銀プロ入手!

 さて、Prontoを再度購入しようと299ドルの店ETRONICSに注文を出したところ、いったんは受け付けた旨のメールが来たものの、その後「国外には配送できない」とのメールがやってきました。「送れるの?送らないの?どっち?」という内容のメールを送っても無しのつぶてなので、(少なくとも海外の客にとっては)あまり良い業者ではないということでしょう。

 そこでRemoteCentralで他の業者を探していたのですが、英国の業者で金のProntoと銀のProntoという、冗談みたいな本当のバリエーションを売っているのを見つけました。実は金のProntoはマランツが(欧米で)販売するRC5000というOEM版で、金といってもドぎつさの無いシャンパンゴールドカラーです。一方銀のProntoはPhilipsの英国法人が販売するいわば「EU版」です。せっかく再購入するなら今までのモスグリーンではなく色違いも良いなと思ったこともありましたし、価格が165ポンド(30,000円程度)とかなり安かったこと、加えて在庫があってすぐ発送可(もちろん世界中に!)ということから、英国のLet's Automateというホームオートメーション用品の店に発注しました。

 そこからは早い早い。火曜に注文、水曜に発送、木曜に飛行機に乗っかって金曜に成田(UPSによる配送のため、これらはすべてインターネットでチェックできます)。

 土曜の朝にてぐすね引いて待っていたところ、届きました名づけて銀プロ!

銀プロ
銀プロ、充電器に鎮座するの図。

 さっそく緑プロからデータを吸い上げて銀プロに書き込もうとしたのですが、バージョンが違うから駄目、と言われました。要は銀プロのファームウェアが最新に近い状態なのに対して、緑プロもProntoEditも古いバージョンであったために古いデータを銀プロに書き込むことができなかったようです。さっそくPhilipsのPronto公式サイトに行ってProntoEditの最新版をゲット、これで古いデータを無事書き込むことができました。ついでにファームウェアも微妙にバージョンアップしていたので更新。Philipsはこまめに改良を施しているようです。

 さて、基本的に銀プロは緑プロとほとんど違いがありません。充電器とバッテリーパックは壊れたわけではなかったので緑プロと一緒に買った米国版をそのまま流用してますが、Pronto側の接点仕様が同じなので銀プロでもまったく問題無く使えます。充電器はもともと銀色なので、むしろ銀プロの方がこの充電器と色が合っているほどです。ちなみに、英国版の充電器は英国の家庭用電源仕様に合わせているそうですが、EUの大陸部に出荷する前提で作ってあって変換コンセントも付属するらしく、米国でもそのまま使えるそうなので、日本でも使える可能性は高いでしょう。

 細かな違いとしては、屋内の光量に合わせてバックライトレベルを調節する機能が銀プロでは働きません。これは、光量を感知するセンサに使われている水銀が、来年から施行されるEUでの規制に引っかかるからという理由のようです。まあ、必須機能というわけでもなくProntoを特徴付けるというほどでも無いので、この辺はあまり気にならないでしょう。

さて、では設定の続き!→


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