魚雷発射管室に戻る”X−69”発令所に戻る/NEXT
 
 

えー・・・・

この先は18歳未満は読んじゃいけません(笑)

特定のキャラに愛着をお持ちの方も、やめといたほうが無難です。

読む上での大前提があります。

”もしも本編のシンジが「よわよわのぷりちぃ」だった場合”

です(笑)
 
情景としては第1話。

ミサトがシンジを拾ってひっくり返ったルノーを元に戻したところをご想像ください。

これが読みきりで終わるか、続くかは・・・・皆さんのメールとPさんの怒り具合次第(笑)
 



 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

「司令、サードチルドレンが来るというのは本当ですか?」

特務機関と名がつく胡散臭い組織のトップとナンバー3がだだっ広い部屋で話しこんでいる。

「ああ、昨日付けのマルドゥックの報告書に記載されている。既にこちらに向かっている筈だ」

トップは冷静なように見えるが、ナンバー3はこの男が類を見ない親バカだということを知っている。
 

いつもの事ながら手回しの良いことで・・・・
 

「その子のパーソナルデータは?」

「ここにある。私の息子だ」

「は、はぁ・・・そうですか」

この髭もじゃの息子である。

恐る恐る渡されたペーパーをめくるナンバー3。

「君には息子を迎えに行ってもらいたい」
 

ぐぇ!・・・ンな雑用下っ端にやらせなさいよ!
 

口まで出かかったその言葉は最後のページに添付されていた写真を見て引っ込む。

「司令・・・」

「なんだ」

「この子、ほんとーに指令の息子さんですか?」

ハッキリ言って似ているところなどどこにも見当たらない。

「当たり前だ」

ナンバー3は涎が出てきそうになり、慌てて真顔に戻る。

「了解しました。作戦部長はただいまよりサードチルドレンの出迎えに行ってまいります!」

そういうと彼女はダッシュでそのだだっ広い部屋から駆け出していく。
 
 
 
 
 

作戦部長の彼女は葛城ミサト。
 
 

非公然組織「ネルフ美少年保護協会」会長である。
 
 

 

 

 

 

 

 
A few good・・・・boy?
第1号報告書、類別1種「某特務機関作戦部長、M.Kの場合」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1.

 
 
 
 

「ありがとうございました、えっと・・・葛城さん」

礼儀正しく頭をぺこりと下げる少年。

N2地雷の爆風で吹き飛ばされたアルピーヌ・ルノーをやっとのことで復旧させて一息ついたところである。

葛城と呼ばれたボディコンに身を包んだケバイねーちゃんは、この少年を迎えに来たのだ。

ただ、ちょうどその時に使徒が来襲したのが計算外といえば計算外だった。

まあでも、そのお陰で役得もあったし、本人は満足しているだろう。

しがみついてくる少年を左腕でしっかりと抱き寄せてここまで逃れてきたのだ。
 

恐怖に震えるこの子の顔を見てると、なんかこう・・・背中がゾクゾクしてくるのよね。
 

そんなことを考えていたりする。

「いいのよ。あ、それから私のことは”ミサト”でいいからね」

「はい、ミサトさん・・・・・あ、あれ?おかしいな・・・」

自分でも戸惑うシンジの瞳からは大粒の涙が溢れていた。

恐怖が蘇ってきたのだろう、体も震えている。

感極まったミサトはシンジを引き寄せて強く抱きしめる。

ちょうどシンジの頭が自分の胸に当たるように。

「もう大丈夫よ。何も心配しなくていいわ・・・」

「ひっ・・・・ひっく・・・・ひっく・・・・」

ミサトの胸に顔をうずめて涙を流す。

ミサトの方と言えば、ただ落ち着かせる為だけに抱いたのではない。
 

ああ・・・この震えるような感触!・・・・これだけでイッちゃいそ
 

自分がしたいからしていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

《ゲートが閉まります、ご注意ください》
 
 
 

機械の合成音がそう告げると、分厚いゲートが幾重にも閉まり車ごと乗り込んだ列車が動いた。

「特務機関ネルフ?」シンジが怪訝そうな声で尋ねる。

「そう、国連直属の非公開組織」

「・・・・お父さんのいるところですね」シンジは少しだけ声音に何かを含ませて確認した。

「何の仕事してるか、知ってる?」ミサトは何かを期待しているような表情をしている。

「人類を守る大事な仕事だと先生は言ってました」
 

そんな殊勝なこと考えてないわよ、あのオッサンは。
 

的確に自分の直属上司を評するミサト。

そして、顔をパッと明るくする。

「それじゃこんなところで悪いんだけど、本部に着く前に簡単な身体検査をするけど、いいかしら?」

シンジはキョトンとなったが。

「は、はい・・・・それをしないとおとうさんに会えないんですよね?」

「そぉよー」

そんなことはまったく無いのだが、ミサトはさもそれが必要なことかのように言う。

それに彼女が身体検査などする必要は無いのだ。

「じゃ、脱いで」

「え!?」

「服着たままじゃ身体検査できないでしょ?」

「は、はぁ・・・・」

シンジは恥ずかしそうに俯く。

彼のそんな仕草ひとつひとつがミサトの獣欲を倍増しにしていることを彼は知らない。

「おっとこのこでしょー?さっさと脱ぎなさい!」

「は、はい!」

弾かれるようにシンジはシャツのボタンを外す。

ミサトは心の中だけでニヤリと笑う。

やがてシンジはパンツ一枚だけという格好になった。

「こ、これでいいですよね?・・・・」

懇願とも言えるシンジの言葉。

「ダメよ。全部脱いで」

シンジは顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしながらもパンツに手をかけてそれを引き下ろす。

今にも涎をたらしそうなミサト。

もうハンドルを握る必要が無いからか、シンジを必要以上に見つめている。

その視線を感じてか、シンジはさらに恥ずかしそうに前を隠す。
 
 

くぅー!いいわぁ!・・・こんなシチュエーション、夢みたい!!
 
 

「じゃあ検査するわね」

そう言ってミサトはシンジの頭を抱え、その耳に舌を這わせる。

「ひゃぁ!!」

ビックリして声を上げるシンジ。

「あ、ゴメン・・・ネルフ式の身体検査はちょっち特殊なのよ。我慢してね♪」

歌うような調子で言われても説得力が無い。

「はい・・・・」

それでもシンジは疑うことすらしない。

ミサトはそれを承諾と勝手に受け取り、いきなりキスをする。

そして有無を言わさず舌をねじ込む。

「ん!?・・・んんー!!・・・・んむぅ・・・・」

シンジはじたばたしてもがくが、ミサトにしっかり抱きしめられている為にそれもままならない。

「ふう・・・・」

やっとこミサトが唇を離した。

シンジは何がなんだかわからず、放心状態だ。

ナヴィシートの上でぐったりとしている。

「シンジくーん?・・・下のほうも検査するからねぇ♪」

ミサトは鼻歌を歌わんばかりの上機嫌だ。

シンジが押さえていた手をどかすと、年齢相応の可愛いペニスが現れる。

ミサトはそれを玩具を扱うように弄ぶ。

「ん・・・・あう・・・・はっ・・・」

放心状態とはいえ、意識はあるから快感も伝わる。

ミサトの手の中でペニスは段々と大きくなる。

とはいえやはりそれほど大きくなるわけではないが、ミサトにしてみれば大きさなど問題ではない。

皮を被ったままのそれをミサトはパクリと咥えこむ。

「ひゃっ!・・・・え?・・・ミ、ミサトさん!!」

ようやく常態に復帰したのか、シンジが素っ頓狂な声を上げる。

とりあえずミサトはシンジと視線を合わせるが、しゃぶるのは止めない。

「あん!・・・・ミ、ミサトさん・・・・んあぁ・・・・そ、そんな所・・・き、きたないです」

「汚い?」

それを聞いてミサトはしゃぶるのを止めて顔を上げてさも意外そうな声をあげる。

そして、シンジの太腿を両方とも抱え上げてひっくり返し、シンジの体がドライバーズシートとナヴィシートの間でうつ伏せになるような格好になる。

今度は彼のお尻に舌を伸ばした。

「ひゃああぁ!!」

今まで経験の無い感覚に、シンジは叫んだ。

「ふン・・・・普通はね、ここら辺なんかが”汚い”んだけど、シンジ君は汚くないわよ?」

ミサトはそう言うとお尻の中心に舌を持っていく。

「うあっ!!・・・そ、そこはダメですうぅぅぅ!!!」

おそらく彼自身にも何がなんだかわかっていないだろう。

無垢な少年にこの刺激はあまりにも強すぎる。

ミサトはお尻を攻めている間にも、前に手を伸ばしペニスを上下にしごく。

「ふあっ!・・・ミ、ミサトさん!!・・・出ちゃうよぉ!!!」

そんな勿体無いことをさせるミサトではもちろん無い。

ナヴィシートを倒してそこにシンジを横たえると、今度は自分がその上に覆い被さり、またもやシンジのペニスを口に含む。

激しく動かすわけではないが、舌を巧妙に使ってシンジを更なる高みへと導く。

「あああああ!!!出ちゃうぅぅ!!」

最後の絶叫と共にシンジのペニスから噴出が始まった。
 
 
 
 
 
 
 

んっく・・・・ごくっ・・・・ごきゅっ・・・・
 
 
 
 
 

貪欲なミサトは全ての精液を1滴残らず飲み干した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「じゃ、とりあえず身体検査はここまでね」

そして内心で付け加えた。
 
 
 
 

ごちそーさま。シンジ君
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2.

 
 
 
 
 

第一回直上会戦と後に呼ばれる戦いをこなしたシンジは心身ともに疲れ切っていた。

初号機に乗り込んでいた時は半べそで機体を動かしていた。

そして今、峠道をひた走るブルーのアルピーヌに乗っている。

後ろには大量のコンビニのビニール袋が置かれている。

「ちょっち、買いすぎたかしら?」

ここに至る前にコンビニで買い物をしたのだ。

シンジはその時、ミサトが他のモノには目もくれずビールとつまみを買い込んだのを思いだし、ちょっとイヤな予感がしていた。

ちなみに、ミサトが社会生活不適合者であることが判明するのは1時間後の事だ。

「よ、よくわからないですけど・・・・」

「ま、いーわよね」

神ならぬ身のシンジは、この社会生活不適合者を一般生活に適応させる為自分が身の粉をすり減らすような思いをするとは夢にも思っていなかった。

 

 

 

 

ミサトはとりあえず手持ち無沙汰なので暇な左手を   このルノーはスポーツオートマと呼ばれるタイプだ   シンジのズボン、そのジッパーにもっていく。

「あっ・・・・・・」

羞恥の思いで頬を紅くするシンジ。

「な、なんですか?・・・」

辛うじてそんな言葉だけが出てくる。

「ん?ああ・・・シンジ君、戦闘後でしょ?やっぱり検査はしないとね」

「検査なら病院で・・・」

これ以上恥ずかしい思いはイヤなのか、精一杯の抵抗を試みる。

が、それも些細なものでしかなかった。

「これからシンジ君の保護者は私になるの。だから貴方の身体状況、精神状況全てを把握しておく必要があるの」

ウソもここまでいけば立派なものである。

「はぁ・・・」

実際、シンジは”そうなのか”と思い始めていた。

ミサトは左手だけでシンジのジッパーを降ろすと、中に手を入れて小さく縮こまったペニスを引っ張り出す。

中にはさらにブリーフがあるはずなのだが、意外と簡単にミサトの指はそれを探り当てていた。

そう、シンジはミサトの口の中に射精させられてからずっとノーパンなのだ。

シンジ自身はもちろんスース−するので履きたいのだが、ミサトにダメと言われては彼では言い返せなかった。

ミサトは彼が言い逃れできないように、逃げ道をウソで塗り固めて彼のブリーフを手中に収めることに成功していた。

「んっ・・・・」

シンジは恥ずかしいからか、そちらを見ないようにして、窓の外を流れる景色に集中しようとしていた。

ミサトは”おちんちん”の先に被っている皮を剥くと、顔を出した亀頭とクリクリといじくる。

「はっ・・・・や、やめてください・・・・」

「んー?・・・・私は検査してるだけよぉ?・・・・なんでオチンチンが硬くなっちゃうのかなぁ?」

自分の手淫がそうしていることは百も承知の上で尋ねている。

シンジを見たことのある成年女性なら皆が同意するだろうが、彼には母性本能を掻きたてられると同時に嗜虐心もくすぐられるのだ。

そしてミサトの言うとおり、彼女の手の中で”おちんちん”は硬く、大きくなっていく。

シンジは窓の外を見ながらも手を硬く握り締めて震えている。

羞恥心と、あとは色々なものが葛藤しているのか。

彼にしてみれば、走っている時はその恐れはないが、止まってしまえば周囲から丸見えなのだ。

恥ずかしいに決まってる。

「くすくす!・・・・おちんちんの先っぽがヌルヌルしてきたわ・・・・どうして?シンジ君?」

シンジの顔面は火がついたようになっている。

「さっきのコンビニで言ってあげれば良かったかしら?”今この子はノーパンです”って!」

ミサトは意地悪く聞く。

もちろん指はシンジのペニス、それに絡みついたままだ。

「あうっ・・・・そ、そんな・・・・これはミサトさんが・・・んはっ・・・・」

ミサトは指を離してシンジの目の前でひらひらさせる。

「ほら、こんなに・・・・」

指は先走りによって、てらてらと光っている。

「ああ・・・・・」

プイと顔をそむけるシンジ。

性知識がほとんどない彼にとっては苦行と言っても差し支えないかもしれない。

ミサトは強引に口を開けさせ、指を咥えさせる。

車内にみだらな音が響く。
 

 

少なくとも、時速160キロ   100マイルですっ飛んでいる車の中でやることではない。

 

「ミサトさん・・・・・もう許してください・・・・」

泣きが入った。

「だぁーめ、我慢することも覚えなきゃね」

オニ。

正真正銘の鬼畜である。

 

 

ミサトがシンジをさんざんいたぶったため、シンジが大泣きしたり、ミサトがそれを宥めたりなどと色々あって帰宅は随分遅くなった。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

3.

 
 
 
 
 

「さ、ここよ」

第三新東京市のはずれにあるマンション   コンフォート69というらしい   の一室に着いたミサトとシンジ。

二人はドアの前にいる。

「はい、どうぞ」

ミサトがドアを開けてシンジを促す。

「おじゃまします」

そう言って玄関をくぐろうとしたシンジに、後ろから腕が伸びて彼を後ろから抱き止めるような格好で引き戻す。

「シンジ君?・・・今日からここはアナタの家なのよ?」

ミサトが後ろから耳元で吐息を吹きかけながら囁く。

背筋をゾクゾク震わせながらとりあえず、

「た、ただいま・・・・ふぁっ!」

「おかえりなさい!」

ミサトはシンジを後ろから抱いたまま室内に入った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

「「じゃーんけーん・・・・ぽん!」」

「悪いわねーシンジ君!」ミサトがにっこりと笑う。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・まだやるんですか?」

シンジの哀願が虚しく響く。

「勝者の当然の権利だからね!」

「・・・・はぁ・・・・」

もはや諦めることにも慣れてきたシンジ。

そして彼は顎を突き出して目を瞑る。

それに応えてミサトがテーブルの上に乗りだし、シンジの両頬を優しく包んで唇を重ねる。

「んっ・・・・あむっ・・・・んふぅ・・・」

生活当番を決めるジャンケンのついでに、「負けた方は勝った方の言うことを聞く」という無茶苦茶なことをミサトが言い出したのだ。

キスだけで今のところ済ませているのが逆に不気味だ。

「ふぅ・・・・ごちそうさま。じゃ、次行きましょうか!」

シンジは顔を真っ赤にして頷く。

「「じゃーんけーん・・・ポン!」」

 

「「・・・・・・・・・・・・・」」

 

赤い顔をさらに赤くするシンジ。

どちらが勝ったのか彼の反応を見れば一目瞭然だ。

その後、何回もキスを交わし、シンジの頭は霞がかかったようになっていた。
 
「公平に決められた生活当番もOKだし、お風呂にでも入ってくれば?・・・・”風呂は命の洗濯”よん♪」

何も答えずフラフラと脱衣所に向かうシンジだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

かぽーん・・・・・・・・・・

脱衣所で衣服を脱ぐシンジ、天井からはカラフルなミサトの下着がぶら下がっている。

「・・・・・・・・」

ぼぉっとしたまま着衣を脱いでいくシンジ。

彼のようないささか引っ込み思案なところのある少年にとって、この2日間の体験は言語を絶するものだった。

”えばんげりおん”なる大型兵器に乗りこまされ、あまつさえイキナリ実戦に放りこまれたのも驚きだったが、やはり性体験の印象の方が強い。

ミサトがなにかと理由をつけてシンジの体をオモチャにするのだから無理もない。
 
 

かららら・・・・・・・・・・・・

そして、浴室の扉を開けるとそこには・・・・・・・・・・・

「なにこれ・・・・・・・」

そこには一匹のペンギンがいた。

首からタオルを掛けていて、ちょうど風呂から上がるところだったようだ。

「キュ?」

屈みこんでペンギンを見てみるシンジ。

彼もペンギンを生で見るのは初めてだ。

「PEN2?・・・・なんて読むんだろ?」

ペンギンの方も彼に興味があるのかしばらく眺めていたが、プイと横を向くとそのままスタスタと歩み去ってしまった。

「ま、いっか・・・あとでミサトさんに聞いてみよ」

そして彼はタオル一枚を持って風呂に入った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

『ちょっち、はしゃぎ過ぎたかしら・・・でもこんなご馳走前にして、我慢なんか出来ないわよねぇ』

ミサトがそんなことを考えて椅子から立ちあがっていた時、シンジもまた考えていた。

『葛城ミサトさん・・・・悪い人じゃないみたいだ・・・・』

ゆっくりとバスタブに浸かりながらそんなことを考える。

たぶん、この子の感覚では人を悪く捉える事は出来ないのだろう。

美質と言えば美質だが、状況的にはライオンの前に素っ裸で放り出されるようなものだ。

そしてライオンが向こうからやってくる。

「シンジ君?背中流してあげるわね♪」

驚いてバスタブの中でひっくり返ってむせる。

「げほげほっ!・・・・ミサトさん!自分で洗えますから・・・・」

語尾が小さくなるのが彼らしいといえばらしい。

「そんな遠慮しなくていいのよ♪」

既にすりガラスの向こうに見えるミサトは服を脱いでいるようだ。

「いや、遠慮とかそういうのじゃなくて・・・・」

そんなこと言ったってミサトが聞くわきゃねぇ。

がららら・・・・

そしてガラス戸が開かれた。

ミサトはどこも隠さずにタオルも巻かないで入ってきた。

”淑やか”という単語ほどミサトに似合わない言葉はあるまい。

「あら?シンジ君どうしたの?壁と向かい合っちゃって?」

その言葉通り、シンジはバスタブの中で壁の方を向いてミサトの方を見ないようにしている。

「え、いや・・・・やっぱりこういうのって・・・・そのぉ・・・・」

意味のない言葉を連ねるシンジ。

イヤならはっきり言えば良いのだが、それが彼に出来るようならこんな事態に陥ってはいない。

「シンジ君」

「はい?」

「今日から私はあなたの保護者になったの。それはわかるわね?」

シンジはミサトの言葉と共にシャワーの音がするのをなぜだろうと考えたが答えは出なかった。

と共にイヤな予感もしていた。

「はい」

「普通は保護者と言えば親がその役目を負うの。でも、シンジ君のお父さんは多忙でとても保護者としての役目までこなし切れないのが現実なの」

「・・・・はい」

少しだけ、寂しそうなシンジの声。

「だから私がその役目を買って出たわけ。おわかり?」

「はい」

「だったら話は早いわね。私はシンジ君のこと全てを知らなきゃいけないの。体の隅から隅までね」

「・・・・はぁ」

この強引な論理に素直に頷ける筈がない。

が、こんな返事を返してしまうのだからお人よしである。

「よいしょっと」

感覚を高ぶらせていたシンジにはすぐにわかった。

ミサトがバスタブに入ってきたのだ。

すぐさまシンジは方向転換してミサトに背を向けるようにする。

「んもう。そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃない」

無理を言うな。

「そんなこと言っても・・・・」

彼もこれしか言えまい。

母親に先立たれてから   と、彼が思っているだけなのだが   大人の女性の裸を見たことなどない。

状況を考えれば考えるほど、シンジの体の一部分に血液が集中する。
 

勃っちゃダメだ・・・勃っちゃダメだ・・・勃っちゃダメだ・・・・
 

目を硬く瞑って自分の心に言い聞かせるシンジだったが、ライオンはそれを嘲笑うかのように口をぱっくりと開けて彼を食らい尽くそうとしている。

目を閉じて念仏を呟いているシンジの両脇から腕がニュッと伸びてきて彼を捕まえると後ろに強く引き寄せてしまう。

「わっ!?」

気がついたときには、足をバスタブに投げ出したミサトの上に、同じような格好でのしかかっていた。

「ミ、ミ、ミサトさん!?」

ろれつも回らない。

「スキンシップも大事よね?」

背中に当たるミサトの双丘を感じながらしどろもどろで答える。

「い、いや・・・それはそうですけどやっぱり・・・」

ミサトがそれを皆まで言わせる筈もない。

シンジの胸に手を這わせてそこらじゅうを触りまくる。

「んあっ!・・・ミサトさん・・・・お願いですから・・・」

半べそ。

が、ここまで来てミサトが止めるはずもない。

舌はシンジの耳をねぶり、手はだんだんと下に降りていく。

「わぁ・・・・もうおちんちん固くなってるのね?」

「んあぅ・・・・」

ミサトの乳房を背中に感じた瞬間に、今までの自制も吹き飛び所有者の意向もおかまいなしにソレは屹立していた。

「んふふ・・・・かーわいい♪」

ペニスの皮を剥いたり戻したりとしながら弄ぶミサト。

「ひゃっ・・・・んっく!・・・・」

「シンジ君?・・・昨日今日とよく頑張ったから、ご褒美よ♪」

そう言ってミサトはシンジの体を回し、自分と向き合うようにさせる。

「あ・・・・」

ミサトの裸体をまともに見る格好になり、シンジは下を向いてごまかそうとする。

「シンジ君?・・・これから私達は一心同体なのよ?・・・言ってみればこれは”儀式”なの」

「・・・・”儀式”?」

ミサトに正面から抱かれ、ペニスがこすれて僅かな快感を送りつづけており、それだけで発射してしまいそうだった。

「そうよ。それにこれはご褒美だからね・・・・おちんちんをこの”穴”に入れてみて」

ミサトはそう言うと共に自分のヴァギナを指で開いてペニスが入りやすいようにする。

まあ、お湯の中でもヌルヌルになっているそこは苦労せずに挿入できるだろうが。

「は、はい・・・・」

躊躇しながらも、結局は従ってしまうシンジ。
 

ヌルッ!
 

感触としてはそんな感じだった。

シンジのペニスにえもいわれぬ感触がまとわり付き、ただでさえ発射間近だったそれは簡単に射精してしまった。

「んあああぁぁ!!」

「あら、入れただけでイッちゃったんだ?・・・・フフ・・・でも、オチンチンはまだ固いままね」

ミサトが言うように、ヴァギナの入り口で射精したペニスは硬度はそのままだ。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

浸かっているお湯のせいか、この状況のせいか、シンジの体全体が赤く火照っている。

「奥まで入れてみて」

「は、はい・・・・」

お湯の抵抗がある中、シンジは恐る恐る腰を進める。

「んっ・・・そう、そんな感じ」

15も年下の少年を自分の膣内に受け入れて、彼女は恍惚感に浸っていた。

その恍惚感が性感を引き起こす。

「んあ・・・・そう、そうよ・・・・そのまま出し入れして・・・・あうん・・・・」

「ミサトさん・・・大丈夫ですか?」

苦しげで悩ましげな彼女のうめきを勘違いしたシンジが尋ねる。

だが、腰は止まらない。

もう彼にもコントロールできない。

「あふっ・・・大丈夫よ・・・・シンちゃんのがすっごくイイから・・・」

ミサトの膣内を行き来するペニスだが、2回目と言うこともあってそれなりの持久力を見せたが、そろそろ限界が訪れた。

「ミ、ミサトさん・・・ダメです・・・」

シンジの大きいとは言えないペニスを締め付けるミサトのヴァギナもかなりの物だったし、ミサト自身も限界だった。

「いいわ・・・そのまま膣内に出して・・・溜まってる物を全部吐き出して」

「は、はい・・・・んあうぅぅぅ!!!!」

シンジは許しを得ると我慢していたものを解き放った。
 
 
 
 
 

ぴゅっ!・・・ぴゅるっ!・・・・どぴゅん!
 
 
 
 

湯の抵抗を押しのけて精液が膣内を遡っていく。

そしてそれはミサトにとっての最後のひと押しにもなった。

「ああっ!・・・ダメ!・・・きゃふぅぅぅぅぅ!!!!」

体を痙攣させながらミサトも絶頂を迎え、幾許かの凝固の後、二人ともぐったりとなる。

ミサトはバスタブのふちに両腕をダランとかけ、シンジはミサトの乳房、その谷間に頭をうずめている。

自分が今どういう態勢にいるのかも彼にはわかっていない。

荒い息を整えて、ミサトはシンジを抱え上げて軽くキスする。

「良かったわ。シンジ君・・・・続きはベッドでね♪」

シンジは羞恥70%、不安29%、期待1%の返事をする。
 
 
 

「・・・・はい・・・・」
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

その夜は肉の饗宴になったのは言うまでもない。

もちろんミサトにとっては、だが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


どうするよ?収拾つかんべや!?(笑)


 
 X−69、危機一髪!(笑)
 
 
 

 
 

 

「艦長!右舷から魚雷2!距離は3500!」

ソナー員が緊張しきった声音で伝える。

「ええいくそ!面舵いっぱい!1番発射管、ノイズメーカー装填!」

「艦長!左舷からも来ます!数は4!!」

「クソッタレ!!」

罵りの言葉を遠慮無く吐く艦長。

「だからあれだけ忠告したのに・・・・」

既に悟ったような口ぶりの副長。

「バーロー!寝言は寝てから言え!」

「こんな魚雷作ったら絶対にPさん激怒するって言ったのに・・・」

「やかましい!」

「艦長!右舷の魚雷さらに接近します!」

「1番ノイズメーカー発射!!」

X−69の16本ある魚雷発射管のひとつから、X−69のエンジン音、スクリュー音を発する偽魚雷が放たれた。

「エンジンストップ!!」

「アイ・サー・・エンジンストップ」

「右舷の魚雷、ノイズメーカーを追います!」

ほんの僅かだが、発令所内に喜色が出てくる。

が、それもほんの僅かな間。

「左舷のヤツはどうだ?」

「こっちに真っ直ぐ向かってきます!距離3000!」

「畜生!左舷のヤツは有線誘導だ!エンジン始動!急げぇ!!」

「だから言ったのに・・・・艦長、机上演習でも実働演習でもPさんに勝った事無いじゃないですか」

もはや諦めの境地の副長。

「だからこそ今勝つんだよ!・・・・全速だ!エンジンにリキ入れろ!」

「アイ・サー・・・フルスピード」

操舵手の声が艦長よりも頼もしく聞こえる。

「ソナー、上の位置はわかってるか?」

「ええ、そりゃもう・・・馬鹿でかい音立てて追ってきてますからね。ですが艦長、こりゃ一体なんです?化物みたいにでかそうだってことしかわからんのですが・・・・音紋パターンがどれにも一致せんのです」

「・・・・知るか」

窮地にいながら、艦長は自分達を海底に追い落とそうとしている相手のことを乗員に何も伝えていなかったのだ。

ほとほと呆れ果てた副長。

艦内令達機に近寄りマイクを取る。
 

《えー・・・こちら副長。戦闘中で皆忙しいことはよくわかっているが聞いて欲しい》
 

「バ、バカ!やめろ!!」

おそらくこの後の事態が予想できるのだろう。

艦長は止めようとするが、止める前に副長は喋ってしまった。

《本艦を執拗に追いつづけているのは諸君らもよく知っている世界最大の戦艦だ》

そこまで聞いて艦内からどよめきが起きる。

《そうだ。戦艦”P−31”が我々を沈めようと全力をあげている》

どよめきは喧騒に替わった。

《皆も承知の通り、アレに狙われて無事だった艦船はない。この事態はP−31艦長の再三に渡る警告にもかかわらずウチの艦長がへたれた魚雷を作ったことが原因だ》

艦長は必死になって口の前で人差し指を立てて”静かに”というジェスチャーをしている。

《この場を打開する為には一時的に艦長を拘束。僭越ながら私が代理に指揮を取り”P−31”に降伏することが一番であると私は考える。事が事だけに全乗員の総意という形を取りたい。各科取りまとめの上、艦内放送で返答せよ》

返事は10秒とかからず返ってきた。

《航海科、副長案を支持します》

《機関科、同じく》

《通信科、同じく》

《水雷科・・・ンなこと聞くまでもないでしょう・・・副長に同調します》

《砲術科・・・気持ちはみんな一緒だと思いますがね》

《弾道弾部・・・でかいのを撃ち込めると思ったんですが・・・次の機会にとっときます》

《主計科、同じく》

《飛行科、同じく》

《海兵隊・・・ただいまより発令所に衛兵を送ります》

この間、艦長はただ呆然としているだけだった。

やがて、荒々しい足音と共に海兵隊員がやってきて、風のように艦長をさらっていった。

おそらく艦内にある営倉にブチこむのであろう。

《各科、私の案に賛同してくれたことを感謝する。現時刻をもって本艦の指揮を引き継いだ。ソナー、探信音で上に降伏したい旨伝えてくれ》

「了解・・・・送信しました」

数十秒の沈黙の後、鈍い爆発音が艦体を叩いた。

「副長、追ってきていた魚雷が全弾爆発。おそらく自爆されたものと思われます」

「了解」

やがてどこからともなく探信音が艦体に当たる甲高い音が響いた。

それは1回だけではなく、断続的に何回か続いた。

副長はそれがモールスであること、そして伝えたい内容を読み取った。

満面に笑みを湛える副長。

《諸君!聞いてくれ!・・・・戦艦”P−31”はこちらの申し入れを受諾。攻撃を中止することを伝えてきた!》

まあ、その時の騒ぎと言ったら・・・・

映画「クリムゾン・タイド」のラストシーンと言ったらわかってもらえるだろうか?

「よし!バラストタンクブロー!浮上するぞ!」

「アイ・サー・・・・バラストタンクブロー」
 
 
 
 
 
 
 
 
 

こうして潜水艦X−69はまた一日命を永らえたのだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

なんちゃって(爆)

うーむ・・・そのうち本編よりもコントの方が長くなったりして(笑)
 
 

 

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