裏側です。
一応マイナスネジを使用(^^;)
アンティーク仕上げにしたかったのですがやり方がわかりません(^_^;)  まあ使っていたらあっという間にくすんでしまったので放っておいても渋くなるでしょう。
ただジュラルミンが白く錆びるのには参りましたね(;_;)
写真は一応磨いてから撮りました。

製作したのはこれです。
片受けタイプ。スプールを簡単に交換できる方がいいかなと思いまして。
素材はフロントとリアのプレートがブラス。
あとはジュラルミンと小物はニッケルシルバーを使ってみました。
プレートを繋ぐピラーはキャンプで使うテント固定用のペグから削り出し(^^;)
なんと超ジュラルミンらしいです

クリックシステムはシンプルにしました。
バネはやっぱり安全ピン(^^;)
なぜかかうまくクリックしないな〜と悩みましたが、
グリスを塗ったら簡単に解決!音も動きもスムーズになりました。
ついでにクリックの背中に溝を掘って安全ピンがずれないようにしました。
クリックはブラス製ですが試験段階であっという間に先端が欠けました(^_^;)
やはり強度不足か・・・
まあ音もマイルドになっていい感じですので当分はこのままで・・

スプール径は5cmですがワイドなのでDT-3プラスバッキングが入ります。
重量は138gにおさえる事ができました。
いい感じでバンブーに合いますv(^^)v
ハンドルの黒ジュラコンが味気ないので変更予定。
ただいま印鑑屋を物色中(^^;)

で、こんな方法になりました。
最初は1と2を合わせて削り出そうかと思いましたが1をわが家の旋盤で正確な丸棒にするのは困難だと判断し、8パイの真鍮丸棒をそのまま使う事にしました。
1と2を圧着してプレートにリーマで通した穴にネジ止めします。
かなり強固に固定されており今のところ精度も含め問題はないようです(^_^)v

フレーム部
一番悩んだのはセンターシャフトの固定。
ぶれがなく確実に固定するのはなかなか難しいです。
基本的には簡単なリール製作ですがこの部分だけは精度が求められます。

と、何気なく始めたリール製作でしたが、意外に簡単でおもしろいですね。
私のような素人旋盤工でも何とか形になりました。

一番面倒だったのは材料の切り出しでした。
これから始める人はなるべく最終形に近い形の素材を選んだ方が遙かに作業が楽です。
四角から丸を切り出すだけでも面倒なものですし、旋盤にも負担がかかります。
ビビリや騒音も出ますし精神的に苦痛を強いられます。

次回作は適当な素材が手に入ったら作る事にしましょう。