![]() LIVE-GYM2002 GREEN ~GO☆FIGHT☆WIN~ B'z ![]() ![]() |
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どうも。仙台までビーズさんを追っかけて行ってきました。日記から飛んできてくれた方(あぁやっぱり予想通りね)と思われたことでしょう。えぇその通りです。なんのひねりもありません。 今回の公演は本来は6月に開催される予定でした。多分、FIFAの(思い出すのもちょっと嫌なあの)コンサートの関係で延期になったんじゃないかな〜と推測されます。で、変更でチケットにあまりが出たらしく一般発売がありました。通常、地方公演は地元優先にファンクラブがチケットを発売し、一般発売はしません。なのでネットオークションで落札するとか金券ショップで買うとか地方にコネを作るとか闇取引するとかしないとチケットを入手することはできないんですね。それが今年は一般発売があったんですよ!こんな機会滅多にないし!行くっきゃないね! しかも地方公演はキャパの小さい会場でやることが多いし、曲目が変更になることが多い。それもまた魅力っ。 さて、出発前日。 旅行の準備をしなければならない純蔵さんでしたが、いろいろ気疲れが重なっていたためか、なんの準備もしないまま床の上で力尽きるという大失態をかましました(汗)旅行当日に朝起きて、自宅から東京駅までの時間と仙台から利府(会場がある駅)の時間と宿泊するホテルの場所をネットで調べ、荷物をまとめる。まぁこんな塩梅だから忘れ物するのも当たり前・・・・・・あっハンカチ忘れた・・・。途中で買おうかとも思うが、どうせ買うならグッズを・・・と考え、コンサートグッズのフェイスタオルを購入した。大抵ツアーが始まると1〜2種類ツアーグッズを買うようにしているのだが、このツアーではタオル2種類とTシャツ、ストラップと4つも買ってしまった・・・買いすぎ買いすぎ。 折角仙台まで来たので、青葉城でも見に行くかとバスに乗る。 仙台は2回目。前に行ったとき、石垣が立派だったな〜と思い出しつつバスを降りると・・・ ・・・・・・石垣修復工事中・・・・・・ なんというか今回の旅、出だしといい、工事中といい、なんだかあまり良くないことが続く。これ以上嫌なこと続いてくれるな、と伊達さんに願いを込め(でも伊達さんに祈っても無理っぽそう)、そうは言っても折角来たので伊達政宗さんの写真を撮って、仙台市内を展望してきました。 さて。会場へ向かってみる。会場は仙台駅から4駅先の利府駅にあり、そこからバスで移動する。おそらくバスが混むだろうと思い早めに出発。利府駅までは順調に辿り着くがここで罠が待っていた・・・!ば、バスが来ないっっ。 そう。とにかくローカル駅なので、バスが30分に1本くらいしかなく、それじゃぁタクシーで、と言ってもタクシーも4台くらいで回しているから一向に埒があかないのだ。ライブがあろうがなかろうが、ここの人々は平常通り通常運転・・・待てど暮らせど一向に来ないバスを1時間近く待ち、やってきたバスに乗り込めば寿司詰めの寿司もかくや、といった状態。会場に着く頃には先ほどまで明るかった空も真っ暗闇に飲み込まれておりました。 カメラを持っていったけど、撮るべき対象がないっ。看板もないっ。ツアートラックもないっ。あまりに素っ気ない会場周辺・・・ちょっと淋しい。 会場設定 地方公演はエンターテイメントより音楽に重点をおいた公演なんだそうで(と会報に書いてあった)、スタジアムツアーではあったステージセットも櫓もオーロラビジョンも排除され、松本さんのソロでお目見えした龍のオブジェもなく、太陽の小町エンジェルで出てきたビキニの映像もありませんでした。至ってシンプルな作り。まさに音楽ライブといった様相です。 ちなみに私の座席は一番後ろの際も際だったので、会場全体を見渡せる点ではよかったけど、う〜〜ん、ほんとはもっと近くがよかったなぁ〜。双眼鏡覗けばはっきりとビーズさんのお姿を捉えることができたのは横浜に近いものがあり、だとすると横浜の会場がいかに広かったかということが伺えるわけで・・・。そういや、稲葉さんが「うしろのそこ、はじっこのはじっこの人、届いてますか〜?」って言っていたのは絶対、私と私の隣の席の女の子を名指ししていたね(自意識過剰)。でもさ〜ほんとにね〜はじっこだったんだもんね〜。 曲目について 華美な演出や装飾を排除したステージだったので、勿論、スタジアムツアーでは目玉であった中央ステージの演出もない。その代わり「恋心」「裸足の女神」がなくなり「銀の翼で翔べ」と知らない英語の歌が演奏されてました。それ以外はスタジアムツアーとまったく一緒。なんとなく地方公演は曲目はがらりと変更していると思い込んでいたので、なんだ一緒なのかとちょっぴり落胆したのもあるのですが、考えてみれば地方公演でもタイトルは「LIVE-GYM2002 GREEN~GO☆FIGHT☆WIN~」なわけで、GREENからいろいろ演奏されるのは当たり前なんだよね。何かその辺を失念してました。そうかこれはツアーの一環なんだ。 しかしだね、知らない英語の歌は非常に格好良かったですよ。松本さんがノイジィーなギターを弾くとそれにあわせて照明が滅茶苦茶に動くのね。面白すぎ。 照明など 確かにスタジアムツアーに比べればセットも照明も質素なのだが、これをじゃぁ杉山清貴さんやスピッツのと比べるとどうかというと、やっぱりビーズさんは派手です。スタジアムツアーとは別にこれらを組んでいるとするとやはり金のかけ方は半端じゃないと思われます。 ツアーファイナル 事実上、この公演がツアーファイナルだったわけです。正確に言うとあと1日別の公演があるけど、兎に角最後と言うことでビーズさん、かなり飛ばしていた模様。とくに稲葉さんはもうのどが潰れても構わない・・・!くらいの勢いで歌いまくっていたので、何回も歌詞を間違えてました(笑)「Warp」「Blue Sunshine」なんかは顕著に。「FIRE BALL」ではもう声ががらがらでした。高い音が出にくいらしく、無理に声を出すのでのど声になっていて、それがまた勢いあってよかったですが・・・もしかして、元からのどの調子が悪かったのだろうか? 松本さんはね、ソロを始めるときのトークで滑ってました。 あれは会場のエネルギーに気圧されて、言うタイミングを間違ったってかんじかなぁ〜? しかし、こういうステージを見ると、スタジアムツアーがいかにコントロールされているかということがよくわかります。”見せる”ことに重点が置かれてる感じ。動き、歌い方、演奏の仕方などなどすべてが計算ずくで進行しているんだなぁ、と。次があると思うと無茶もできないしね。だから反対にこういう感情剥き出しのステージに、ちょっと吃驚してしまいました。 総評 このツアーの最初の感想で私は「この広い会場に負けない2人の存在感」はすごい、と書きました。それはファンであるが故の贔屓目なのかも知れないけど、私は2人が放っているエネルギーとかパワーは本当にすごいと思ってます。会場に何万人のファンが集まってもそれに負けないパワーを持っていると思ってます。だから今回のライブを見て・・・なんというか小さい会場では彼らのパワーを活かし切ることができないような気がしたのね。B'zに少しでも近づきたいファン心理としては、会場が狭い方がよく見えてよいし、音楽家として音楽を聴かせるという点では会場の広い狭いはあまり関係ないと思うけど、ライブを一種の見せ物として考えたとき、彼らの力はこんな狭い会場じゃ収まりきれないなぁ〜と感じました。右に左に動き回る彼らにはもっと広い場を与えてあげたい、と思った。いや、言われなくてもいつもは広い会場でやってるんだけどさ。 広い会場でやっているのもB'zだし、狭い会場でやっているのもB'zであることには変わりないのだが・・・なんなんでしょうね、この気持ちは。他県から行ったから疎外感かな?スタジアム公演を見てしまったから違和感かも。大きい会場のエンターテイメント性に慣れすぎてしまった弊害?(これはありそう)。いっそ神奈川県民ホールくらい小さいところでやってくれれば、あまりにも違いすぎて却ってよかったかも。どちらが好きですか?と訊かれたら、今は大きい会場と答えるでしょう。 勢いがあったのがとてもよかったな〜。会場の勢いもすごいものがあった。みんなジャンプするのよ。男性陣のかけ声がすごいのよ。拳の振り上げ方からして違うからね。思い思いのスタイルで楽しむ、とかじゃなくてみんなもう熱に浮かされていて、総立ち。あれはちょっと壮観だったな〜。 その後 ライブがはねて帰り道。帰りはバスが増発されていたので駅まではすぐ辿り着いたが、今度は電車がなかった・・・。駅で1時間電車待ち・・・東北の夜は寒かった・・・。 なんとか宿について、お風呂に入って、部屋で祝杯をあげました。そしてそのままバタンキュー。 帰りの日は早々に仙台駅に行ってお土産買って、新幹線を待ちました。あぁ〜今回のライブもよかったなぁ、出鼻くじかれたけど無事旅行も終わったしなぁ、なんて安心していたら、お土産に買った宮城限定日本酒”大和伝”を落として割りました。ぎゃーーっっ!お、オチはこれですか?おくさんっっ!? BGMは稲葉さんゲスト、ソロアルバム発売記念のベイリズBANG GUYでした。 (02.10.04記) |