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トーマス&トーマスのロッドにはスレッドを一本だけ染めるラッピングの手法があるそうです。一本だけ染める事が可能であるならばそれをトリミング(飾り巻き)に応用できれば作業がかなり楽になるはずです。これまた邪道ですけどね。 まず問題は染色に使うペンの選択です。私はエポキシでラッピングをコーティングしているのでエポキシに流れない種類の塗料でなければなりません。油性ペンは当然不可。あと考えられるのはアルコール、水性、水性顔料です。 いろいろと試した結果、水性顔料と水性が流れにくいようでした。ただ水性顔料は発色が良すぎてかなりどぎつい仕上がりになってしまいます。顔料タイプの蛍光ペンなども使ってみましたが派手好みの方にはおすすめです。結局単なる水性ペンが一番落ち着いた感じになるようです。今回スレッドはGUDEBRODのナイロンのもの、ペンはPILOTのColor Pen(水性)を使ってみました。 |
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1) 目標の長さまでラッピングが終了したら矢印の位置からスレッドをほどきながらペンで塗り始めます。 2) 今回は2周のトリムとします。2周分のスレッドをほどいてペンで塗ります。図では便宜上ブランクに巻き付いた形で塗られていますが、実際はほどいた状態で塗っていきます。矢印のあたりまで塗れば2周分となります。その後染まったスレッドをティッシュペーパーでしごいて余分な塗料を取り除きます。これをやらないと隣のスレッドに色移りしてしまいます。できればドライヤーなどで乾燥させると良いでしょう。私は面倒なのでやりませんけど・・・・・。 3) スレッドを巻き戻します。あとは通常の方法で巻き止めて完了です。 |
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4) ポイントはAの部分。わずかでも染まっていない部分が必要です。Aいっぱい染めてしまうとBの部分に色が流れ込んでしまいます。特に透明に透けるスレッドを使っている場合かなり目立ってしまいます。Bのはさみ込みを最小限にしたとしても事前にはさんでおいたループが色をこすり出してしまいます。逆にAが多少染まってなくても仕上がりはそれほど気にならないようです。まあ、気になる方はこんなインチキには手を出さないと思いますが・・・・・。 5) 1周巻きにも挑戦してみました。ここでの問題はCの部分。やはり多少重なってしまうのは仕方がないですね。一番上の写真がそうです。スレッドを染めてティッシュペーパーでこするとスレッドの縦方向にも若干塗料がしみ込んでしまうのが制御しきれない理由です。水性顔料はそれほどでもないのですが水性では顕著です。にじみやすいのでしょうね。 |
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これが完成型です。若干にじんでいますが遠目にはまずばれません。それどころかトリムの細さに感心されたりします。 気をつけたいのは水性ペンの色。これはかなり濃い茶色を使っています。普通の茶色では最終的に綺麗な赤に発色してしまいました。それはそれで綺麗でしたけど。 どうでしょう?。インチキ飾り巻き。作業時間は約半分に短縮されます。 |
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