今回はいい素材が入手できました(^_^)v  
アルミ合金です。ジュラルミンより光る気がします。
80パイで厚みがギリギリの6mm、センターに8mmの穴開き。
ここから始めればかなり楽です。

まずはフレームから・・・
それでも一応トレパニング。
使用しているのは酒井の突っ切りバイトホルダーに電動ジグソーの歯を削って入れたもの。
すべての突っ切りで愛用していますが、歯が薄いのでトレパニングもこなせます。

2枚まとめて端面を整えて・・・

2枚まとめて治具ごとそのまま穴開け・・・・これで絶対にずれません(^_^)v

両側をざぐりセンター穴を所定の寸法に広げてフレームのできあがり・・・ですが、ここで芯が狂う可能性があるのが悔しいです(^_^;) 最初からセンター穴をリーマで仕上げてその穴を基準に作業を進めるべきでした。丁度手頃な穴が空いていたのでつい・・・

スプールは2枚同じものを作りシャフトでつなぎます。この方が全然楽ですね(^_^)v

フットを作ります。今回はニッケルシルバーで贅沢に(^_^;)
20パイ丸棒をざっと4角にします。旋盤で対面を、残りはフライスで・・

フライスソーで半分に・・・
20パイ丸棒からギリギリ二つ分取れます。

割った素材をそのまま刃物台に固定し、真鍮棒にSK4で作ったバイトを差し込んでえぐります。
あとは18パイ丸棒に固定してテーパー研削ですが、写真の取り忘れ・・・ご容赦くださいm(__)m

クリックバネは今回も安全ピン仕様(^_^;)
でもクリックはドリルロッドから焼き入れしました(^_^)v

センタービスです。ちょっと小細工をしてスプリングワッシャー内臓にしました。ハンドルの空転防止のためです。

組み立てです。センター穴からスプリングがのぞいてます。
センタービスがスプリングを介して中に組み込んだ細いシャフトを押す構造にしました。

センターはこんな感じ。スプールをつなぐシャフトにもちょっとこりました(^_^)v

バックはこんな感じ。
プレートはABS板の1mm厚。これしか探せなかったのです。

おまけで必要に迫られて作った治具やらヤトイやら・・・
こんなにたまってしまいました。
う〜ん、もうちょっと作るしかないか・・・(^_^;)

フロントです。なかなかいい感じ(^_^)v
DT3でほぼぴったりの容量。重さはニッケルシルバーを多用したため140g。
意外に重くなりました。問題ないですけどね(^_^)v