PREV         NEXT





スーパーサイズ・ミー
Super Size Me
★★★★★★★☆☆☆
2004年 アメリカ
監督/脚本/製作/出演:モーガン・スパーロック


☆こう観た☆
 私事、高校で体育会系の部活を引退したあと数度に渡り、一歩間違えれば肥満化の危機!に直面した
ことがある。そのたび運動不足を悟り、自己流でエクササイズを取り入れ、その危機を脱してきた。そんな
経緯があるから、今日のヒトの肥満化問題には他人事とは思えないほど注目度は高い。高カロリー、不
健康な食品を提供する企業が席巻している限り、肥満の問題は半永久的に課せられたヒトのテーマとな
ろう。私は今でこそ適度の運動をしているから、ファーストフードに対する危機感はさほどでもない。だから
だろう。鑑賞後、劇場で目の当たりにしたものを忘れたかのように、私はファーストフード店へとなだれ込
み、空腹を満たした。
 映画はマイケル・ムーア『華氏911』よろしく、メガホンを取り自ら30日間3食をマクド(拙者関西人ですか
ら)で通すことに挑戦するこの監督が、多少押し付けがましく持論を展開して徹底的にマクドを叩くのかと
思いきや、取材はファーストフード業界に止まらず、学校給食、果ては政府へと手広く及ぶ。そして、その
監督のカラダを張った実験の有りさまは、同情を通り超してただのバカにしか見えないが、ともあれやり遂
げたことは評価できるし、何より重病にかからずに済んだことが喜ばしい。
 太ったのは提供した食品メーカーの責任だ!なんて恥の上塗りのような訴訟を起こす前に、自己の生活
を見直すきっかけとなる作品であって欲しい。食うばっかでは太る、とはヒトとして当然の定義だ。
written on January 7, 2005


▽オフィシャルwebサイト:こちらから



▽ここで観た:梅田ガーデンシネマ(大阪) 



PREV         NEXT