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ダ・ヴィンチ・コード
The Da Vinci Code
★★★★★★☆☆☆☆
2006年 アメリカ
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス / オドレイ・トトゥ / ジャン・レノ / イアン・マッケラン


☆こう観た☆
 イエス・キリストが残したとされる“杯”のありかを知る4人が殺された。そのうちの一人と交流のあったラ
ングドン(トム・ハンクス)は容疑者として追われる身に。
 原作未読どころかあらすじもほとんど無知で、鑑賞寸前で「トム・ハンクスが刑事役で、事件を解決する
んでしょ?」などと言ってしまっている筆者。こんなんで、ぶっとい原作本の内容を映画一回観ただけで理
解し切れるのかまったくもって不安だったが、意外にわかりやすくできている。だが、このわかりやすさに
賛否両論あるのだろう。強い宗教観が絡む題材に批判はつきものだが、幅広く大衆に受け入れられる作
風を目指すのか、逆風を受けてもとことん突き詰めてアイデンティティを色濃く出していくのか、作り手は選
択を迫られるところだ。監督がロン・ハワード、キャストをトム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャン・レノとした
時点で、エンタテインメントムービーの域は出そうにない宿命は避けられなかったような気がする。いかに
わかりやすくしようか、噛み砕いて作ろうとしている努力は見えるし、サスペンスの匂いはふんだんにあっ
て時にドキッとさせられたり、映画ならではの臨場感、演出力も特にケチを付けるところはない。決定的な
落ち度は見当たらないのだが、その手堅さは時にごく一定以上の評価を得られない危険性もはらんでい
る。何もかもが月並みで、「ここは良かった!」と言える感想を持てないのが少し寂しい。ただ「観て損をし
た」とも思わない。観ておきたい方はとりあえずどうぞ。
written on June 18, 2006


▽オフィシャルwebサイト:こちらから



▽ここで観た:TOHOシネマズ高槻 (大阪) 



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