪能できました。変すぎ!(←誉めてます)
なんかそういう個々が融合している様を見るのが、スピッツに関しては好きなんだな〜。仲良さげオーラがひしひしと伝わってきましたことよ。そりゃ、楽曲を知っていれば、より楽しめるとは思いますがね。

知っていて一緒に歌えた曲をあげてみると『チェリー』『愛のしるし』『ルナルナ』『ロビンソン』『スカーレット』5曲か〜。知っているけど歌えない曲をあげると『流れ星』『放浪カモメはどこまでも』『遥か』『ひばりのこころ』トータルで知っていた曲は9曲か〜・・・多分、20曲くらい演奏したと思うから、およそ半分は知っていたことになるな。

『流れ星』は辺見えみりに提供した楽曲。
フルコーラスで聴くのは実は初めてだったんだけど、聴いてて鳥肌がたちました、ホントに。音楽聴いて鳥肌立つのは久し振りです。感動したなぁ。ギターのフレーズがじ〜んと胸に響いてきて、泣きたくなるほど綺麗な曲でした。今度じっくり聴いてみよう。

3階席だったので、案外座って聴いている人も多く、それぞれ思い思いにライブを楽しんでいました。私も最初、座って聴こうと思っていたんだけど、だめ。スピッツのライブは立って一緒に踊った方が楽しめます!絶対!B'zほど踊り狂わず、ちょっと拍子をとるくらいの感じでノッていたんだけど、この時ほど、一緒に行ってくれる人がいないことを寂しく思ったことはありませんでした。まぁしようがないやね。

しっかし、多分このライブも押していたんだと思うんだけど、終わるとあっちゅ〜まに客電が点きました。余韻に浸る間もなし(最近こんな仕打ちばっかや)

そしてスピッツファンの淡白なこと淡白なこと。
その淡白さは白身の魚もメレンゲも負けるくらい淡白ですことよ。退場する時に、正宗がギターピックを会場に向けて投げたんだけど、普通、われ先に取ろうとしない?上から見ていると、それを取ろうと動く腕がまるでイソギンチャクのように見えたりするんだけど、イソギンチャクは見えなかったな〜。もしかしていっつも投げているからあまり価値がないのか?どちらかというと、崎ちゃんが投げたドラムスティックの方にイソギンチャク現象が発生してました。そして、道路に面してツアートラックが停めてあったんだけど、だ〜れも記念撮影してませんでした。みんな、ライブが始まる前に撮影したのかな?私はカメラを持っていかなかったことをものすごく後悔しました。あれだったら撮り放題だったのに〜〜。

そしてスピッツライブでもアンケートをとっていました。スピッツクラスでもアンケートってやっているんだな〜ちょっと感心。
もひとつ感心したことは、男性ファンの多いこと多いこと。2人で来ている男性ファンとかざらにいたし。私の隣は男の人ひとりで来ていたし。野太い声で「正宗ーー!!」とか叫んでるし。いいね、ああいうかんじ。

帰りしな、女の子の会話。
「アリーナとかでやったら、ステージが遠くなっちゃっうね〜」
「やっぱりホールがいいよね」
うんうん!スピッツの本領が発揮できるのはホールクラスのライブだよ!ーー大きく頷く純蔵でした。
でも、おかげさまで、チケット争奪戦が加熱しちゃうんだけどね。
(2001.5.11記)
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