メッセージ |
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つらい仕事、いやな噂、みんな忘れてサ、「ニャオー!」 さあ歌え歌え、ねこの目が目が回る さあ踊れ踊れ、陽気に輪を広げて さあ歌え踊れ、ねこの目が目が回る ステップ踏めば身も心も軽く、ねこの目が目が回る 君も僕も、犬もネズミも みんな手をとり肩組一緒に踊れば君も僕も、犬もネズミも、ねこの目が目が回るよ |
ねこの目グループの構成 |
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ねこの目グループの目的 |
視覚障害者と晴眼者が、同等な立場でグループ参加をする。 視覚障害者に、不足しがちな部分の情報を、提供する。 情報提供にとどまらず、障害の枠をはずして、同じ話題で話し合いのできる場を作る。 |
ねこの目グループの歴史 |
1970年代の初め。関西の或る家に友だち同士が集まってお茶を飲みながらの談話を楽しんでいました。その仲間には何人かの視覚障害者が入っていました。視覚障害者は部屋でおしゃべりをする事での障害はありません。知識も豊富で、社会の情勢もニュースを聞き逃した事のない人達です。「でも、僕たち視覚障害者には何かが不足している」と、気付きだしました。それはニュースの裏話、巷の噂話などを聞くことが少ないという事でした。晴眼者の多くは週刊誌の記事から仕入れる話題です。さっそく、その週に出された週刊誌から、記事を選んでテープに吹き込んで聞くということが始まりました。まだ、オープンリールを使ったテープで、ぶっつけ本番で録音されたものを、順送りに回し聞きをしました。噂を聞いた視覚障害者から「僕にも、私にも聞かせてよ」と、いう声が多くなり、とても1本のテープを回していたのでは間に合わなくなりました。1971年。グループを結成し、障害の有無に関係なく同じ会費を集めて活動をスタートしました。会費はテープを編集し会員に届ける費用や、その話題をもとにした談話のための場を用意することにあてました。その後、週刊誌のテープ化は多くの場で始まってきましたが、このバリアフリーな「ねこの目グループ」のあり方はいくつかのマスコミでも取り上げられ、いつのまにか全国に仲間が広がってしまいました。 頁TOP |
会費・ご寄付送金先 |
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ねこの目グループの活動 |
1:毎週「テープジャーナルねこの目」(カセットテープ60分1巻)を発行。 週刊誌やその他の情報誌から音声化の許諾を得てテープを作成。 会員の体験談や提供話題・総会・活動連絡等も全てテープ誌上にて連絡。 テープ上でゲームなども行う。 テープは会員数にダビングし発送します。 聞き終わったテープは返送。 返送時に記事に対する意見や感想が有れば、テープや点字メモを入れる。 新たな話題が有れば、積極的に提供する。 現在、「テープジャーナルねこの目」は、1400号を越えています。 盲ろう会員のために、「テープジャーナルねこの目」を、点訳しています。 2:ねこの目グループ録音図書文庫の活動会員からの希望・推薦により、活字本の 音声化をする。 録音図書は、必ず著作権者から音声化の許諾をいただいた上で、会員が音声化・校正後、「文庫」として保管する。 録音図書は希望会員に常時貸出をする。 現在文庫保管録音図書は、作品:約350作品。90分テープ約2000巻。音声化の許諾を下さった著者は,約150余人・出版社は約30社。 国立療養所「大島青松園」「邑久光明園」に、「テープジャーナルねこの目」及び録音図書を寄贈。 3:会員の交流の為、2年に1回、総会を兼ねての1泊旅行を実施。 忘年会、新年会などは、地域ごとに有志が開催。 会員間の交流は電話・ファックス・手紙・ボイスレター・Eメールなどで自由におこなう。 |