岩井:5回目になりますかね。政治談議さわちゃん・あっちゃんをはじめたいと思います。しばらくお休みしてましたんですけど、そうですね、最近の話題から、はじめましょうかね。じゃあ、まず、さわちゃんのほうから。
さわ:こんにちは。そうですね、私は今ひとつ盛り上がっていないんですけど、まわりはひどく盛り上がっているワールドカップがはじまって。
岩井:すごいねー。
あっこ:すごいですねー。
さわ:なんかあの。
岩井:今日は寝不足の人多いんだよね。
さわ:眠くて……っていう人が、すごく多いんじゃないでしょうか?
岩井:しかしね、たいしたもんですね。岡田ジャパンも。まさかね、ここまで。オランダって強豪なんでしょ。
あっこ:昨日はデンマーク。
岩井:デンマークね。
さわ:デンマークはヨーロッパ予選一位通過だったので、なかなか勝てる相手ではなかったと思うんですけどね。
岩井:オランダ戦も、けっこう、接戦だったでしょう。1−0で負けたんだよね。惜しかったね。だから、たいしたもんです。
さわ:男の子ががんばっているというのは、非常にいい傾向になりますね。私は、嬉しいです。そういう点ではね。
あっこ:女子が目立つよりは。
さわ:男子が、がんばってくれたほうが嬉しいので。
岩井:長谷部っていうのは、静岡でしょ?
さわ:静岡です。
岩井:掛川……じゃなくて、藤枝かどっかですよね。
あっこ:岡崎も静岡県ですよね。
岩井:ああそうですか。でも、みんなね、今、選挙どころじゃなくて、ワールドカップのサッカーで。
さわ:選挙も、昨日公示日ではじまったんですが。
岩井:我々は、まあ、関係者だから当然、そうなるんだけど、一般の人は、どちらかといえば、そんなに盛り上がっていないですよね。
さわ・あっこ:そうですよねー。
岩井:なんでなんですかね。今日は、一つそんな話をしましょうかね。
選挙も、もうちょっと盛り上がってもいいように思うんですけど。自民党がどう、民主党がどう、共産党がどう、何党がどう、とかいうことじゃなくて、自分の支持政党というものがあって、その政党が勝つように関心を持って、選挙運動をやらなくても、少なくとも、選挙には行ってもらいたいと思うし、そういう関心が高くなったほうがいいですよね。国民の関心が、イマイチみたいな感じが、僕もしているんですよ。これじゃいかんなと。政治って大事ですからね。何をするにしても、最終的には政治なんですよね。国会なんですよ。
何でだと思います? 要するに比較的関心が薄いと。
もちろん熱心に考えていただいている人も、それはおられることはおられるんだけど、一般的に言えば、国民全般で言えば、もうちょっと投票率があがるというかにならないと、いけない、このままじゃいけないと思うんですが。政治がおもしろくないんじゃないですかね? どう思われます?
あっこ:私の場合は、身近に感じないんですね。ワールドカップってサッカーなんですが、すぐにできるスポーツで、見てすぐにわかるっていうスポーツなんですけど、政治の世界ですと、やはり身近に政治家の方やそういった政治に絡んでいる方関係のある人が身近にいれば、なにかしら、政治の話が出たときに身近に感じられるんですけど、まったくまわりにそういう環境がない場合は、やはり自分たちの生活やら楽しみやらが、そちらのほうに意識が行ってしまって、投票しに行こうという意識も、やはり薄くて、自分の一票がどう変わるか。
岩井:本当は日々の生活すべて、関係あるんだよね。政治に関係あるんだけど、要するに、他人事というか、関係ないようにみなさん思っているんです。
あっこ:そう思っているのかなと思います。自分の一票が、国を変えるという意識も低いんだと思います。別に自分の一票を投票したところで変わらないし、という気持ちもやはり持っているのではないのかなと思います。
岩井:結局、選挙というのは、一票、一票だからね。ひとりの力はたいしたことがない、一票を入れたからどうのこうのということはないんだけれど、やはり一票の集まりで当落が決まるわけですからね。そこのところなんですね。さわちゃんは、どう思います? なぜ政治が低調かということ。
さわ:さっき、國臣先生がちょっとおっしゃいましたけど、支持政党っていうのを持たない人が増えているというのが。
岩井:それはもう、圧倒的に無党派層のほうが多いです。
さわ:実は、もしかしたら、私もそうかもしれなくて、とどのつまりが、友だちだったり、後輩だったり、近い人たちが、その政治家を目指すという人がいたので、たまたまそういう環境だったので、政治ということに対して関わりを持つことになっていますけれど、普通は、やっぱり、昔、高度成長期のときには、こういう政策でこういうことを打ち出して、国を引っ張っていきますよというのが、ものすごくそれぞれの政党で明確だったような気がするんですね。みんな成熟していってしまったその過程の中で、今は、安定だったりとか、このまま続けばいいやみたいな、国をつくっていく熱いものが国民にはなくなってきている時代なんでしょうね。きっと。
岩井:現状はね。だけど、その現状ではいかんと思いますでしょう?
さわ:はい。いけないとは思うんですけれど、じゃあ、小さいところで声を出して、「変えてよ」っと、言っても、なかなか変わらない現状があったりすると、本当は変わっているんですけどね、いろんな法律が変わっていったりすると……、近いところは、金融のお金を借りるとか借りないとかいうような法律も、法案が通っている、現状が変わってきているんですけれど、じゃあ、生活に密着しているかといったら、あまりそうではない。なので、何か「別に」じゃないですけれど、「別に」と思うような人が多いんじゃないかと思うんですね。
岩井:さきほど、あっちゃんが言われたように、自分の生活、人生、市民の生活と政治がどのように結びついているかというのが、全然見えないんですね。ところが実際は、ものすごく関係がある。だから、それを見えるようにしなきゃいかんと思うんだよね。少なくとも政治家の諸君はね。イデオロギーだとか思想、哲学関係なしに、やっぱり政治家である以上、地域の人たちだとか、自分の仲間と議論するとか。
この間、コミュニケーションの話をしましたよね。共生とコミュニケーションとネットワークというのは、哲学的にいうと、同じことなんですよ。コミュニティというのは、ひとつのコミュニケーションの場ではあるんですね。それでコミュニティにはふたつあって、地域コミュニティ、これは地域の集まりですね、それから趣味だとか、学校の同窓会だとか、それもひとつのコミュニティですね。会社もひとつのコミュニティですよね。そういう一般のコミュニティと、地域のコミュニティ、地域コミュニティと僕は呼んでいるんですが、二種類ありますけれど、そういうコミュニティにおけるコミュニケーション、この間は、飲みニケーションの話もあったと思うんですけれども、なんか気楽に、話し合うというか、そういうことが少ない、みなさんは、仲間ではやっているんですよ。それぞれ、やっているですけど、そこへ政治の関係者、市会議員でもいいですよ、県会議員でも、国会議員でもいいし、あるいはそういう議員をやっていなくても、いろいろ後援会活動をやっている人とか、おられますよね、そういう人がそういうコミュニケーションの中に入って、酒を飲みながらでもいいいろいろ議論をして欲しい。
今、大変でしょ、生活が。ネットカフェ難民だとか、ワーキングプアだとか、ホームレスも結構いますよね。それは、極端に生活が悪い人ですけれど、普通の人でも、老後、年がいってから、どうなるんだろうかとか、あるじゃないですか。それは政治と関係がありますよ。それから子ども。教育の問題もありますよね。医療も、田舎のほうにいくと、病院がないでしょ。救急医療というか、急に病気になるということもあるんですよ。それは、日々の生活の問題じゃないですか。それから、物価が安いとか高いとか、そんな問題もあるしね。生活のすべてが、全部、政治と関係があるんです。無関係なものはひとつもないですよね。
だから、日々の生活、こういうので困っているんだ、困っていなくても、こういうふうになったらいいと思うとか、こういうことをやりたいとか、そういう自分の考えを、誰か、ある程度、政治に近い、議員の先生でもいいし、後援会の関係者でもいいし、少し関心を持っている人と、酒を飲みながらでも、やると、なんか関心が出てくるんじゃないですかね。そういう会話、コミュニケーションというものが、非常に欠けているように思うんです。
あっこ:今、お話を聞いて思ったことが、政治家の方たちが、すごく遠いですよね。存在が遠いので、「おいでよ」と、言われても、その術をわたしたちは知らないから、声を出すって言ってても、ぶつけるところの相手が遠かったりすると。
岩井:遠いというか、そういう機会がないよね。
あっこ:どこの世界もそうかもしれないですけど、偉くなってしまうと、遠くなっていってしまうので、そういうものを、やっぱり政治に反映させようっていうふうに思ってもらっているならば、国民の声をどんどん吸い上げるというような体勢を政党でも政治家のひとりひとりでもしていかないと、隔たりというものは、ものすごく感じられますよね。特別な人みたいな感じ。ぜんぜん、それぞれは特別じゃないのに、僕たち私たちは特別なのよという意識をぜひ、捨ててもらいたいなと思いますよね。別に、偉いわけじゃないんですから。
岩井:たまたま、そうなったわけで。
あっこ:たまたま、「はい」って手を挙げて、「はい、じゃあ、君」って言われて、みんなの指示があったから、国会にいくようになるわけじゃないですか。でも、ものすごく偉くなっちゃった気分に、絶対ならないで欲しい。そうしないと、私たち国民というのは、政治には、どんどん関心をなくしてしまうし。
マスコミの取り上げ方も悪いと思います。特別視しているから。けっしてそんなことはないと思うんですね。
岩井:それは、悪いね。国民の目線でですよね。いきなり国民といっても、ぼやっとしたものですけれど、地域の人たち、政治家は必ず、比例代表は全国ですけれど、衆議院でも選挙区の場合だったら、選挙区があるわけだから、地域があるわけだから、だから、静岡の選挙区から出る、また小選挙区もあるんですけれど、そうやって出てきた人は、他の地域の人とコミュニケーションをやらなくてもいいよね。静岡の人は静岡の人と、自分の地域の人と、東京の人と何もやることはないと思うんだよね。やっちゃいかんことはないけれど、まずは自分の選挙区の人たちと、気軽に話ができるようになると、政治も少しはおもしろくなってくるのではないか。
そのときに、私が思っているのは、時代がどんどん変わってきていて、インターネットができたでしょ。インターネットというのは、アメリカにいても距離感はないんですよ。沼津にいても、浜松の人と、インターネットであれば、メールのやりとりでいいんですけど、音声でもやりとりができるようになってきて、どんどん進みます。それからユーチューブというのがあるでしょ、それからツイッター。今、僕もツイッターやってますけど、これからはこういうのが普通になじみ深いものになってきます。そういうような時代になっているんです。本当は飲みニケーションというか、飲みながらワイワイ言うのが基本ですから、そういうことをできるだけ政治家というのは、国会議員であろうと、県会議員であろうと、市会議員であろうと、できるだけふれあいをやると、それで足らざるところは、今言った、インターネットを使って、ユーチューブもツイッターも全部、インターネットですけれど、そういうインターネットを上手く使って、コミュニケーションを深めるといったことは、可能な時代になっているんですよね。
ですから、これからはコミュニケーションというのを、ひとつのキーワードにして、政治家たるもの、県会議員も、市会議員もそうですけれども。それで、やっぱりね、それを地域地域で集まって、飲みニケーションをやらなくちゃいかんと思うんだよね。そうすると、みなさん政治が近くなるでしょう。そのときに、遠慮なしに、生活で困っていること、あるいはこうしたいと思っていること、やはり希望とかありますからね、そういうのをざっくばらんに話をする。政治家も、ざっくばらんに話をしてもらう、それを聞く。やっぱり聞き上手ってあるんだよね。聞き上手でないと、いかんと思うんですけどね。
そういう時代に、僕はインターネットがこれだけ普及して、ツイッターもものすごくて、ユーチューブも……。ああいうのを、うまく活用しながら、そういうシステムを作っていけば、十分、地域の皆さんがたが、政治に関心を持っていただけるのではないかと、僕は、希望というか期待をもってるんですね。
あっこ:確かに、ツイッターをやっている人も多いですし、電話もそうですが、電話で話すよりも、ほとんど連絡の取り合いだとかメールになっているんですよね。
岩井:今、携帯電話でしょ。携帯電話で電話かけても、その人が出れないときがあるんだよね。新幹線なんか乗っていたら、トンネルだし、それでも、iモード、メールだと、携帯電話のメールで意思疎通ができるし、電話をくださいと書いておけばいいし。だから、そんな時代になっているんですね。
あっこ:そんな時代になっているんだから、それをうまく活用すれば。
岩井:そういう時代なんで、ちょっとお年寄りに、そういうのをやれといっても、ちょっと、抵抗感があるかもしれないけれど。だけど、お年寄りでも、難しくないわけですよ。やることは決まっているんだから。ちょっと教えてあげるとできるようになるんですが。特に若い人は、積極的に、文明の利器というのか、時代の危機、道具を使いこなしていくというようにしていったらいいんじゃないかと、そんなふうに思います。
今日はどうもありがとうございました。コミュニケーション、今日も、まあコミュニケーション、飲みニケーションということで。少しでも、政治がおもしろくなる、楽しくなることですね。
最後に、ワールドカップのサッカーの話で言いますと、これは、私の考えですけれど、日本人の感性というのはすごいんです。感性の話もいずれ機会があったら、やりたいと思いますけれど、日本人の感性というのは、すばらしい。そういうことも、それが一番基本かな? 社会に向けて、これから日本のそういう文化が、かなり波及する、影響を与えていくように思います。日本の歴史伝統文化、このように素晴らしいんだよ、そのようなものを持って、諸外国とコミュニケーションのつきあいというか、いくようになれば、地域性というものが、狭い地域であっても、社会に開かれていけば、またいろんな意味で、ワールドカップじゃないけれど、私たち日本人はこうなんですよと。世界のいろんな国の人たちが、日本の歴史伝統文化に関心を持って、おつきあいが始まるというのも、またおもしろいというか。サッカーみたいにおもしろくはないかもしれないけれど、まあある意味で、非常に、楽しみになってくるのではないかと、そんなふうに思っています。 最後に余分なことを付け加えてしまいましたが。今日の切り出しがサッカーだったから、ちょっと一言申し上げましたが、終わります。どうもありがとうございました。 さわ・あっこ:どうもありがとうございました。 |