これが完成品。
一目見ればわかりますね(^_^;)

要はねじれ防止の支柱を1本追加しただけです。
素材はアルミ、なぜかジュラルミンです(^_^;)
あとはずん切りとナット。

フィラーをセットした状態です。
左端にはボルトを削ってしまわないように木片を挟んであります。

難点はセットが面倒くさい事(^_^;)

 

今回は前回より偏芯幅を増やしてみました。
中心はセンター穴です。

4つ爪チャックを使って丸棒に偏芯穴を開け、その後二つに切断するのがポイントです。

削ってます。

最初は皮一枚削る程度でバイトを移動させてねじれ具合を見ます。
ねじれがなければ削った跡が真っすぐになっているはずです。

真っすぐでなければ調整するわけですが、今回は一発でクリア!!

なかなか使えそうです。

で、完成品がこれです。
アールはほとんどのリールフットに
合わないようになっています(^_^;)

偏芯幅を増やした第一の理由はルックスを重視したからです。
リールフットのアールは18mm程度とされていますが、17mmのフィラーで18mmのアールを作るとなるとフィラーの真横のあたりまで削らねばなりません。
何か格好悪いんですよね(^_^;)

おまけに万一18.5mmアールのフットに当たった場合、18mmアールのフィラーではフットの中心1点で支える事になり、非常に安定が悪くなります。

それならばフィラーのアールを18mm以上にしてどんなリールが来ようとフットの両端2点で支える事にします。
この方が常に安定するのではないかと思います。

どうせ2点で支えるなら19mmアールだろうが20mmアールだろうが、極端な話直線で削ってもいいじゃないの・・・という考えですが、直線だとあまりにも味気ないので・・・・(^_^;)

18mmアールの呪縛から解き放たれてみませんか?
特に細目のフィラーがお好きな方にはお勧めの方法ではないでしょうか。