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21グラム
21grams
★★★★★☆☆☆☆☆
2003年 アメリカ
監督/製作:アレサンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演:ショーン・ペン / ナオミ・ワッツ / ベニチオ・デル・トロ


☆こういう作品☆
 心臓を患い、移植提供者を待ち続けていたポール(ペン)は、ついにその順番が回り、新しい心臓を手に
する。その主は、交通事故死したクリスティーナ(ワッツ)の夫。事故へのやり場のない怒りを抱えたクリス
ティーナは、ポールに犯人のジャック(デル・トロ)を殺すようけしかける。


☆こう観た☆
 主演3人の鬼気迫る演技を見るだけでも劇場に足を運ぶ価値はあるかもしれない。余命いくばくもない
状態から心臓の提供を受け死の淵から這い上がったが、妻とソリが合わず途方に暮れる男をペン。ボンク
ラだった過去を恥じ、神にすがりながら人生をやり直そうとするも、ある親子をはね、息子にも軽蔑され居
場所を失った男をデル・トロ。夫と娘2人を抱え幸せな生活を送っていたが、交通事故により家族全員を失
い、生きる意味を見失ってしまう女をワッツ。情緒不安定な役どころを3人は見事に体現。とりわけ、一瞬
にして家族を失ったワッツの取り乱す様子は、若くして父親を失った彼女の実体験ゆえの表現力なのか
も。
 たとえストーリーが凡庸なものであったとしても、彼らの存在感が映画を引き締める。だからこそ、時間
軸を複雑に交差させる演出が果たして効果的だったのかどうか、勘ぐりたくなる。個人的にはこの演出の
意味を探りながら観てしまったのがアダとなって、ドラマに集中し切れなかった。人の生死が周囲に与え
る影響を緻密に描けているだけに残念だ。
written on July 8, 2004

☆こういう見方も☆
・役者も映画も皆最高!!(O.Kさん 女性)



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▽ここで観た:イオンシネマ久御山 (京都) 



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