告白します。実はディープ・パープルを真面目に聞いたのはこれが初めてです。
ディープ・パープルや初期のクイーンとかには完全に乗り遅れた世代だったし、おまけに中学時代はAOR全盛で、スティーリー・ダンだのホール＆オーツだのシカゴだのジョー・ジャクソン（これはむしろパンク出身か？）だのといった手合いやブリティッシュロックばかり聞いていたわけです。ハードロック、ヘビーメタル系は全然手つかずで、リッチー・ブラックモアからディープ・パープルへ遡っていくなんてことは無かったのです。（どういう因果か、ザッパには遡ったりしている）
もちろん、"Smoke On The Water" やら "Highway Star" あたりは友達のレコードを聞いたりラジオで聞いたりということがたまにあったけど、真面目に聞いたのはこれが初めて。で、何でベスト盤を買ったかというと、HMVで安売りしていたというのもあるけど、やはり
の存在が大きいでしょう！おかげで "Speed King" を聞いても "Woman From Tokyo" を聞いても何だか「王様」のあの妙なコブシが頭に響いて、何とも……。さらに、某深夜番組で "Black Night" のあのギターフレーズのコード進行をちょっと変えて「沖縄バージョン」にした奴なんかがあって、これもまた耳に残っているもんだから、どうも真面目に聞けない。
でも、"Fireball" なんかはカッコイイですね。パロディ化されなかったので、ディープ・パープルそのままの音として素直に聞けました。
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