恐らくこれで「ほほ〜」と納得してくれるのは 山形大学関係者あるいはその他の山形市在住・在勤者の方々に限られるのではないかと思う。
先日、出張で山大に行った際、市内に「マヨタコ」なる看板があるのに気が付いた。語感からして、「マヨネーズ」のかかった「たこ焼」であろうと推測した私は、何となく食ってみたい衝動にかられた。市内観光の案内をしてくれた山大の学生君が、「大学の前でも売ってますよ」というので、その店に行って買ったのである。
予想は外れた。マヨネーズは全く見当たらず、ソースの容器が付いているだけである。
「これは、ただのたこ焼ではないのか?」
疑念とともに1つを爪楊枝で刺して口にふくんだ私は、愕然とした。 マヨネーズは、中に入っていたのである。
具を混ぜる時か、タコを埋める時かは判然としないが、とにかくその辺でマヨネーズを内部に充填しているらしい。タコは関西人でも納得するくらいの大きさのものが入っていて、それが妙にマヨネーズに合っている。しかも、マヨネーズとソースの毒々しくも不健康なミックスの妙味は、お好み焼で実証済みだ。相性が悪いわけがない。
食べ終わった時点では「ふんふん、これいけるじゃん」程度だったのだが、日が経つにつれてまた食いたくなってきた。今はマヨタコ・ムーヴメントの東京進出を待ち望む毎日である。
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