あったまくるなあ、万引き検知機!

 ここのところしばらく、「何だかなあ」と思うことが少ない(いや、ある瞬間「何だかなあ」とは思うのだけど、書こうという気を起こすほどではない)状態が続いていて、ああ、ふじもとも丸くなったもんだなあと思っていたのだけど、久々にちょっと書きたい「何だかなあがでてきた。

 最近ではちょっと大きなCDショップなどの出入り口に当たり前のように設置されている万引き検知機。あれ、基本的にはコイル状になった金属線を持っていると引っかかることが多い。週末はあれにボッコボコに引っかかって大変難儀した。秋葉原のT-ZONEが新規開店で、たまたまネットワークカードを安売りしていたので1個買ったのだが、どうもこいつに付いていた万引き防止シール(か、そもそもカード本体)が万引き検知機に引っかかってしまうらしく、その後行く先々でピーピーピーピーとうるさいこと。おまけに、こっちとしても別に何も悪いことをしているわけでないのに、ああうるさく鳴るものだからついついビクビクオドオドしてしまう。

 問題はTWO-TOP2号店のあるビル。6階のソフトアイランドで鳴らしたまではまだいいとして、その後階段を降りて5階の店にふっと入ったところ再びピーピー鳴らして、店員にカバンを取られて(預かるという意味だけど)しまった。ここがまた「エロゲー&鉄道模型の店」とかいうわけのわかんないところで、とっととカバンを返してもらって出て行きたいところなのだけどそれも「いかにも冷やかし」っぽい感じで、結局店内をそれなりに一周してカバンを返してもらったのだった。

 さらにヤマギワソフト館。入り口で鳴る、エレベータを降りると鳴る、トイレにまで行っちゃった日には、店員に呼び止められますわな。慇懃ではあれ、あっちはこちらを万引き容疑者として見てるわけだこれが。しょうがないからカバンの内容物を出して、確かにネットワークカードの箱で鳴ることを確認。

 実際問題、店の方としても万引き対策は重要なのだろうし、まあそういう検知機を設置しておくのも悪くはない。ただ、パソコンの拡張カード一枚であれだけ誤作動するなら秋葉原にはふさわしくないシステムだし、仮にシールの処理を怠った結果だとしてもああ警告音に付きまとわれるのは困ったもので、購買意欲もそがれるってもんである。もうちょっと高等なシステムを入れるとか、最低限「警告音」は無しにしてほしいもんだ、と思う今日この頃だったりする。


fujimoto@eva.hi-ho.ne.jp

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