最近、低温殺菌牛乳が結構好きになってます。
スーパーとかコンビニで売っている普通の牛乳は、摂氏130度で2秒間という高温殺菌を行っています。これに対して、一般的な低温殺菌牛乳は摂氏60度で30分間です。
この違いは、まず味に表れます。高温殺菌牛乳に慣れた状態で低温殺菌牛乳を飲むと、何というか甘味のようなものを感じます。で、逆にそれを味わった後で高温殺菌牛乳を飲むと、無味無臭。白い水を飲んでる感じです。
さらに、低温殺菌だと冷たいまま飲んでも、あんまりお腹がピーゴロになりません。「お通じ」を期待して牛乳を飲む人には効果が薄くて残念ですが、お腹がピーゴロになるから牛乳が嫌い、という人は低温殺菌牛乳がお勧めです。
「美味しんぼ」でも取り上げられていたと思いますが、高温殺菌だと牛乳の栄養分のいくばくかが変質してしまうと聞いたことがあります。だいたい、低温殺菌だと店頭に出てからの賞味期限が3,4日くらいしかないのが普通なのに対して、高温殺菌で1週間以上もつというのは、飲食物としてはちょっと不自然なことに思えます。
つーことで、みなさんも低温殺菌牛乳を選ぶようにして、大企業が高温殺菌から低温殺菌に移行する素地を作りましょう。ちなみに私は、近所のコミュニティストアで売っている「はるなの朝」が好みですが、他にもいろいろなのが出ていて、産地によって微妙に味が違うみたいです。
殺菌温度が軒並み65℃に引き上げられてるみたいですが、これってやっぱり O-157対策ですかねえ、、、
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