えー・・・・

この先は18歳未満は読んじゃいけません(笑)

特定のキャラに愛着をお持ちの方も、やめといたほうが無難です。

もし、読んで不快な気分になっても責任はとれません。

抗議のメールは受け付けますが・・・・できれば励ましのメールの方がうれいしいなあ(笑)


 

 

 

碇ユイは、シンジ一人の力によって、くだくだしいサルベージ計画なんぞ鼻で吹き飛ばして帰ってきた。

 

 

 

 

シンジにとっては幸いだろう。

 

 

 

今までいなかった母親に(いろんな意味で)甘えられるからだ。

 

 

 

 

ゲンドウにとっては?

 

 

 

 

 

 

それは後のお楽しみ。

 

 

 

 

It's a Beautiful World、もうひとつのカタチ。

We are crazy for you!

第2話「”見知らぬ、天井”?・・・天井のことなんか知るわけないでしょ」

(Bパート)












戦闘後の発令所は喧噪に包まれている。

人々は戦いに何も関与できなかった   実際、シンジだけが戦っていたようなものだ   悔しさからか、必要以上に忙しく振る舞っている。

ちなみに、シンジは戦闘終了後に義務づけられている精密検査を受けていてここにはいない。



「ミサト、ちょっといい?」リツコがミサトを呼び止める。

「なに?」あちこちに指示を飛ばしていたミサトが振り向く。

「シンジ様の事、ざっと調べたわ」ミサトにだけ聞こえるように小声で。


ミサトは周りをざっと見渡して、

「ここじゃ、マズいわね」

「じゃあ、私の部屋に行きましょう」リツコが促す。











「はい、これ」リツコがコーヒーをミサトに差し出す。

「ありがと・・・・・ズズッ・・・・・で、なんかわかったの?」コーヒーをすするミサト。

「ミサト、あなたなら知ってるでしょ?野分ユウジの名前」

「野分ユウジ・・・・・・・・野分・・・・・・・・・・・・野分ぃ!?あの ”野獣”、のわきぃ!?」

ミサトはコーヒーカップを取り落としそうになる。

「そ、伝説の傭兵隊長、野分ユウジのコトよ」

「・・・・でもなんで、そこで野分が出てくるの?・・・・・・ズズッ」コーヒーを飲みながら尋ねるミサト。

「シンジ様の ”先生”、彼よ」

ブブゥー!!

ミサトが派手にコーヒーを吹き出す。

リツコはちょっと顔をしかめて、

「汚いわね」

「ちょっと!それホント!?」

「ええ、間違いないわ。その証拠にシンジ様を引き取ったと同時に一線を退いてるわ」

「・・・・・・・・・それでここ最近はハデな噂を聞かないワケね・・・・・・・」

「・・・・私はよく知らないんだけど・・・・彼、そんなに凄いの?」

「裏の世界で彼を知らないのはモグリね・・・・遂行する作戦の冷酷さ、残忍さ、人間とは思えないわ」

「・・・・・・・・・」

「彼の率いる部隊が捕虜を取ったなんて話、私は聞いたことが無いわ」

「それに、諜報活動なら、加持でもかなわないでしょうね」

「!!」リツコはさらに驚いた。

「異性をたらしこんで必要な情報を得る。彼の十八番よ」


今はドイツにいる彼女達の友人でもあるその男は、世界でも指折りのエージェントだからだ。

リツコは少し考えると、

「でも、なぜそんな人がシンジ様の保護者をやってたのかしら?」リツコが首を傾げる。

ミサトはリツコに向き直ると

「さあ?・・・・おおかた碇司令が、”アイツに預けておけばそのうちくたばるだろう”とでも考えたんじゃないの?」

 


「あのヒゲの考えそうなことね・・・・コロす?」リツコがさらりという。

「んー・・・・あんなのでもシンジ様の父親だからねぇ・・・・しばらく様子を見ましょ」

「そうね」

 


《葛城一尉、サードチルドレンの精密検査終了しました》


リツコの机に埋め込まれたスピーカーから声がした。

「リツコ、話はまた今度ね」

「そうね、また調べておくわ」

「お願い」













その頃、シンジは病院の通路で待ちくたびれていた。

『ここで待っていて下さい。間もなく葛城一尉が迎えに来ますから』という看護婦の言葉を聞いて待ったはいいのだが、それから45分が経過している。

「おっそいなあ、ミサトさん・・・・・・・また迷ってるのかな?」

すると、通路の向こうから

「ごっめーん、シンジ君。待ったぁ?」と、ノーテンキな声が聞こえた。

ちなみに、ここいらは医療区画だけに人通りが激しい。

シンジは溜息をひとつつくと

「待ちましたよ、ここで”寝ようかと”思ってたところですよ」口の端を吊り上げて笑うシンジ。

それを聞くと、ミサトは顔を紅くする。

何を考えている?

「ゴミン!ここって作りが複雑なのよねぇ・・・・また迷っちゃったわ」


「はあ・・・・いいですよ・・・・それよりも、これからどうするんですか?」

「んーとね・・・・シンジ君の住む所決めなきゃいけないんだけど・・・・その前に・・・・」

「その前に?」

「仲間に会っておいて欲しいの」

「仲間?さっきの娘ですか?」

「ええ・・・・でも、以前実験中に事故っちゃってね、それ以来この病院に入院してるのよ」

「そうだったんですか・・・・」

「それでシンジ様・・・・やっぱり?」ミサトは声のトーンを落としてたずねる。

「そのつもりですよ。ミサトさんも”仲間”が増えた方がいいでしょ?」今度はなんの邪気もなく微笑むシンジ。

ちょっと複雑な気持ちのミサト。

『シンジ様には私一人で十分』という独占欲と、

『シンジ様には逆らえない』という隷属精神が激しく葛藤しているのだ。

んだが、

シンジによって心(と肉体)の奥底に刻み込まれた”下僕”としての心構えはそんなやわなものではない。 

「そうね、レイもちょっち変わったところがあるから・・・・いい機会かもしれないわ」 

「ミサトさん、母さんには会えないんですか?」

ミサトはすまなそうにして、

「ごめんなさい、衰弱がひどくて面会謝絶。身内でも例外無しだそうよ」

「回復にはどれくらい?」

「全治には1ヵ月ほど必要だそうよ。まあその前にお見舞いに行けるようにしておくわ」

「お願いします」

「しっかし・・・・驚いたわよ。随分前に事故死されたって聞いてたんだから」

「そりゃ僕だって驚きですよ」

「・・・・やっぱりなぜ突然ユイさん・・・・シンジ君のお母さんが現れたのか、わからないの?」

「意識が無かった時に母さんの夢みたいなのを見たんですよ・・・・それぐらいしか心当たりが無いですね」涼しい顔で大嘘をつくシンジ。

「ふうん・・・・ま、いいわ。レイのところに行きましょう」


そしてミサトがシンジを案内して歩き始めたのでシンジも黙ってついていく。

二人はひとつの病室の前に立つ。



「レイー、入るわよー」

ミサトは返事も聞かずに扉を開けると中に入った。

シンジもミサトの後に続く。

中は病室特有の無機質な雰囲気で、有る物といえば、ベッドにサイドテーブルぐらいしかない。

そして、ベッドには包帯を巻いた少女が横たわっていた。

「レイ?寝てるの?・・・・って起きてるわね」

レイと呼ばれた少女は返事もしない。

「どう?具合の方は?」

「・・・・退院は二十日後の予定です・・・・」

レイはミサトの問いに淡々と答える。

「そう・・・・良かった・・・・あ、そーだ、紹介するわね。この子は碇シンジ君、サードチルドレン、初号機専属操縦者よ・・・・顔は知ってるわよね?」

『唇の感触も』と言いたかったが、これから先はシンジの領域だと考え口をつぐむ。

ミサトは手振りでシンジを示しながら言う。

「シンジ君、こっちは綾波レイ、ファーストチルドレン、零号機専属操縦者よ」

「碇シンジです。よろしく、綾波さん」

「・・・・なぜ、あんなことしたの?」


「あのこと?」

すっとぼけるシンジ。そう言いながらベットの脇に立つ。

「私の唇に貴方の唇を押し付けた・・・・なんなの?あれは?」

『ふむ・・・・これは異常だ・・・・本当に”行為”としてのキスを知らないみたいだね』

「それはね、綾波さんがそうして欲しそうだったから」

 

「嘘、私はそんなこと言っていない」

 

「僕はこう見えても人の心は見慣れてるんだ・・・・綾波さん、キミの心がしたがっていたんだよ」

 

博士号を持つペテン師、シンジ。

ハーバードに入った時、教授連が、

『これは50年に一人の逸材だ!』と叫んだほどのタマなのだが・・・・

その才能をこんなことにしか使っていない。

シンジにとっては”こんなこと”が最も重要かもしれないが。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」心を知らない少女は、そう言われると反論する術がない。

「じゃあ、証拠を見せてあげようか」

「?・・・・・・・・・・」

「目を閉じて」

なにも素直に従わなくてもいいはずなのだが・・・・なぜか言うことを聞いてしまう。

そしてシンジはゆっくりと唇を重ねる。

先ほどとは違い、性急なことはしない。

唇で唇をなぶり、徐々に感度を高める。

「・・・・・・・んん・・・・・」

時折、レイがうめく他は何の音も聞こえてこない。

後ろに立つミサトも、じっと二人の様子を眺めている。

シンジは頃合を見計らって舌を入れる。

レイはびっくりして目を開ける。

すると、そこには優しい微笑ですべてを覆い隠したシンジがいた。

舌でレイの閉じられた歯をノックするシンジ。

さらにびっくりするレイ。

だが、おずおずと歯と歯の間に隙間を空ける。

 

 

”するり”

 

 

シンジの舌はそんな感じで入ってきた。

 

でもレイは身動き一つしない。

 

 

 

「・・・・・・・・・んむっ!・・・・・んんんん!」

 

 

 

・・・・・・・・・・訂正。

 

 

 

 

 

結構感じてるみたい。

 

 

 

 

 

『はぁ・・・・・・いいなぁー・・・・・』

 

後ろで指をくわえているミサト。

 

 

 

シンジとレイの”でぃーぷ”なキスを見ていたミサトは・・・・・・

 

 

『・・・・・・やば・・・・濡れてきちゃった・・・・・』

 

 

 

 

 

 

シンジはゆっくりと唇を離す。

 

レイが余韻に浸るように。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

うまくいったようだ。

 

レイはシンジをぼーっと見つめている。

 

 

「じゃあ、今日はこれぐらい・・・・・・次は今度会った時にね」

 

 

シンジはそういって返事を待たずにきびすを返して部屋から出る。

「え?あ?・・・・じゃ、じゃあね、レイ!」

両足をこすりつけるようにしていたミサトが慌ててシンジの後を追う。

 

 

 

 

 

 

 

 

「シンジ様?・・・・・あのぅ・・・・・」シンジの横で歩くミサトがひそひそと話し掛ける。

まだ人目があるからだ。

「ミサトさんの聞きたいことはわかってますよ・・・・なんで?っていうんでしょう?」

『なんで最後までやらなかったのか』

要するにそういうことだ。

 

こくん

 

うなずくミサト。

「なにより、まだ怪我してるから、あんまり無理はさせられないでしょ?・・・・」

「それもそうね」

 

 

 

 

 

 












「碇シンジ君、君の住まいはこの先の第8ブロックだ」

 

「お断りします」

 

「なに?」

「自分の住むところは自分で決めます」

「しかし・・・規則というものが・・・」

「彼の言うとおりにしてあげて」ミサトも横から口を挟む。

「・・・・・・・・・・わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

「だーかーらー、適当な物件を探して欲しいのよ」

ミサトは相変わらずのお気楽な口調で電話を掛けている。

受話器の向こう側はリツコだ。

《・・・・・なぜ私に言うわけ?》

「”MAGI”で検索すればカンタンでしょ?」

《・・・・あのねぇ・・・・技術部は不動産屋じゃないのよ?》リツコが呆れたような声を出す。


すると、ミサトはシンジに携帯電話を渡す。

「リツコさん・・・迷惑でしょうがお願いできませんか?」

効果抜群。


《あ・・・・・シンジ君!?・・・・わかったわ、それで条件なんかはある?》

「そうですねぇ・・・・少なくとも僕以外に二人分が住めるスペース・・・・いや、先のことを考えたらもっと広い方がいいですね」

《え・・・・それって、やっぱり?・・・・》

「ええ、ご想像のとおりだと思いますよ」

《・・・・そう・・・・》

声では冷静なリツコだが、電話の向こうでは嬉しくて身をよじっている。

《その他になにかある?》

「いえ、後はリツコさんに任せます」

《わかったわ・・・・期待してて。今日中に見つけるから、新しい所に移るまではミサトのところに泊まっていて・・・・ちょっと悔しいけど》

「ふふ!・・・・楽しみにしてますよ、それじゃ」

 

 

 

 

 

 

 









峠道をひた走るブルーのアルピーヌ。乗っているのはシンジとミサトだ。

後ろには大量のコンビニのビニール袋が置かれている。

「ちょっち、買いすぎたかしら?」

ここに至る前にコンビニで買い物をしたのだ。

シンジはその時、ミサトが他のモノには目もくれずビールとつまみを買い込んだのを思いだし、ちょっとイヤな予感がしていた。

ちなみに、この後シンジの予感は大当たりする。

「まあ、いーんじゃないですか?」

シンジも酒は嫌いではない。

鍛えられているから。

「さっすがシンジ様!話がわかるぅ♪」

 

 

 

 

シンジはとりあえず手持ち無沙汰なので暇な右手をミサトのタイトなスカートにもっていく。

「あっ・・・・・・」

期待に頬を紅くするミサト。

シンジは右手だけでミサトのスカートを少しだけまくりあげると、なにもつけられていない秘部に触れる。

そう、ミサトはシンジにイカされてからずっとノーパンなのだ。

 

「ミサトさん?・・・・ぐっしょりですよ?」

シンジの言うとおり、彼の手には粘質の液がべっとりとついている。

ミサトはステアリングを握りながら震えている。

彼女にしてみれば運転をしながらシンジの愛撫を受けるのはかなりの苦行だ。

「くすくす!・・・・こんなに濡らして・・・・いやらしい人ですね、ミサトさん」

ミサトの顔面は火がついたようになっている。

「僕が戦ってた時もつけてなかったんですか?下着」

シンジは意地悪く聞く。

もちろん指の何本かはミサトの秘部の中に入ったままだ。

「あうっ・・・・替えの下着なんて・・・・持ってなかったから・・・んはっ・・・・」

シンジは指を抜き出してミサトの目の前でひらひらさせる。

「ほら、こんなに・・・・」

指はてらてらと光っている。

「ああ・・・・・」

そのままミサトに指をくわえさせる。

車内にみだらな音が響く。

 

少なくとも、時速100キロですっ飛んでいる車の中でやることではない。

 

「シンジ様ぁ・・・・・私・・・・」

「だぁーめ、我慢することも覚えなきゃね」

オニ。

 

 

シンジがミサトをさんざんいたぶったため、道を間違えたりして帰宅は随分遅くなった。

 

 

 

 

 

 












「さ、ここよ」

第三新東京市のはずれにあるマンション   コンフォート17というらしい   の一室に着いたシンジとミサト。

二人はドアの前にいる。

「はい、どうぞ」

ミサトがドアを開けてシンジを促す。

「おじゃまします」

「はい、どうぞ」

 

シンジはここに長居するつもりはない。

それに出る時はミサトも引っ張っていくつもりだ。









二人はコンビニの袋を抱えて室内に入る。

「チョーッチ、散らかってるけど、気にしないでねぇ」

シンジは、誰に言われずとも自分の予感が当たった事がわかった。

ただ、”先生”のところに引き取られたときはもっとひどかったのでそうは驚かない。

シンジの”先生”は完璧な生活不能者だったのだ。

その”先生”に人間らしい生活を提供していたのはシンジだ。

バーター取引でいろんなことを教えてもらったが。


「あ、ごめーん、食べ物冷蔵庫に入れといてぇー」

ミサトのお気楽な声をうけてシンジは、冷蔵庫に近づく。

・・・・ガラッ・・・・『氷・・・・』

・・・・ガラッ・・・・『つまみ・・・・』

・・・・ガラッ・・・・『ビールばっかり・・・・・・・・』

「まあ、ウォッカやジンが無いだけまだマシかな」

”先生”がアルコール度数90度以上はあるウォッカを冷凍庫に入れ、とろとろになったウォッカを小さいグラスに入れて一気に飲んでいたことを思い出す。


そして、ふと傍らを見ると、ビールを入れた冷蔵庫とは別に、大型の冷蔵庫があるのに気付いた。

「ミサトさーん、こっちの冷蔵庫は?」

「ああ、そっちはいいのー。まだ寝てると思うからー」

「寝てる・・・・?・・・・ペットかなんかかな?・・・・でも冷たくなきゃいけない生き物ってなんだろ?」

シンジ、なかなか鋭い。










チーン!

電子レンジが高らかに自分の仕事が終わった事を告げる。

「「いただきます!」」二人が元気よく声を揃える。

「んぐっ・・・んぐっ・・・んぐっ・・・プッはー!!くぅー!!やっぱ人生この時の為に生きてるよーなモンよねぇ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

もはや、呆れることすら空しくなってきた感のあるシンジ。

「ん?食べないの?・・・・結構うまいわよ。インスタントだけど」

「インスタントって、あまり食べたこと無いんですよ」

「だめよぉー、好き嫌いしちゃあ!」

『好き嫌い以前の問題だと思うんだけど・・・・』さすがにその心中を口に出す勇気は無いようだ。

「それはともかく・・・・二人で暮らすに当たって決めなきゃいけないことがあるわね・・・・」

「?・・・・なんですか?」

「少ししか住まないとはいえ、生活当番は決めなきゃね!」

















「「じゃーんけーん・・・・ぽん!」」

「僕の勝ちですね」シンジがにっこりと笑う。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・んがぁ!!ぬわんで勝てないのよおおおおお!!」

ミサトの悲鳴が部屋に響く。

下着しかつけていない半裸状態で。

「次こそは!」

ブラを引き剥がして勢い込むミサト。

生活当番を決めるジャンケンを野球拳でやっていたのだ。こいつらは。

 

「「じゃーんけーん・・・ポン!」」

 

「「・・・・・・・・・・・・・」」

 

プルプル震えてパンティをぽーんと脱ぎ落とすミサト。

もうどーにでもしてって感じだ。

ちなみに座っている椅子には水溜りができている。

汗ではもちろんない。

 

「キレイですよ、ミサトさん」

「・・・・」ぶぅ垂れながらもどこか嬉しそうなミサト。


「はあ・・・・まあ、いいわ・・・・お風呂に入って、今日一日の汚れを落として」

「ダメですよ」

「え?」わかっているクセに聞くミサト。

 

 

 

「いっしょに入るんですよ」

不覚にもその、ささやくような声だけでイッてしまいそうになるミサト。













かぽーん・・・・・・・・・・

脱衣所で衣服を脱ぐシンジ。

ミサトはそれを期待のまなざしで見つめている。

「さあ、入りましょう」

かららら・・・・・・・・・・・・

そして、浴室の扉を開けるとそこには・・・・・・・・・・・

「!?・・・・・・なんだコレ?・・・・・・・」

そこには一匹のペンギンがいた。首(?)からタオルを掛けていて、ちょうど風呂から上がるところだったようだ。

「キュ?」

「新種の温泉ペンギンで名前はペンペンよ」

「へーえ・・・・温泉ペンギンかあ・・・・よろしく、ペンペン」シンジはしゃがみ込み、ペンペンに挨拶する。

「キュッキュ!」ペンペンは一声鳴くと、そのままリビングへと歩いていく。おそらくあの冷蔵庫が彼の部屋なのだろう。

「くすっ」シンジは少し微笑むと風呂に入る。

もちろんミサトも後に続く。






シンジは浴槽に浸かっている。

ミサトも浸かっている。

この狭い湯船に。

つまりシンジが下になり、ミサトを後ろから抱え込むようにして入っているのだ。

シンジは当然のようにしてミサトの体をもてあそんでいる。

「ああ・・・・あうぅ・・・・・」

ミサトの喘ぎ声が浴室の壁に反響する。

キスして、胸をもんで、背中を撫でて、秘部を”モノ”でぐりぐりする。

でも入れない。

 

「シンジ様ぁ・・・・お願いします・・・・」

ミサトが艶っぽい声を出して哀願する。

「だめだめ、楽しみは後にとっとかないとね」

「そんなぁ・・・・」

 

ミサトはその後も浴槽から出てボディソープを体に塗りたくられ、もてあそばれ、3回はイってしまった。

 

 

 




















PILLLLLLLLLLLLLL!!




唐突に電話のベルが鳴る。




「こんな時間に誰かしら?」

風呂を出て、下着しか着けていないミサトが、その格好のまま電話に出ようとする。

「あ、僕が出ます」

ミサトを手で制したシンジが受話器を取る。

ちなみにシンジはパジャマを着ている。

「はい、もしもし」

受話器の向こうから聞こえてきたのは聞き覚えのある声だった。

《あ、シンジ様?》

「リツコさん、今晩は。どうしたんです?こんな時間に」

《大したことじゃないんだけど・・・・いい物件があったから》

「ありがとうございます・・・・それで場所は?」

《そこから大して離れていない・・・・というよりも目と鼻の先ね》

「どんな感じです?」

《広さは申し分ないわ・・・35階建てマンションの最上階、ワンフロア丸ごとひとつの部屋よ》

「部屋以外の広さは?・・・・例えばお風呂とか、キッチンとか、収納スペースなんかは?」

《ビルのワンフロア丸ごとよ?・・・なんだってできるわ》

「・・・・わかりました。2〜3日中にそっちへ移ります」

《・・・・・・・・・・・》

電話の向こうから沈黙の問いかけ。

「リツコさんも早く向こうに移って下さいね」

《♪》

リツコがこの時、受話器を握りしめてガッツポーズをしていたのは余談。









ちょんちょん





見ると、ミサトがシンジの肩をつつき、電話を代わってくれ、とジェスチャーしている。

「それじゃあミサトさんと替わりますね」

電話を替わってミサト、第一声。

「リツコぉー?・・・さすがに早いわね」

《ミサト?・・・・当たり前でしょう》

何を馬鹿なことを、と言わんばかりのリツコの口調。

「そーよねー。愛しい愛しいシンジ様のためだモンね」

受話器に向かってわざとらしく語りかけるミサト。

からかっているのは明白な口振りだ。

《そうゆうこと》

あっさり肯定するリツコ。

「・・・なんかからかいがいが無いわね」

《ミサトに鍛えられてるからね!》

「・・・・確かに・・・・あ、そーだ、今アタシどんなカッコしてると思う?」

《???》

ミサトはそれを聞くと含み笑いを漏らす。

「・・・・今お風呂から上がったところでねぇ・・・下着しか着てないのー!」

《・・・・・・(メキョッ)・・・・・・・》

握りしめた受話器が軋む音だろうか?

「はいはい、それぐらいにしときましょう」

シンジがミサトの隣に立ち、背中から抱えるようにして胸に手を伸ばし、ブラの上から乳首を指でいじり、ミサトから受話器を取り上げてしまう。

ミサトは裸でいることに感じていたらしく、ブラ越しでもわかるくらいそこは堅く尖っていた。

「んあん♪」

「リツコさん、どうもありがとうございました」

《・・・・・・・・・・・》

リツコはなにか言いようのない疎外感を感じている。

もちろんシンジにそれがわからないハズがない。

「リツコさん、明日は・・・・・・」

さて、ここでどんな会話が交わされたか。

小声だったのでミサトにも聞こえなかった。
































「あーあ・・・・・・・・つくづくシンジ様って人の心を掴むのがうまいわあ」

ミサトの部屋の中。

シンジは明日から通う学校の準備をしている。

「そうですか?」そういいながらミサトの胸をさわさわするシンジ。

「あっ・・・・そうよ・・・・私もリツコも、もうシンジ様しか見えないもの」

「ふふ!・・・ありがと、ミサトさん」

そしてシンジはブラのフロントホックをはずす。

「あん♪」

豊満な胸の弾力で押しのけられるブラ。

その胸の頂点にあるサクランボを口に含む。

「あっ!・・・・んんん・・・・・」

もう足ががくがくになっているミサト。

さんざん乳首を舌で舐めまわしたあと、解放する。

「先に布団に入っていてください・・・・明日の準備ができたら僕も寝ますから」

「♪」

ミサトはスキップしそうな勢いで布団に飛び込む。

 

 

 











「えーと・・・・ノートパソコンは学校で貰うんだよね・・・」

そういうと、シンジは自分のバックから物騒なシロモノを次々と取り出す。

コンバットナイフ、拳銃、手榴弾、対人地雷、短機関銃、・・・・・etc。

「持っていくものはどうしようかな?」

ひとしきり考えたあとで、ナイフと拳銃、それにいろんな種類の手榴弾を鞄の中に放り込む。



戦争しに行くつもりか?おい。



「あとは・・・・・」

シンジの数少ない荷物の内でも大物、チェロケースを手にする。

「よいしょっと」

開けると、中には様々な武器が入っている。

アサルトライフルや狙撃銃は言うに及ばず。

対戦車ロケットまで入っている。

中に入っている物をひとつひとつ確認する。

「かなり足りないけど・・・・いいか、後から送ってもらおう」



おい。

コレで足りないのか?



そして全ての準備を終えて、チェロケースも元に戻すと、ゆっくりと立ち上がり、床に敷かれた布団に近づく。

既にミサトは準備OKのようだ。

潤んだ瞳でシンジをじっと見つめている。

「ミサトさん、お待たせ」

仰向けに寝転んだシンジの胸に、子犬のようにすりつくミサト。

ミサトはもう待てないとばかりにシンジのパジャマを乱暴に脱がせていく。

「もう・・・・パジャマ破いたらだめですよ?」

果たして聞いているのかいないのか。

上着を脱がし、もどかしそうにズボンとパンツをむしりとる。

シンジの”モノ”も既に戦闘準備完了だ。

 

「うふふ・・・・シンジ様もこんなにしてる・・・・」

ミサトは愛しそうに”モノ”を柔らかく握る。

「そんなこと言って、ミサトさんだって太ももまでよだれが垂れてますよ?」

「だってぇ・・・・昼間から焦らされてばっかりだったから・・・・」

たしかにミサトの秘部から流れ出たソレは太ももで光っている。

「いやらしいね、ミサトさん」

ミサトはぷうと頬を膨らませる。

 

 

「いやらしくしたのはシンジ様よ?」

 

 

 

 

そして二人は互い違いに重なって横になる。

・・・・要するにお互いの股間の辺りが顔に来る形だ。

シンジが下、ミサトが上。

 







チュッ!

挨拶代わりに鈴口にキスすると、ミサトはおもむろに”モノ”を口に含む。

「んっ・・・・・」

ミサトの口の中は気持ちいい。

唇はどのくらいすぼめればいいのか、舌でどの辺りをくすぐればいいか、全て把握しているかのようだ。

ミサトの唾液と”モノ”からにじみ出る液体によってぬめるソレを喉の奥まで飲み込む。

そのまましばらく微妙に舌や唇を動かして感触を楽しんだかと思うと、今度は激しく首を上下させる。

時折”モノ”を含んだ口腔から喘ぎ声が漏れるのは、シンジがミサトの秘部を下で攻撃しているから。

シンジは秘部の中に舌を入れると内部をくまなく愛撫する。

かと思うと、抜き出してちょこんと鎮座する”豆”を舐めたり、秘部の輪郭に沿って外側に舌を這わせたりする。

ミサトもシンジの”モノ”にあらんかぎりの舌技を使う。

頬張ってのピストンはもちろん、

抜き出して鈴口に舌をちょっとだけ入れたり、下から竿をねめあげたりした。

「・・・・もご・・・・もごご・・・・んぐ・・・・」

今度は”玉”を口に含んで、さらに舌でソレをもてあそぶ。

「ミサトさん・・・・気持ちいいよ・・・・」

「♪」

ミサトは嬉しそうに喉を鳴らすとよりいっそう気合を入れてしゃぶりだす。

シンジもそれに負けまいと10本の指と舌を駆使する。


指で秘部の柔肉を左右に広げると、そこから湧き出てくる愛液を舌ですくう。

次は伸ばした舌で上下左右、まんべんなく蹂躙する。




「んんんっ・・・・・」

ミサトは膣内で蠢くシンジの舌を感じながら奉仕する。

 

 

「シンジ様・・・・そろそろ」

ミサトが上目遣いでねだる。

「そうだね・・・・じゃあミサトさん、両腕を後ろに回して」

「?・・・・はい」

首をひねりながらも腕を後ろで組むミサト。

するとシンジは横に転がっていたタオルを取って、それでミサトの腕を軽く縛ってしまう。

もちろん痣などつかないように。

「あ!・・・・シ、シンジ様!?」

「さ、これでよし・・・・さあ、いいよ」

そういってシンジは仰向けにごろんと寝転がる。

「♪」

ミサトは喜んでシンジの腰にまたがる・・・・が、

 

「あれ?」

 

そう、両手が使えないとこれは一苦労だ。

「シンジ様ぁ!これ外してください!」

「だぁーめ、そのまま入れるんだよ」

ミサトは何とかして”モノ”を収めようとするが、うまくいかない。

秘部からは待ちきれないのか、よだれがポタポタ落ちている。

「どうしたのミサトさん。入れなくていいの?」

シンジ、いじわるパワー全開。

「・・・シンジ様ぁ・・・・いじわるしないでください・・・・」

ミサトは瞳に涙をいっぱい浮かべている。

実のところ、タオルは力いっぱい引っ張れば外れるぐらいに締められている。

なぜミサトはしないのか?

 

シンジが望むとおりにミサトはなりつつあった。

 

要するにミサトはシンジに支配されることに喜びを見出しつつあるのだ。

 

 

だが、鞭ばかりでもいけない。

飴も与えてやらなければ。

シンジがその呼吸を見誤るはずもない。

 

そーっと手をタオルに近づけて・・・・一気にそれを取り去る。

 

パッと目を輝かせたミサトは”モノ”を自分の秘部にあてがい、腰を落とす。

 

 

「あふぁ!」

 

 

勢いのある挿入に、ミサトが嬉しい悲鳴を上げる。

 

異物が入ってくる。

以前のミサトならそうとしか考えなかった。

感じることはあっても、それは快感と呼べるようなものではなかった。

それでもその時はそれが快感だと思っていた。





そう、シンジに犯されるまでは。





「あうん!あうっ!んあぁっ!」

シンジの腰の上ではね回るミサト。

普段の作戦部長としての姿はどこにもない。

ここにいるのは快楽に囚われた1人の女。

シンジの”所有物”なのだ。





シンジも最初は動かなかったが、徐々に腰を突き上げる。

するとミサトはシンジに抱き着いてキスする。

もちろん腰は上下に動かしたり、円を書くように回したりする。

「んー・・・・・・・」

舌を絡めあい、腰をぶつけ合う二人。

ミサトの秘部は絶妙の締め具合   緩過ぎず、締め過ぎず   でシンジの”モノ”を攻撃する。

「うっ・・・・・」

そろそろシンジも限界が近いようだ。

それに気づいたミサトは腰の回転数を更に上げる。


とはいっても、ミサトも限界を迎えているが。

「ミサトさん・・・・もう・・・・」

「ア、アタシも・・・あん!・・・・イッちゃうぅ!」

 

そして二人同時に限界が訪れる。

 

「んっ!」

「んああああああああああああ!!!!!」

 













どくっ!どくっ!どくっ!・・・・・・・・どぷっ・・・・・・・ぷちゅっ・・・・・

 










 

 

 

 

 

『ああ・・・・・もうダメ・・・・・・離れられない・・・・・』

シンジの”調教”

そのStep1が終了した瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さあ、次だ次!


 

「俺が攻撃型原潜”X−69”艦長、X−69だ!崇めろぉ!・・・・・・・・・・ズドン!!

 

艦長、50口径ライフルの銃撃を受けて負傷退場

 

『どうだ?・・・・上の艦長さんから貸してもらった12.7ミリだぞ?・・・今度こそ死んだろう?・・・・・なんで生きてるのよ・・・・・』

『ま、いいか・・・・おい、コレ外に放り出せ・・・・スタンキー・フード?そんなもん使ったらもったいないだろうが』

 

『えー大変失礼しました。艦長がどこからか飛んできた大口径ライフル弾を浴びて負傷されましたのでかわってご挨拶します』

『今回も攻撃型原潜、”X−69”号に乗船いただきありがとうございます』

『艦長以下、乗組員全員感謝しております』

『上の艦長さんにお願いしまして、カウンターと掲示板を装備品リストに加えました』

『カウンターはふるって回してください。掲示板は書きこんでください』

 

 

『皆様のまたの乗船を心よりお待ちしております』

 


 

”上”の艦長からのコメント

 

えー・・・・もう何も言いません(笑)

ただ一点。

”X−69”号にはあまりメールがこないらしいです。

カウンターは順調に回っているんですが・・・・

みなさん、メール出してやってください。

掲示板でもいいです。

アイツがキレて

「もう書かん!」

と言い出す前に(爆)

メールはいつものようにここにお願いします。