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お・と・な のエヴァ落語



1 「僕・・・そんなコトしないよ」

これは、ある日の葛城家における少年少女の会話を記録したモノで、チルドレン達に関する監督日誌添付資料の一部である。

ある夜 アスカの部屋で・・・・

「バカシンジ、部屋のなかに入ったら殺すわよ」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:言うことを聞かなければぶっ殺すって言う様な目つきでシンジを睨み付けている
シンジ:いつも以上にビクついている

「バカシンジ、ベットのなかに入ってきたらコロスからね」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:掛け布団はアスカの手によって捲られており、美しい足があらわになっている
シンジ:部屋の中なのに周りを警戒しキョロキョロしている

「バカシンジ、キスなんかしたらわかってるわね?」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:シンジの身体をしっかりと固定している
シンジ:もはや、アスカの口元しか見ていない

「バカシンジ、しちゃったモノはしかたないけど、体に触れたら許さないからね」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:グニグニと身体をシンジに擦り付ける
シンジ:優柔不断なためどこから攻めようか悩んでいる

「バカシンジ、触れてしまったことは良いとして、胸なんか吸ったらダメよ」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:業を煮やしてシンジの頭を抱え込む
シンジ:独創性に欠けるため指示通りにしか動けない

「バカシンジ、下の方に手を伸ばさないでよね」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:シンジの手首を持ち引きずり込んでいる
シンジ:いつもどおり指をワキワキさせている-->

「バカシンジ、指入れたら・・・しらないわよ・・・」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:シンジの手をおもちゃにしている
シンジ:タイミングをはかりかねていたが指示により侵入開始

「バカシンジ、・・・ミサトもいるんだし・・・入れちゃダメよ」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:ビールに仕込んだ睡眠薬の持続時間を計算中・・・OK!!
シンジ:前に場所を間違いかけてシバキ倒されたことを思い出し、少し緊張している


・・・・少し時間があいて・・・・


「バカシンジ、・・・・デリケートなんだから・・・激しくしちゃダメよ・・・」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:いろいろあって喋りにくくなってきている
シンジ:もう、なにも考えていない


・・・・・・・・・
・・・・・・二人とも獣である
・・・・


「バカシンジ、・・・・・朝までに・・・・・やめなさいよ・・・・」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:顎に指を1本あて首を傾けながら後3回は、搾り取れそうね、と考えている
シンジ:上の状態のアスカを見てもう一度燃えてきている


・・・・次の朝・・・・


「昨日みたいなコトやったら・・・・わかってるわよね〜」
「僕・・・そんなコトしないよ・・・・」
アスカ:ツヤツヤ
シンジ:カスカス



2 ユニゾン

アスカとシンジは第7使徒撃退のためユニゾン特訓を行った。
その方法とは、1日中音楽を聴きながら暮らし、
その音楽に合わせて二人の体を同機させるというモノであった。(TV版等と同じ)
その訓練期間は6日間、この手の話では決戦前夜にやっと効果が出るというのがセオリー(お約束)である。
しかし、この話ではもう少し早くから二人が同機出来ていたという設定に基づいて話を進める。


注意点ユニゾンした2人のセリフの表記は以下のようになります
「「 アスカのセリフ ( シンジのセリフ ) 」」



「はあー、これで結構時間的余裕が出来たよね」

「そうね、まっ、これもアタシが天才だからだよね〜」
「ちゃんと感謝するように」

「うん、アリガト」
「でも、聞き慣れてくるとこの曲って単調だしテンポが遅く感じるんだけど・・・」

「テンポが遅くても、二人が同機していれば作戦は成功するはずよ」

「でも、何をするにもこのテンポってのは不便な様な気がするんだけどね」

「まあ、今の所実害が出ていないから良いんじゃないの?」


で その夜


「ダメね、テンポが遅すぎるわ」

「ねっ、僕の言った通りだろ」


翌日


朝になってから二人は、見事なユニゾンで以下のセリフを吐いた

「「ミサト(さん)、曲のテンポもっと上げなさいよ(て下さいよ)」」




そして、翌朝




「「ミサト(さん)、曲のテンポもっと上げ(下げ)なさいよ(て下さいよ)」」

ちなみに、この時アスカがツヤツヤで、シンジがカスカスであったのは言うまでもない



3 朝の三馬鹿

場面:チルドレンは戦闘待機のため、修学旅行に参加出来なかった。
今日は、その埋め合わせとして、仲のよい友人達をつれてNERVの保養施設まで3泊4日で遊びに来ている。
メンバーは、チルドレンと二馬鹿、委員長である。


一泊目の朝、保養施設の男性用トイレでのこと


シンジとケンスケが用を足しているところへトウジがやってきた。
「か〜、なっさけないのう」
「若いもんが、朝から手を沿えんと用も足せへんのかいな」

「しかたないだろう、こうしなきゃ顎にかかるんだから」
「なあ、シンジ」

「僕は、そんなに元気じゃないよ」

「どないしたんや、初日からそんなんやったら遊ばれへんやないか」

「そうだぜシンジには、まず休養が必要なんだから」

「そうは言っても休ませてくれないんだもんな・・・・」

女性達の寝室には、幸せそうに眠る少女と、きつい目でその寝顔を睨み付ける少女、その視線にビビリながらもなんとかなだめようと努力する少女が居た

二泊目の朝


「ケンスケも相変わらず元気やの〜」

「ほっといてくれよ、誰かさんと違って旅先のトイレで・・・なんて出来ないよ」

「な、何でそのことを・・・・」
「そ、そういえばシンジはどないやねん」
「また、惣流か〜?」

「ちがうよ・・・はぁ〜・・・昨日は、いくらかましだったんだけどね・・・・」
「今日はアスカに虐められそうだな・・・・」

「綾波やったんかぃ・・・・もてる奴はちがうの〜」

「同士よ、ひがむんじゃ無い、シンジは一足早く大人になっただけだ」
「そのうち俺達も・・・・」

「そやな」
女性達の寝室には、ぶち切れて暴れかけている少女と、幸せそうな寝顔をした少女、暴れかけの少女を羽交い締めにしながらなだめている少女が居た

三泊目の朝


「あれ、シンジ、どうしたんだよ」
「今日は、顔色まで悪いぞ」
「惣流ってそんなに・・・なのか?」

「・・・・・・ちがうよ、昨日は、アスカと綾波だったんだ・・・・・・」

「そうか、そいつは、大変だったな」
「あれ?トウジ、今日はどうしたんだよ」
「いつもとちがって手を沿えてるじゃないか」

「お、おうまあ、その・・・なにやな・・・ははは」

「まさか、委員長と」
「裏切ったな、俺一人を残してみんな大人になりやがって」
「くそ〜」
そのままトイレから駆け出すケンスケ

「ケンスケ、ちゃんと仕舞ってから走った方がいいよって」
「ああ、出て行っちゃった」

「まあ、ええんとちゃうか」
「いまは、なに言っても聞いてくれんやろ」

「そうだね帰るまでに戻ってくるだろうし」

「せやな〜、それに自分らのことをやらなならんしな〜」
「とにかく、飯や〜、シンジ、はよぅ行こ」
「なれんコトしたもんやから腹へったわ」

「トウジがお腹すかしてるのはいつものことだろ〜」
女性達の寝室には、幸せそうに眠る3人の少女達が居た

・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・


ちなみにケンスケはこの後すぐに補導されたため帰ってこれなかったが、
誰もその事に気が付かないまま第三新東京市へと帰っていった。
どうやらモロダシのまま路上で通学中の小学生(女児)にぶつかったらしい
これ以降彼は、警察等にロリコンとしてマークされることとなる

このことがきっかけになったのか、ケンスケは、よりディープでアングラな世界に身を投じることとなるが、それはまた別のお話

以上終わり


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艦長からの謝辞


Ver7.0さんからの投稿です。

んが、本来この作品、もっと早くUPされる予定だったのですが・・・
私のわがままで更新停止していたもので遅くなってしまいました。
Ver7.0さん、ごめんなさい。

さて。
この作品には某所で有名になった”コスリシステム”を搭載しております(爆)
行間を読まなければ面白さ半減(笑)


さてさて、恒例の昇進でござい。

Ver7.0さんには海軍中尉になってもらいます。

任官拒否はできませんので、あしからず(爆)


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