LIVE-GYM2002 GREEN
~GO☆FIGHT☆WIN~

B'z

場所さいたまスーパーアリーナ  開催日2002年7月8日(月)
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LIVE-GYM2002〜GO☆FIGHT☆WIN〜へ行ってきました!

いやいやいや〜暑かったね、1年ぶりのLIVE-GYMは。もう最高という賞賛の言葉以外出てこないです。ほんとにもうね、何が最高かって、ビーズさんのパワーも会場のパワーも、隣席の女子高生のパワーもなにもかもが最高だったね。


会場ははじめて行くさいたまスーパーアリーナ、駅はさいまた新都心駅で、会社からは1時間強で着くという条件にも関わらず、この日は、朝当番を代わってもらって4時30分に退社。並々ならぬ気合が入る純蔵さん。


なんというか今回のツアーは、シングル「熱き鼓動の果て」を聴いた時点でこれはきっと素晴らしく楽しいライブになるに違いない、という予感があった。アルバム「GREEN」を聴いたときは、うむ、こんなもんかな、という感想で、前回のアルバム「ELEVEN」程の衝撃はなかったのだが、あにはからんや。これがまた、聴けば聴くほど味が出てきて、病み付きになるアルバムだったのですよ。
最初の、
     なんじゃこのポップな歌たちは、ちょっと期待はずれだったなぁ、
が、
     こりゃライブで絶対聴きたい!!

に変わるのにそう時間はかからなかったんだね。やるな、ビーズ。またノックダウンさ。


さて、会場に到着するとそこはすでに大勢の人でごった返していた。グッズでも買うかと思ったのだが、グッズ売り場は長蛇の列で、断念。会場限定ビーズドリンクも長蛇の列で断念。初日と言うこともあって、ファンの熱いパワーはライブが始まる前から全開バリバリだ。

そして私も負けてないぞ!
今回私の気合の入れようは服装にも表れていた。
FIFAライブで買った限定ロックンロールTシャツを持っていったのだ。
トイレで着替えを済まし、いよいよ会場へ突入。


ひ、広い・・・!
さいたまスーパーアリーナは聞きしに勝る広さでした。
うわ〜こりゃまたビーズさんは米粒だな〜と思いながら席につくと、突然、隣から声をかけられた。

隣は女子高生が二人で来ていたのだが、前回さいたまで見たときはアンコールがなかったらしい。会場の盛り上がりもいまいちで、他の会場はどうなのか、と聞かれたのだが、私はアンコールがなかったライブを見たことがなかったし、盛り上がりに欠けるライブも幸いなことに見たことがなかったから、そう答えておいた。しかし、やはりファンの盛り上がり如何によっては、アンコール中止になる場合があるらしい。

さらに衝撃だったのは、

私「いつ頃からファンなの?」
女子高生「最初は父と兄が聴いていたんです」

・・・お、お父さんがビーズ!?

おみそれしました。っつか私も年をとったなぁ・・・


さて、以下は私が覚えている限りのライブの演目。順不同。

GO☆FIGHT☆WIN
1曲目からノックダウンだ。最高、素晴らしい!
ビーズさんのテンションの高さ、パワーもさることながら、それに追い討ちをかけるような演出、照明デザインに脱帽。もう無条件降伏です。

STAY GREEN
2曲目、もう鳥肌続きだ。心臓がギリギリする。
毎回気にしてみていると、照明技術も進歩していることがわかる。今回、天井に設置された、ウェーブ上に動くライトは素晴らしい・・・!
今回は屋内だったから余計にいろいろ試すことができたのだろう。屋内と屋外を両方見たほうがより楽しめるかもしれません。

恋歌
私が松本さんのソロで鳥肌がたったのは前回のELEVENツアーを入れてこれで2度目という、随分少なくて申し訳ないですけど、今までは「歌が入っている」音楽が好きだったんでしようがないですね。でもここ最近は、音とメロディーが好きか嫌いかというように、音楽の好みが変化しまして、結果、ライブを見ていても、音を追うようになったのです。それなので、松本さんのソロも非常に聴いていて楽しかった。しかし、こういう音楽の聴き方にも弊害があって、音ばっかり聴いているから歌詞を覚えられなくなった・・・結果、一緒に歌えない。それはそれでちょっと問題あり。

恋歌は民族音楽の調子を帯びているので、演出も幻想的でした。スクリーンにはビデオクリップ。ステージには幅いっぱいの巨大な竜。そして、会場全体を彩る光り。まったく素晴らしかった。

恋心、裸足の女神
会場の中央にステージが設置され、稲葉さんと松本さんのギターで演奏されるという趣向を凝らした演出でした。
これも素晴らしかった。あの広い会場でギター一本、2人切りで演奏しているのに、会場に負けない存在感は一体どこから出てくるのだろう?某2人組のライブを横浜アリーナで見たときは、あぁこの2人にアリーナは広すぎるな、制御し切れてない、と思ったものだが、ビーズさんにはそういう心細さをかんじない。貫禄?キャリア?
最初手拍子なのだがサビに来るとみんな恋心の振り付けを踊る。そうすると会場に聞こえるのは松本さんのギターと稲葉さんの声だけになる。会場はシンとしているのだがしかし、みな踊っているという・・・これはちょっとねぇ、見ていて不気味でした。手拍子した方がよくないっすか?

ZERO
ELEVENツアーではとうとうZEROが演奏されない日がやってきました!と書きましたが、どうやら復活しました!しかも微妙にアレンジが変わっているようないないような・・・記録更新再開。

Liar!Liar!、FIRE BALL
この辺が演奏されるのは意外な気もしました。アルバム曲以外は、シングルのかなり有名どころを選曲したのか。

SURFIN' 3000GTR
この曲は疾走感あってすごいライブ向き。聴いてて気持ちよかった。

Blue Sunshine
これ、次回までに「EASY COME EASY GO」みたいな振りができないかな〜と思ってます。

Warp
はっ。ずっとこの曲のタイトル「ラップ」だと思ってたら「ワープ」でした(汗)
この曲は人気高そう。私も勿論、♪〜嫌いなわけないだろ〜♪

Real Thing Shakes~さまよえる蒼い弾丸
前奏がRTSで、途中からさまよえる〜に変化すると言うアレンジ。さまよえる〜も勿論好きなのだが、できればRTSが全部聴きたかったかな。

熱き鼓動の果て
今回のライブで最も期待していた曲といっても過言ではない。
出だしでは、稲葉さんは椅子に座ったまま歌うのだが、曲調が変わったところから椅子を放り出して歌いだす。なかなかワイルドで期待しただけのことはありました。気持ちよかった。

ultra soul
ノリは申し分なかったのだが、最後の掛け合いがうまくかみ合わなくて途中で切り上げられてしまった感が否めず、非常に残念でした。曲は賛否両論のultra soulですけど、ライブでは実に盛り上がるんだな、これが。

Calling
FIFAでは掛け声の練習(?)をしたのだが、今回はあっさりと歌いだした。

juice
あの笛の演出にはちょっとギモンも感じたが、曲は大好き!
この曲を聴くとヘッドバッティングしたくなる。そしてやっちゃうからいつも酸欠でフラフラになってしまうのだった。

太陽の小町エンジェル
この曲を聴くと夏だなぁ〜と思う。メロディーは聴き易いのだが、音が骨太なので聴きごたえがありました。

ギリギリchop
私は初めて青いタオルを振り回しました(青いタオルをぐるぐる回すのがこの曲の振りなのだ)。これはファンの間から生まれた振りだとどこかで聞いた。しかし今まで恥ずかしくてできなかったのだ。


しかし、こうして書き出してみると、GREENからの曲でないやつは、かなりメジャーなシングルばかりを取り揃えたかんじだ。順番で言えば今年はPlesureシリーズかな?と思っていたので、アルバムでない部分にPlesureらしさをだそうとしたのかな?

アルバム曲で言えば、「美しき世界」が演奏されなかったのが非常に残念でした。B'z全体でも上位に入るくらい好きな曲なのだが・・・(ELEVENツアーのレポートですでに好きと書いてある)。前回のELEVENツアーで、退場時に延々流していたから、もうやる気はないのかな〜?この曲、生で聴いたらきっと私卒倒しちゃうよ。

ーーというよりも、座って聴く曲(バラード)がそういえば1曲もなかった・・・!ということに今気づいた(汗)


初日と言うこともあって、ちょっと掛け合いがかみ合ってない部分もあった(ultra soulは、明らかに、稲葉さんの意図がファンに伝わらなくて、途中で切り上げられてしまった感じだった)し、あと、juiceの笛の効果はどうなんでしょうか?あれは盛り上がったのか不明・・・と、何点か 不満はあるものの総合的には申し分ないライブでした。思い出すだけで思わず顔がにやけてしまうライブを体験できて私は本当に幸せモノです。ありがとうビーズ。これからもよろしく。あんたたち、本当に最高だよ。

(02.7.17記)