「はろー!・・・・え?オマエ誰だって?・・・・な、なんて無礼なヤツ・・・・こ・のアタシを知らないとは言わせないわよ!!」
「ア、アスカ・・・・そんなに言葉を荒げちゃあ・・・・」
「なに言ってんのよ!?・・・・全世界的美少女、惣流・アスカ・ラングレーさまを知らないなんて非国民よ!」
「んな無茶な・・・・」
「でもー・・・・ホントはシンジだけわかっててくれればいいんだけどな♪」
「えぇ!?・・・・うん・・・・僕も、だよ・・・・」
「シンジぃ・・・・」
「アスカ・・・・」
「でぇーい!そこまでぇー!!」
「「うわぁ!!?」」
「私が来たからにはそう簡単にラブシーンにはさせんぞぉ!!」
「アンタ誰よ!?」
「オマエらなぁ・・・・自分たちのいる場所わかってんのか?」
「どこって・・・・船の上よねえ?」
「うん」
「ここは私の船だ!!」
「「へ?」」
「前置きはここまでだあ!・・・・ここでは『The Theater 第1部』で登場した艦船群を紹介するぞお!!」
「え?・・・・ここは僕とアスカの仲の良さを見せるんじゃあ・・・」
「シャーラーップ!!」
大日本帝国海軍所属
軽巡洋艦「綾瀬」
全長203m
全幅21m
排水量14000トン
喫水7.5m
軸馬力14,5000馬力
速力33ノット
航続力18ノットで9000マイル
兵装
98式10p連装高角砲(両用砲)×16
片舷指向門数12基、24門
25o3連装機銃×12
13o連装機銃×30
乗員980名
同型艦ナシ
「なによ・・・・これ・・・・」
「えーと・・・・なんでしたっけ、艦長さん?」
「これは記念すべき「しあたー第1幕」のもう一人の主役だ!」
「ああ、僕が乗るっていう設定でしたね」
「その通り」
「・・・・つまんない・・・・こんなこと相田のヤツにでもやらせなさいよ!」
「彼では場が盛り上がらん」
「はいはい、アスカも艦長さんも、次にいきましょう」
アメリカ合衆国海軍所属
駆逐艦「ベッドフォード」
全長114m
全幅12m
排水量2,110トン
喫水4,19m
軸馬力60,000馬力
速力38ノット
航続力15ノットで6,500マイル
兵装
12,7p両用砲×5
28o4連装機銃×1
20o機銃×4
53,3p5連装魚雷発射管×2
乗員273名
同型艦175隻
「なによこれぇ!?・・・・シンジの船と比べてよわいぃー!!」
「しょうがないだろ、こっちは駆逐艦、デストロイヤーなんだから」
「シンジのは?」
「軽巡洋艦、ライト・クルーザーってヤツだよ・・・・・それにね、シンジ君の「綾瀬」は日本海軍のどの重巡洋艦よりも大きい”軽巡洋艦”だからね」
「なんで?」
「主砲の口径の問題。・・・・10センチ砲が主砲なら種別は”駆逐艦”だっていう意見と、トン数から見て”防空重巡洋艦”だっていう意見があったのさ」
「ふんふん」
「んで、あいだを取って”防空軽巡洋艦”でいこうということになった、っちゅー裏設定がある」
「ふーん」
「ちなみに「ベッドフォード」という名前は佐藤大輔氏の”レッドサンブラッククロス”から拝借しました」
「なによ、パクリなの?」
「オマージュと言ってくれ」
「同じじゃない・・・結局パクってきたんでしょ?」
「対象がなんであれ、自分なりの考えを持ってそれを見直す行為だと思うがね?」
「・・・・少しは考えてんのね」
「私はバカだけど、自分でバカだということがわかってるつもりだからね・・・・あ、ちなみにスケールは無茶苦茶いい加減です。そこんとこよろしく」
「誰に向かって話してるのよ・・・・ま、いいわ・・・・次行きましょ」
「ほいほい」
大日本帝国海軍所属
重巡洋艦「鳥海」
全長203m
全幅19.52m
排水量13400トン
喫水6.32m
軸馬力13,3100馬力
速力34.25ノット
航続力18ノットで5000マイル
兵装
20.3p連装砲×5
12.7p連装高角砲×6
25o3連装機銃×10
13o連装機銃×2
61p4連装魚雷発射管×4
搭載機
水上偵察機 3機
乗員970名
同型艦 高雄、愛宕、摩耶
「あ、父さんと冬月さんが乗った船ですね・・・・・なんか僕が乗ってる船に似てますね」
「よいところに気がついたシンジ君。似ていて当たり前なのだ」
「というと?」
「シンジ君の「綾瀬」の設計には、この「鳥海」(というよりも「高雄」型だね)の青図に改正を加えて使用したという設定なんだ」
「じゃあ同じ型の船なんですか?」
「うーん・・・・兵装その他がまったく違うから・・・純粋な同型艦とは言えないけどね」
「はあ・・・」
「さて、さくさく行こう!」
アメリカ合衆国海軍所属
重巡洋艦「ヴィンセンス」
全長179.22m
全幅18.82m
排水量10.136トン
喫水6.93m
軸馬力107,000馬力
速力32.7ノット
航続力15ノットで10,000マイル
兵装
20.3p3連装砲×3
12.7p高角砲×8
12.7o機銃×8
搭載機
水上偵察機 4機
乗員868名
同型艦 ニュー・オーリンズ、アストリア、ミネアポリス、タスカルーサ、サンフランシスコ、クインシー、ウィチタ
「ああ、何もできないままシンジに沈められちゃった奴ね?」
「その通り・・・しかし、この「ニュー・オーリンズ」型は条約型巡洋艦としてはベストの部類に入る船だよ」
「・・・”じょうやくがたじゅんようかん”ってなによ?」
「ああ、悪いね・・・・条約ってのはワシントン軍縮条約のこと。補助艦(この当時は戦艦を主力艦と称していたんだよ)の備砲、トン数、総保有トン数などに制限を設けたんだ」
「んで?」
「それで、そのワシントン条約に従った補助艦を各国は建造するんだ・・・・それを総称して」
「”じょうやくがたじゅんようかん”?」
「いえす」
「ま、こんな船、シンジの敵じゃないわよね」
「あのー・・・一応あなた方、敵同士なんですけど・・・・」
「あ、そーだ!!」
「??」
「アンタ、この話のケリ、どうやってつけるつもりなのよ?」
「へ?」
「この連載はじめるときにLASだっていってたクセに・・・・どうやってまとめるつもりよ?」
「色々考えておりますよぉ」
「ウソね(きっぱり)」
「うぐっ・・・・なぜそうもキッパリ言い切れるんです?」
「アンタをみてればわかるわよ・・・・先行きなんて全然見てない、行き当たりばったりでしょうが!」
「まあなんとかなるでしょう」
「・・・ホントね?」
「まかせなさい!」
「シンジからも何かいってよ」
「艦長さん、信じてますから(にっこり)」
『・・・・こういうのが一番コワイ・・・・・』
「んじゃ、第2部でもメドが立ったらオマケ作るからよろしくね」
「「はーい」」
「それではみなさん、本編をお見のがしなく!」