最近中学生がどうだ、中学校教師がどうだ、いろいろ言われているが、なんだかんだ いって、中学校教師は大変だと思う。 そんなすぺいんぢんも、金八先生を見て育った世代なんで、 学校の先生に憧れたことがあった。憧れても、なれるもんじゃない。 先生になるためには、普通に卒業する為の単位以外に 教員免許用の単位まで取得せねばならない。そんな七面倒くさい事出来るわけがない。 そんな訳で、手っ取り早く誰でも出来る塾の先生をアルバイトでやってみた(大昔)。 塾っていっても、結構ちゃんとした所だったので、生徒は一クラス20〜30名くらいいる。 ちゃんとした塾なので、最初は生徒はナシで、みっちり教え方の練習をさせられた。 ひとに物を教えるときの基本はどうだ!話をする時の基本はこうだ!と塾長から偉そうに 色々指導を受けながら、なんとか基本だけは身に付いたので、さあ本番ということになった。 中学生って、タダでさえ遊び盛りで、元気の固まりなのに、一見真面目でおとなしそうな私の 授業など全然真面目に聞いてくれない。ちょっと目を離すとすぐにおしゃべりをしだす。 最初のうちは苦労が絶えなかった。そして、だんだん教えるのが苦痛になっていった。 そんなある日、何かムシャクシャしているときに、ある生徒が私の授業を無視して遊んでいた。 ムシャクシャしているときにそんなことされたので、私はプッツン切れてしまい、 「おのれ、何さらしとんのじゃ! このクソガキィ」(訳:君は何をしてるのですか、このウンコ子供) と中学生相手に、心の底から怒ってしまった。。。。。。。。。 それからというもの、みんな私の授業を真面目に聞くようになり、そして 心と心のふれあいの大切さがしみじみとわかったのであった。 ちなみに、バイトをやっていたのは1年間だけで、2クラスもっていたので、日本中に私の 教え子が約40名ほどいる。で多分、今はサラリーマンとかOLとかやってると思う。 (写真は明石海峡大橋) | |