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Detective

第四章 蒼眼の使者




注:多分、痛いと思います(汗)
なを、今回に限り、らう゛らう゛じゃないんで、そこんとこふまえて置いて下さい




















暗き地下室。

誰しもが踏み入れること、叶わない部屋。

かの部屋に、一人の美少女と姿形は分からないが、男と分かる人間が居る。


「詳細は説明を受けろ。良いな、リリス」

「はい・・・・」

「具体的な方法は貴殿に任せる。好きにするが良い」

「はい・・・・」

「行け」

「では・・・・」


栗色の髪を携えた少女はその部屋を後にする。

彼女の目には誰かを射るような眼光を持っていた。


「訓練所を出てもう3ヶ月・・・ようやくアタシにもあの方よりお呼びがかかった・・・」


訓練所。

エキスパートを育てるための組織内に作られた施設。

ここでは日々血が流れている。

そう、殺しのエキスパートを育てる訓練所。

彼女はそこを出たエキスパート、さらに訓練所始まって以来の天才の名を打たれていた。


「さぁ・・・・行きましょうか・・・・」


彼女は一枚の地図を見ながらそう呟いた。

















今日は久しぶりに学校に行くことにした。

ここのところあまりいっていなかったんで、ある程度心証を良くしておくのと、

暇つぶしのためだ。

ここのところ依頼がない。

常連であるあの人からの依頼もない。

さらにいえば刺客も来ない。

拍子抜けはしているけど、暇だった。


「・・・・つまらない・・・・」


学校の授業はつまらない。

しかし、これでも暇つぶしにはなる。


「相変わらずつまらない授業だなぁ・・・」


授業を聞いていてそう感じる。

僕はMAGIがあるおかげで学習には不便しない。

それに両親が作り出したATプログラム、この解析作業だけで高校生の授業など終わってしまうくらいになるんだ。

だから今、僕はつまらなく感じている。


「・・・・・・!」


突然感じた違和感。

しかし僕の周りでは何も起こっていない。

さらに殺気等という感じもない。

しかし何故か違和感を感じる・・・・僕の思い過ごしだろうか・・・

それとも・・・・・何かの前兆か・・・・

















「彼ね・・・・」


どこか、ビルと呼ばれる建物の屋上。

蒼眼の少女はその場所で彼−シンジ−を双眼鏡で眺めていた。


「なかなかいい男じゃない。勿体ないけど」


彼女の服装は普通の格好をしている。

訓練所−通称ゲヒルン−で使用しているような体の線が出る服装ではない。

誰かに見つかっても言い逃れできるための服装なのだが、

一応の配慮にしかすぎない。

彼女がその気になれば人の一人や二人、簡単にこの世から消すことが出来るのだ。

無論、肉体ではなく魂そのものを指している。

つまり、「殺す」と言うことを・・・・。


「無防備きわまりないじゃない・・・何でこんな奴を『あの方』はアタシに殺せと命じるのか・・・・」


彼女は知らない。

彼の本当の強さを。

















「やっぱり見られているみたいだなぁ・・・・」


帰り道に気がついた。

誰かに見られている、しかも上から見下ろすように。


「どうしようかな・・・しばらく様子を見るのが妥当かな」


僕はとりあえず無視することにした。

危害を加えられていない以上、何かをするというのは危険きわまりないというのを認識しているから。

でも危害を加える存在だと分かったら僕は容赦しない。

そんな風に僕は考えている。


















彼女は感じていた。

『らちが明かない』と。


「何にも感じないじゃない・・・ただの一般人に見えるのに・・・・」


彼女がここ数日シンジを監視した結果がこれであった。

攻める相手の情報を最大限、得る。

彼女にとっての手法はこれが一番であると考えている。


「これなら楽勝ね・・・初めてがこんな奴なんてシャクだけど・・・・」


安易に考える。

それが命取りとなるとも知らずに。


「さ、善は急げ。早速行動を開始しましょうか」


彼女に手下はいる。

しかし、今回は連れていくのを見送った。

一人で出来ると確信したため、見送ったのだ。


「こんな奴、一人で十分だわ。アンタ達は待機していて」

「了解です」


手下は素直に従う。

従わなければ・・・そう、即刻の『死』が待っていることを彼らは重々承知しているからだ。

そして彼女は行動を開始する。

彼女にとってはターニングポイントとなる事件が、この後発生する。

































僕は見下ろす。


「無様だね・・・・」

「・・・・っ・・・・・」


場所は部屋。

それも僕が事務所としているレイも知らないマンションの一室。

この前ヒカリが入った部屋とは違う、別の部屋。

この部屋には一種、独特の雰囲気が感じられると思う。

感じる物は・・・血。

そしてむせ返るような臭い。

彼女・・・・そう、僕と同い年くらいの女性をとらえるのは簡単だった。

この娘が安易に僕に近づく。

無論、僕は抵抗した。

そして・・・敢えなく捕らえた。

簡単だった。

刺客としては一流の部類にはいるかもしれない彼女。

しかしいかんせん僕を甘く見ていたみたいだった。

だから・・・・捕らえた。

もちろん、これが男だったら即刻、殺しているところだ。

今回は初めて女がやってきた。

そこで僕はある考えを思いつく。

『この女を捕らえ、組織の情報を聞き出す』


「僕が聞きたいことは分かるよね。素直に教えてくれると助かるんだけど」

「・・・・・」


一向に沈黙を通す彼女。

僕に名前すら教えようとしない。

そうそう、そろそろ彼女の状態を知らせておいた方がいいかもしれないね。

彼女は当然、裸になっている。

身につけている物は何もない。

そして両手両足を拘束具でベッドに固定している。

まさに大の字という名の通り、両手両足は開かれている。

成すがまま・・・まさにその通りの状態に彼女はある。


「僕も鬼じゃない。素直に話してくれたら、何もしないよ」

「・・・嘘ね。すでにアタシをこんな風にしているじゃない」

「ようやくしゃべってくれたね・・・君をそんな風にするのは当然でしょ?僕に危害を加えようとしないためにもね」

「・・・・」


再び口を閉ざす彼女。


「そうだね・・・まずは君の名前から聞こうか」


まずは軽いジャブから。


「・・・・」

「言わないんだね・・・なら・・・・」


僕は手を、彼女の局部へ走らせる。

当然、そこに遮る物は何もない。


「・・・っ・・・・・」


しかめっ面をする彼女。

僕はなおも続けた。


「教えてくれたらやめるよ」

「・・・・・・・リリス。そう呼ばれているわ」


名前・・・ではないことはすぐに分かる。

しかし、とりあえずは良いだろう。


「それじゃあ次だ。君らの組織の名前は?」

「・・・・・」


何も言わない。

僕は躊躇無く、彼女の陰核へ指をはわす。


「ふぁっ!」


奇声を上げる彼女。

その声には歓喜の色さえ伺える。


「話してよ。ね」


撫で、指の腹で転がし、皮をめくり、つまみ上げる。


「あうっ・・・・あっあっ!」


僕の指には透明な液体がまとわりつき始めた。


「言う?」

「・・・・・『ゼーレ』・・・・」

「良い娘だね。なら次。僕のTCを狙った後、どうするつもり?」


乳首をつまみ上げ、もう片方の手で縦筋をなぞる。

乳首は瞬く間に硬化し、縦筋からは液体が再びあふれ始める。


「んあっ・・・・ぁぁ・・・・うあぁっ!」


中指を陰唇の奥深くへ埋める。


「あうっっっっ!!!」


イったようだった。

透明な液体の代わりに、穴の奥から白い液体が漏れていた。


「ふ〜ん・・・」


僕は手に着いた液を舐めとり、彼女の顔を伺う。


「初めてイったみたいだね・・・・」


見れば分かる。


「・・・ま、とりあえずはこんな所かな・・・・」


彼女が焦燥しているため、尋問はこのあたりで取りやめる。


「後は・・・僕の刻印を」


服を脱ぎ、一死纏わぬ姿となる。

もちろん、彼女はその姿を見てはいない。

見れてはいないのだ。


「では」


僕の物を彼女の中心へ持っていく。


彼女は気づかない。


ゆっくりと沈めていく。


彼女はまだ気づかない。


ある場所で僕の物がつっかえた。


彼女の目がうっすらと開き始めた。


僕は一気に押し、沈める。


一気に彼女が覚醒する。


僕の物の周りには破瓜の血がまとわりついてきた。


「あ゛ーーーーーーっっっっ!!!」


悲痛な叫び声。

あまり聞きたくはないのだが、致し方ない。


「・・ぅっ・・・・・はぁはぁ・・・」


僕の方は彼女の声に耳を傾けず、一心に動いている。


「いあっ・・・・・・あ・・・・ぐあぁ・・・・・・」


何度も何度も彼女の中を往復する。

次第にスムーズになっていくのが感じられた。


「はぁはぁ・・・・んっ・・・・・感じてきているん・・・だね・・・・」

「うっうっうっ・・・・・・はぁはぁ・・・・あふぅ・・・・・」


目から涙があふれている。

彼女の目に。


「そろそろ終わりに・・・・してあげるよっ!!」


自身を彼女の中に放つ。

僕の欲望の権化と化した物を。








シンジは知らない。

彼女・・・リリスと呼ばれる彼女、アスカの心にシンジに対する何かが宿り始めているのを。

しかし、シンジがそれを認識するのに、あまり時間はかからなかった。


後書き

ごみん m(_ _)m

次回はらう゛らう゛なんで、そのあたりで容赦を。


次回予告をしておくので、許して m(_ _)m


蒼眼の彼女は心を預ける。

自身が過ちだったことに気づいたため。

そして、預けた男性に尽くすことも約束する。

そう、死ぬまで。

次回、Detective 第五章 慈愛


上記の通りです。

これにて勘弁を。

ども、副長でございます。

2ヶ月ぶりの更新でございます(他人様のお力により、ですが)。

それはともかく。

いやぁ、とうとうご登場ですねぇ。

これからどんな風に調教が進められるのか大変興味津々ですな(自爆)

もう、お早い更新をば・・・とは言いません、ウチがこんな状態ですから(笑)

時間かかっても更新してくれるだけでいいです(爆)


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