私が最初に景山民夫さんを知ったのは、景山さんがまだ放送作家だった頃、
雑誌「宝島」に極楽テレビというコラムの連載をはじめた時です。(もう15年程前のことです)
その後、小説家としてデビューし数々の賞を受賞され、とうとう「遠い海から来たク−」で第99回直木賞まで受賞してしまいました。
冒頭の所でも述べましたがフィジーの情景を見事なまでに表現したこの小説に本当に自分がその場にいる様な感動を覚えました。
実際にフィジーに行ってみて、この本で読んで想像したフィジーと寸分狂いのないものだったことを知り更にこの小説の素晴らしさを再確認しました。
旅行に行く4ケ月程前、名古屋の紀伊國屋書店で景山さんのサイン会があり私もサインを頂きました。一言二言話しをしましたが景山さんの優しい人柄を伺うことが出来ました。
1998年1月27日不慮の事故で亡くなった事を知ったときは本当に驚き、とても残念に思いました。もっと多くの作品を書いてもらいたかったです。
是非、皆さんも一度「Coo」を読んでその素晴らしさを知って下さい。
また短編集「ハイランド幻想」に「アイランド」という作品があります。
これは「遠い海から来たクー」の洋助少年が初めてフィジーに来たときの戸惑いと心の変化を描いた作品です、併せて読んでみて下さい。